国・地域別留学ガイド
フランス

大学生・大学院生
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芸術やグルメの国として知られるフランス。世界ランク上位の経済大国でもあり、多数のノーベル賞やフィールズ賞(すぐれた数学者に贈られる賞)受賞者を出していることでも知られている。
世界大学学術ランキング(2020)で、フランスの大学は総合3位と評価され、テーマ別ランキングにおいて数学分野では世界1位に評価されている。フィナンシャル・タイムズが公表した経営学修士トップ65では、第2位と第3位にランクイン(2020年)するなど、フランスの高等教育は世界的にも高い評価を受けている。
企業との連携が強いこともフランスの高等教育機関の特徴だ。Master professionnel(専門修士)、Licence professionnelle(専門学士)と呼ばれているコースでは、企業内でのインターンシップが必須となっている。インターンシップは、留学生にとってはまたとない経験だろう。プロの世界で実践力となる知識や技術を身につけることは、就職にも役立つだろう。
フランスは、アメリカ合衆国、イギリス、オーストラリア、ドイツに次いで、世界で第5位の留学生受け入れ国だ。フランスに留学するにあたって心配なのは語学だが、英語で授業を行うプログラムも多い。また、教育機関の多くでは国が学費の2/3 程を負担していることもフランスの魅力だ(年間登録料は個人負担。現在は、学生の社会保険負担はなくなっている)。奨学金プログラムも充実している。
外国人留学生も住宅補助を受けることができ、3カ月以上登録する場合は、自動的に学生社会保険に加入できる。また、娯楽費や交通費の学割もある。年間964時間内であれば事前の行政許可なしでアルバイトも可能だ。外国人留学生にやさしく、高度な教育を受けられることがフランス留学の最大の魅力といえる。

大学の入学条件

日本の大学または短期大学の入学試験に合格していること。

必要な語学力

CECRL(言語に関する欧州共通基準)B2以上-DELF B2、DALF、もしくはTCFで相当のスコアが必要。英語で行なわれるプログラムに応募する場合は、英語力の証明が求められる。
※大学付属の語学学校において、大学(院)進学準備講座に関してはA2/B1以上、または試験が実施される場合あり。

出願時期

2021年9月開始の学年度については、前年の11月上旬~留学を希望する年の3月頃までとなっており、2022年9月開始の学年度については、前年の10月上旬~留学を希望する年の3月上旬頃までとなる予定(留学のタイプ、教育機関のタイプによって異なるので要確認)。交換留学の場合、前年の11月頃が学内応募の締め切りに設定されているケースが多い。

生活費(平均)

パリで1,000€/月、地方都市で800€/月程度

CROUS(地域学生生活センター)の学生寮
200~400€/月程度

民間学生寮
600~800€/月程度(パリ)
400~700€/月程度(地方)

滞在先事情

CROUSが管理する学生寮の部屋数は決して多くなく、特にパリでは入寮が難しい。政府系の奨学金受給者、交換プログラムの留学生に優先的に割り当てられている。グランゼコールには独自の寮を持っている機関が多い。大都市には民間管理の学生寮が存在し部屋不足を補っている。全般的には民間の賃貸住宅に住んでいる学生が多い。ホームステイは、短期間(3カ月未満)の語学留学や交換プログラムを除くと少なめ。

渡航前に必要なもの

パスポートの申請や残存期間の確認、ビザ(必要に応じて)、航空券、外貨・クレジットカード等

※就学のためフランスでの滞在期間が3カ月を超える場合は、渡仏前に学生ビザを取得することが必要。現地でビザの申請・取得・変更は一切できないので要注意。学生ビザの申請をする前に、Etudes en France オンラインシステムの手続きを完了する必要がある。ビザ申請の必要書類などについては、在日フランス大使館ホームページ長期滞在学生ビザに関するページ参照のこと。
https://jp.ambafrance.org/article15891
※在日フランス大使館のサイトに別ウィンドウで開きます。

必要書類

フランス政府留学局・日本支局のwebサイト http://www.japon.campusfrance.org を参照。

※フランス政府留学局・日本支局のサイトに別ウィンドウで開きます。

学期制度

学年度は9月スタート。2学期制で、入学時期は9月(大学附属語学学校の場合は後期からも)。

年間登録料

欧州連合加盟国以外の国籍の学生については、国の負担が学費の2/3となり、学生の払う学費は以下のとおり。
学士課程:2770€
修士課程:3770€
博士課程:380€
私立の教育機関、とりわけ商業系の学費は5,000~15,000€を目安とすると良い。

一般的なランチの価格

学食の食事:3.25€
ファーストフード:8€
大衆的なレストランでの食事:10~20€程度

参考になるwebサイト

海外留学支援サイト : http://ryugaku.jasso.go.jp/oversea_info/region/europe/france/

※海外留学支援サイトに別ウィンドウで開きます。

フランス政府留学局・日本支局: http://www.japon.campusfrance.org

※フランス政府留学局・日本支局のサイトに別ウィンドウで開きます。

高校生向けガイド

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その地形的特長からHexagone(六角形)と称されることもあるフランス。各地方がそれぞれ異なる文化的特色を持ち、使われる言葉も地域により多少の差がある。
語学学校に関して、1週間もしくは2週間からの受講が可能。私立の語学学校であれば16歳もしくは17歳以上であれば入学できる学校が多い。
フランスの語学学校はDidactique du FLE(外国語としてのフランス語教授法)に則り、「フランス語でフランス語を教える」直接教授法を採用している学校が大半を占める。また、優良語学学校にはフランス教育省よりLabel Qualité FLEという、教育の質を保証するラベルが授与されている。これらは更新制のため、フランス全土の各語学学校は、常により良いフランス語教育を追及し、授業だけでなく、受入体制や滞在形式の拡充にも尽力している。18歳未満の留学に関しては、ホームステイでの滞在が基本的に義務付けられており、それに併せて保護者の同意書や保護者による夜間の外出許可も必須。
滞在費用は別段安くはないが、一部の観光地を除き、リーズナブルな値段で食事や買い物を楽しむことができる。また、外国人留学生が大学などの教育機関への出願・登録に求められる語学資格(TCF, DELF/DALF)の対策講座も充実しており、これら資格の取得に特化した授業を提供する学校も多い。語学学校によっては付近の高校の生徒との交流をプログラムとして持っている学校もあるが、日本とフランスでは学校の開始時期が異なるため、交流プログラムへの参加を希望する場合、注意が必要。

教育制度

初等教育(日本で言うところの小学校)が5年、中等教育(日本で言うところの中学校・高校)がそれぞれ4年と3年。
バカロレア取得後、一般大学の学士課程は3年、修士課程は2年。

学期制

語学学校であれば入学時期は基本的に選択可能(月曜日や月頭など)。ただし、初学者の場合、学校により入学日が規定されている場合が多い。また、その他大学や高校の場合、秋(9・10月)から前期が始まり、冬(1・2月)から後期が始まる二期生が主。また、各学期中にバカンス(休暇)が設けられている。

出願方法

基本的には申込書を記入し、学校担当者とのやり取りで可能。受講するコースによっては一定の語学力が求められ、語学資格(DELF/DALFやTCF)を提出する必要がある。

入学手続きに必要なもの

身分証明書(パスポート)、各学校所定の申し込み書類、場合により語学能力の証明書(TCFおよびDELF/DALF)※日本で実施されているフランス語検定試験の証明書類はフランスでは認められない。

ビザ

3ヶ月(90日)を越える滞在の場合には申請が必要。入国予定日の3ヶ月前から申請可能。

費用

学費は長期滞在の場合、割引があり、平均して月あたり600~800€程度。滞在費用(ホームステイの場合) はおよそ700~1000€程度

※受講・滞在地域により異なる。

参考になるwebサイト

海外留学支援サイト: http://ryugaku.jasso.go.jp/oversea_info/region/europe/france/

※海外留学支援サイトに別ウィンドウで開きます。

フランスの高等教育機関への留学を促進するためのフランス政府による公式機関: http://www.japon.campusfrance.org/

※フランスの高等教育機関への留学を促進するためのフランス政府による公式機関サイトに別ウィンドウで開きます。

(協力)アンスティチュ・フランセ日本 https://www.institutfrancais.jp/

※アンスティチュ・フランセ日本のサイトに別ウィンドウで開きます。

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