ゆーか(獨協大学/ 千葉県立船橋東高等学校)
- 留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
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- Serve the City, Krogerup Hojeskole, Crossing Borders, A Fairer World
- オーストラリア・デンマーク・ベルギー
- ブリュッセル・コペンハーゲン・タスマニア
- 留学テーマ・分野:
- 海外インターンシップ
留学中に直面したもう1つの大きな壁は言語と表現力でした。元々はハッキリと物事を伝える性格ですが、なかなか英語では伝えられなかったり、言い回しを知らずストレートな強い言い方になって失敗したり、言いたいことを思うように伝える事ができない経験を何度も繰り返した結果、萎縮して口数がとても減ってしまった時期がありました。口数が減り、ヘラヘラ愛想笑いをして、自分の意見を言わない、普段と全く違う私の姿に心の中では焦っているものの殻を破れずに悩んでいました。そんな時に仲良くなったインターン先のジョージア人の友達が繰り返し言ってくれた言葉がありました。
友人「ゆーかはごめんとありがとうを言い過ぎ。なんでそんなに過剰に言うの?謝るようなことしてないし、お礼をたくさん言われることもしてない。当たり前のことをしただけだよ。相手の反応を気にしてビクビクしてる。Say something (なんでもいいから言ってごらん)。」
確かにこの時の私は、何かしてもらうと、異常なくらいありがとうと言ってました。周りの反応が怖かったです。その言葉で少し言葉を発してみようって思いました。そんな時にウイルス胃腸炎になって1週間寝込みました。病院まではジョージア人の友人に付き添ってもらい家まで送ってもらいました。その後、治るまで外に出れずほぼ何も食わずで過ごしていました。胃腸炎が治ってインターン先のオフィスに言って、休んでいた理由をインターン仲間のネパール人の友人に話すと怒られました。
「なんで何も言わないの?知ってたら買い物とかしたのに。Ask Help (人を頼って)。」
昔から忍耐力はものすごくあるのですが、それが裏目に出て人に頼ることができなかったんです。自分でどうにかしなきゃって。でもこの時から少しずつ自分を変えることを意識して状況が変わりました。