みちえ(お茶の水女子大学/ 横浜市立南高等学校)
- 留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
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- スチュアートカレッジ(カナダ)・日本酒卸売り会社(ニューヨーク)・日本食卸売り会社(プノンペン)
- カンボジア・アメリカ合衆国・カナダ
- ビクトリア・ニューヨーク・プノンペン
- 留学テーマ・分野:
- 海外インターンシップ
私が休学をし留学を開始したのは、2016年9月初旬、修士2年生のときでした。周囲の同級生は就職活動を終え、修士論文を完成させるべく日々実験に取り組んでいました。そんな中私は、大きな情熱を持って応募したにも関わらず、同年6月中旬にトビタテ合格通知をもらってから留学先に到着するその時まで、実は休学をして留学をすることを次の理由からとても恐れていました。
1.休学することによって、周囲よりも社会に出るのがさらに1年~3年遅くなるから。
2.休学によって就職活動が不利になるのではないかと思ったから。
3.研究を一時中断するから。
でも、留学を開始して真っ先に思い浮かんだ言葉は「井の中の蛙大海を知らず」でした。
1.休学することによって、周囲よりも社会に出るのがさらに1年~3年遅くなるから。
→だから何だっていうのか?行った先々で人々が発する「私は私」という空気を感じ、今まで自分が周囲の人と比較ばかりして、何か自分の「欠けている部分」ばかり見つめていた点に気が付きました。そして、むしろ自分にしかないストーリーを描けていることに対して大きな感謝の気持ちが湧きました。
2.休学によって就職活動が不利になるのではないかと思ったから。
→正直、私は病院への就職を希望したため、就活では専門知識が問われるペーパーテストや小論文の結果に重きが置かれ、一般企業と比べて留学経験はあまり重視されませんでした。でも、留学の経験自体が私の人生を台無しにすることなんて100%なかった。むしろ、世界中にできたコネクション、固定観念を壊す出来事…どれを取ってみても、プラスでしかありませんでした。
3.研究を一時中断するから。
→これは反省点であり、皆さんへのアドバイスです。もし、留学内容があまり反映されないのであれば、卒論や修論はかたちにしてから行く方が、留学中に余計なことを考えずに済みます。