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語学力 / その他の言語 189件

仲のいい友人を作る

KOKI(千葉大学/ 徳島県立城東高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • カセサート大学農学部インターナショナルコース
  • タイ
  • バンコク
留学テーマ・分野:
大学生:交換・認定留学(日本の大学に在籍しながら現地単位取得を伴う留学)・農学・森林科学・水産・獣医・畜産

タイ語専攻ではない留学生にとって、現地の言葉を習得するかしないかというのはかなり大きな問題。私もその一人でしたが、1年間という留学生活を送るにあたって、タイ語を辛うじて日常会話レベル程度話せたことによってタイ語のまったくわからない留学生よりはかなり生活面で苦労が少なく、またタイの人々がより親密に接してくれることもあり、より深くタイを知ることが出来たように思います。私の場合、留学中は時間も豊富にあったので、何か目標をたてて(例えば、検定に合格するなど)勉強をすると達成感があると思います。

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中国語(北京語)の早期習得

おもち(新潟大学/ 千葉県立千葉東高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • 国立中興大学
  • 台湾
  • 台中
留学テーマ・分野:
大学生:交換・認定留学(日本の大学に在籍しながら現地単位取得を伴う留学)・理学・数学・物理・化学・生物・地学

私が留学中にぶつかった最大の課題は、北京語という言語の壁です。大学の講義は全て英語で行われるので留学前はひたすら英語のみを勉強していて、北京語は一切準備をしていませんでした。しかし実際留学をすると、大学外では英語が通じないことが多く、早急に北京語の会話能力を高める必要がありました。 私は正しい発音を身につけないまま英語の学習を進めたことで、読めても聞き取れないという苦い思い出が英語学習初期にありました。そのため中国語では発音に重点を置き、中国語を聞くことから学習を始めました。その結果、約3か月ほどでネイティブの方と必要最低限の会話ができるようになりました。

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イタリア語学習

阿部 桃子(東北大学/ 宮城県立古川黎明高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • ヴェネツィアカ・フォスカリ大学
  • イタリア
  • ヴェネツィア
留学テーマ・分野:
大学生:交換・認定留学(日本の大学に在籍しながら現地単位取得を伴う留学)・人類学・言語学・歴史学・社会学・国際文化

イタリア人は英語を話さない人もいるので、イタリア留学の際にはイタリア語は話せたほうがいい。街の人や旅先であった人と話せると世界が広がったりする。とはいえ、日本においてあまりイタリア語の教材は充実しているとはいえない。留学開始時点ではそれほど話せなくても問題ないと思う。ただし、文法知識は身に着けていったほうがいい。イタリアに渡ってから、まずはイタリア人の友人を作る。できれば、日本語を話せる子とあまり話せない子のどちらもいたほうがよい。初めは日本語を話せる子に質問をして、だんだんと日本語の話せない子とも話せるように。最初から日本語を話せないこと話すのは会話が続かず、自分の間違ったイタリア語を指摘されてもわからないかもしれない。できるだけ友人には、間違ったらすぐ指摘してほしいと頼んでおく。留学開始から半年くらいで自分のいいたいことがいえるようになると思う。

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学ぶ機会を作る、とにかく誰とでも話す

松永蒼佑(岡山大学環境生命科学研究科社会基盤環境学専攻/ 山口県立山口高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • カセサート大学大学院農業資源環境経済学分野
  • タイ
  • バンコク
留学テーマ・分野:
大学院生:交換・研究留学(日本の大学院に在籍しながら現地大学院内で学ぶ留学)・農学・森林科学・水産・獣医・畜産

現地の農業を学ぶと決心したはいいが、留学開始までタイ語はほとんど話せない・まったく読めない状態だった。留学前半(6ヶ月)を語学習得のための学習期間に設定し、様々な学習方法を検討した。日本からタイ語参考書を持参したが集中力が続かず、思い切って大学近く(大学から約10kmとはいえ朝の渋滞で満員バスで片道1時間以上かかった。)の語学学校に毎朝通い、午後は大学院で講義・研究という生活を続けた。タイ語でタイ語を学ぶ直接法の学校だったため独学よりも集中的に学ぶことが出来た。さらに、留学先大学の人文学部タイ語学科開講の講義も聴講したため、毎日タイ語を学ぶ環境を作った。また日常生活においてもタイ人とはタイ語でしゃべるというルールを自分自身で設定していたため、英語・日本語にまったく触れないような日もあった。タイ人の友人や教員も私との会話はタイ語で行うことに協力してくれて、間違いは指摘してくれたこともあり留学半年後はタイ人とタイ語で話すことがとても楽しくなった。

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英語が伝わらない国での生活

ハヤシ(京都大学/ 熊本県立熊本高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • 国立ウクライナ環境生命科学大学
  • ウクライナ
留学テーマ・分野:
大学院生:交換・研究留学(日本の大学院に在籍しながら現地大学院内で学ぶ留学)・農学・森林科学・水産・獣医・畜産

ウクライナは英語圏ではないので言語はウクライナ語かロシア語。大学生ですらあまり英語を喋れる人はおらず、ましてやドミトリーのおばさん達は喋れるはずもない。それでもボディーランゲージや少しだけ覚えたウクライナ語を伝っていくうちに向こうから声をかけてくれたり(ウクライナ語で)、笑顔を見せてくれるようになった。

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デンマーク語が全く分からない!でも大丈夫!

ウェスティー(島根大学/ 岡山高校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • エグモントホイスコーレ
  • デンマーク
留学テーマ・分野:
専門留学(スポーツ、芸術、調理、技術等)

私はデンマークに留学しましたが、デンマーク語が全く分からない状況で行ってしまいました。最初はかなり不安でしたが、現地の方のほとんどが英語を話すことができるし、授業も英語の通訳が入るので、コミュニケーションをとるのに特に困ったことはありませんでした。しか、ごくたまにデンマーク語しか話せない人もいました。そうした人たちと話をしたいと思ったときはどうしたかというと、とりあえず笑顔で、誰でもわかるような挨拶をデンマーク語でしてみる、ということです。そのあとの話がデンマーク語で上手くできなかったとしても、ジェスチャーや簡単な英語またはデンマーク語の単語を言うと何となくお互い理解できたりするものです。要はまず話しかける勇気が必要。言語の壁はどうにかなると、私は思います。

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ドイツ語の上達について

カフェー(東京外国語大学/ 神奈川県立弥栄高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • ボン大学大学準備コース、神学部
  • ドイツ
  • ボン
留学テーマ・分野:
その他のテーマ

英語圏以外の地域に留学する場合、言葉の壁というものはより一層大きく見えるのではないでしょうか。中学高校と基礎を学んできた英語と違って、大学から学び始めた言語はまだまだ習得のために費やした時間が足りず、特に留学前半はいろいろと苦しむこともあるでしょう。しかし、怯んでいてはどうしようもありません。折角その言葉が話されている国、地域に来たのだから、多くの事を学んで帰りましょう。母語話者がどのような場面でどのような単語、言い回しを選択しているか、また自分が思っていたのとは違うイントネーション、発音等、教科書からは得られなかった気づきがたくさん出てくるはずです。こうした気づきを身をもって体感することは言語習得においてとても大切なことだと思います。間違えてもいいのでたくさん話してみましょう。間違えて恥ずかしいと思うことも自然です。その恥ずかしいという感情が、間違えた事柄と強く結びつき、記憶することに役立ってくれると思います。そしてなにより、目標言語のインプットをたくさんすることが重要です。アウトプットばかりしていても、自分の中にそれを支える基盤がなければ、同じような構文と同じような単語を何度も使うだけで、それほどいい練習になるとも思えません。私はインプットとしてドイツでできた友達と話すだけでなく、映画、Youtube、ポッドキャストなどで自分の興味の持てる事柄をドイツ語で聞く時間を増やすようにしていました。

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そんな言語が地球にあることも知らなかった言語を半年後に操っているためには?

渡部清花(Jess)(静岡文化芸術大学/東京大学大学院/ 静岡県富士見高校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • 国連開発計画(UNDP)
  • バングラデシュ
  • チッタゴン丘陵地帯
留学テーマ・分野:
海外インターンシップ

バングラデシュの公用語は「ベンガル語」です。 国民の99%がベンガル語を話す国で、私の活動エリアは、先住民族たちが暮らす特別な地域でした。 言語も先住民族語。 暮らし始めて2週間経って気がついたのは、この言葉には文字もないこと。 (正確には昔はあったが消えてしまったということ) せっかくベンガル語の日常会話を学んで行ったのに意味もありません。 とはいえ、文字のない言語なんて学ぶのは生まれて初めてです。 活動をしに行ったのに、朝から晩まで、現地の人たちの会話がひとつもわからない・・・ 最初は文字どおり身振り手振りで生き延びる約3ヶ月。 文字がありませんから、耳で覚えるしかありません。 それでも、毎日毎日聞いて聞いて覚えて使っているうちに、3ヶ月経ったある日、昨日まで音楽のようにしか聞こえていなかったセンテンスが、単語単語に区切れて聞こえるようになったのです。 その日以降、霧が晴れたように言葉がわかるようになりました。 いまは、まったく問題なく聞き、話し、インタビューできます。 とにかく用がなくても現地の人と一緒にいること。 一緒に食べ、話し、暮らすこと。 上達のコツはそれだけです。

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言葉の壁

はるか(東京都市大学/ 沼津西高校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • ボランティア団体Share the Wind
  • カンボジア
  • シェムリアップ
留学テーマ・分野:
海外ボランティア

非言語ランゲージやボディランゲージでどうにかなるだろうと思っていたので、カンボジア言語のクメール語も勉強しなかった。しかし、どうなるものではなかった。結局現地で生活していくうちに覚えていったが、意思疎通とれないことは苦しかった。特にカバンづくりは遊びではなく、仕事であるがその中での指示出しやアドバイスを伝えたりする際は、とにかく身ぶり手ぶりと片言のクメール語。言葉の偉大さを実感するとともに、ボディランゲージの大切さを実感した。

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