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語学力 / その他の言語 189件

話せない言語が公用語の国に行くときのポイント

梶谷 拓未( 京都市立堀川高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • Tumaini for Africa Foundation
  • タンザニア
  • アルーシャ
留学テーマ・分野:
短期留学(3か月以内、語学・ボランティアなど各種研修含む)・海外ボランティア

私の留学先だったタンザニア共和国の公用語は、第1がスワヒリ語、第2が英語です。公用語とは言っても英語は一定の教育を受けた人しか話せないので、スワヒリ語を話せるに越したことはないというような状況でした。できるだけ現地の人達と深く関わりたかった私は、留学が決まったすぐ後からインターネットと書籍を使っての学習を始めました。インターネットについては、20を超える言語を使って約60の言語を無料で学ぶことができる「Duolingo」(ウェブサイト、アプリ等)がお勧めです。文法事項の説明が一切ないのが玉に瑕ですが、ひたすら単語やフレーズのクイズで学ぶのである意味自然な言語習得に近いかもしれません(マイナーな言語のコースは、英語を用いてしか学べないものもあります)。書籍については、スワヒリ語の解説書は日本には数種類、しかも観光を主眼に置いたものしかなくて苦労しましたが、書店で自分に合いそうなものを2冊選んで買いました。現地の人にとって、海外から来た人が自分の言語を話せるというのはとても嬉しいことです。その人やその人の国の文化に興味を持っているのだということが自然に伝わり、仲良くなりたいと思ってもらうための素晴らしいツールになります。ホームステイ先の大人にでも同年代にでも、街ですれ違う人にでも、挨拶だけでもさらっと言えれば心から喜ばれます。是非、初めての言語でも頑張って勉強し、現地の人達と素晴らしい関係を築いてください。

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英語以外の言語の必要性

Kastanie(信州大学大学院/ 愛知県立松蔭高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • ライプツィヒ大学
  • ドイツ
  • ライプツィヒ
留学テーマ・分野:
大学院生:交換・研究留学(日本の大学院に在籍しながら現地大学院内で学ぶ留学)

英語以外の言語ははっきり言って必要ありません。趣味でやるのはいいけれど英語はやったほうが簡単だしいろいろな面で得をします。なので英語以外で留学する場合は楽しめれば十分です。

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語学力向上の源

國吉 良輔(東京工業大学大学院/ 早稲田高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • 清華大学材料学院
  • 中国
  • 北京市
留学テーマ・分野:
大学院進学(修士号・博士号取得)

度々、「語学力を上げるには、外国人の恋人を作るといい」といった話を聞きます。私の場合はこのケースではありませんでした。 私が中国語を学び始めたのは、大学1年の必修科目である第2外国語で中国語を選択したときでした。その講義では、ほかの科目と同じように、一定の成績を収めることができていました。 しかしながら、初めて現地へ旅行した際に、中国語を学習していたにもかかわらず、言葉が通じない・理解できないといったみじめな思いを経験しました。共に行動した友人は中国語に精通しており、私だけができない状況により、その劣等感を重く感じる経験でした。私にとって、現地での行動に必要で、それができるかどうかで異文化経験に大きく影響するであろう語学において、身近な人と比べたうえで感じる劣等感が自らにあり、それをなんとか補いたいという思いが、語学学習を続ける原動力になっていると思います。

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フランス語にて苦労

François(九州大学/ 福岡県立修猷館高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • パリ・ラ・ヴィレット建築大学
  • フランス
  • パリ
留学テーマ・分野:
大学院進学(修士号・博士号取得)

渡航後に英語は通じない環境だということになり、フランス語の勉強を真剣に始めました。今考えると遅すぎました。ヨーロッパのどの国よりも、大学での英語が通じにくい国だと思いますので、なるべく早くフランス語の準備を始めた方がよいかなと思います。 パリには良質で安い語学学校がひしめいているので、私は語学学校に毎日通いました。選択肢としては、早めに渡航してまず語学留学をしてから、専門的な大学などでの学修を始めるのもありだと思います。また、語学学校は大学で出会うようなハイステイタスな人々ではなく、様々な理由でフランスに来ている外国人と知り合えるので、とても良い経験でした。また、同じレベルのフランス語で会話ができる友達であったことも、語学のレベルアップという面では重要だったと思います。

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私のフランス語勉強法

しろ(神戸大学/ 茨城県立竹園高校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • リール第三大学、Association Ganbalo
  • フランス
  • リール・パリ・モンペリエ
留学テーマ・分野:
大学生:交換・認定留学(日本の大学に在籍しながら現地単位取得を伴う留学)

私は大学から、第二外国語としてフランス語を勉強し始めました。 大学1年の時は、必修だったので履修したというぐらいで、成績は悪くはなかったですが良いとも言えず、テストのための勉強のみをしていました。 大学2年次以降は、フランス留学を視野に入れていたため、必修ではありませんでしたが、授業をとっていました。3年の秋から交換留学をするのならば、2年の秋のDELFでB1レベルを取得したほうが良いと先輩や先生からいわれていたので、自分で参考書や、DELFの対策本を買って勉強しました。無事に2年の秋にB1を取得し、その後も自分で勉強を続けていました。 実際に留学してみて、(分野にもよるとは思いますが)フランス語で授業を受けるのであればやはりB2レベルぐらいの語学力がないときついと思います。また、文法も大事ですが、リスニング能力と語彙力はきちんと磨いておくべきだと思いました。 参考までに、以下、私が使っていた参考書やサイトを記しておきます。 ・DELF対策本:Didier社のもの ・TV5 monde (http://apprendre.tv5monde.com/ja) ・『即効!フランス語作文: 自己紹介・メール・レシピ・観光ガイド』足立和彦ほか、駿河台出版社、2015 ・『清岡&レナ式 フランス語初級卒業講座 文法が好きになる1200問』清岡 智比古ほか、NHK出版、2012

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Tandem ~フランス語やっぱり必要じゃん~

松尾博史(東京工業大学/ 山口県立山口高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • スイス連邦工科大学ローザンヌ校・Microengineering・LSRO
  • スイス
  • ローザンヌ
留学テーマ・分野:
大学院生:交換・研究留学(日本の大学院に在籍しながら現地大学院内で学ぶ留学)

学校内では英語ですべて事を済ませられるが,一歩学外に出ると,ローザンヌは意外と英語を話せない人が多い!!! スーパーでも郵便局でも役所でも,英語を話せない人の方が多く,フランス語がどうしても必要だった(特に自分の場合は所属していた合唱団のメンバーが年配の方がメインでほぼフランス語のみだった) Semester前のIntensive courseも履修したが,周りのヨーロッパ圏から来た友人たちはすぐフランス語を話せるようになっていき,完全に置いて行かれていた. その状況から一転して,フランス語が急激に伸びたのは,Tandemを利用し始めてからだった. 週に2時間2回やっていたが,相手が良い人だったこともあって,ぐんぐん伸びていった. Tandem利用のコツとしては,時間が合わせやすかったり,自分と合う人に当たるまで,いろいろ相手を変えてみることが挙げられると思う.

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相手の言ってることが分からなかった時の聞き返し方

Nobita(金沢大学/ 松本深志高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • レーゲンスブルク大学
  • ドイツ
留学テーマ・分野:
大学生:交換・認定留学(日本の大学に在籍しながら現地単位取得を伴う留学)

留学中のコミュニケーションのほとんどはドイツ語だったのですが、自分の言いたいことが伝わらないことよりも、相手の言っていることがわからないということのほうが多かったです。そういう時に、理解できるまで聞き返すべきなのか、それともそれほど重要なことではなさそうなときはわからなくても笑顔でうなずいておくべきなのかですごく悩みました。何度も同じこと聞き返すと、もういいや、ってなってしまう人も実際にいるし、会話の流れもとめてしまうし、でもわかってないのにわかったふりするはいやだし、どうしたらいいのかわからなかったです。そんな中で留学中にいろんな人と会話して気が付いたのは、聞き返すときにただ単に「もう一回言って。」というのではなくて、「それってこういう意味?」とか「もしかしてこうゆうこと?」とか「○○っていう単語がわからない」というようにできるだけ具体的に聞き返すようしたほうがスムーズに会話が続けられると思いました。

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ドイツ語習得までの流れ

Hokuto(東京音楽大学/ 明治大学附属明治高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • ベルリンフィルハーモニー
  • ドイツ
  • ベルリン
留学テーマ・分野:
専門留学(スポーツ、芸術、調理、技術等)

留学するまで全くドイツ語を勉強せず、英語を勉強していた為ビザの取得などが非常に困難でした。 その為語学学校に行く決心をし、実費で語学学校に行きました。 留学内容のほかに週5回1日4時間の学校生活は予想以上に大変なものでしたが、実費だったこともありきちんと毎日通い、学校帰りにはなるべく友人とドイツ語で会話するなど積極的に取り組みました。 結局留学内容で取れる時間が少なくなり通っていた期間は3か月間のみでしたが日常生活を困難なく話す程度には成長することが出来ました。 月並みな意見ですが語学に関してはどれだけ集中力と興味を持って時間を費やせるかだと思います。教科書の外、会話で学ぶことは現地ならではのものでした。

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ドイツ語がわからない!

やー(東京工業大学大学院/ 東京都立西高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • ウィーン工科大学建築学部
  • オーストリア
  • ウィーン
留学テーマ・分野:
大学院生:交換・研究留学(日本の大学院に在籍しながら現地大学院内で学ぶ留学)

オーストリアはドイツ語が公用語だが、私はあまりやっていかなかった。結果授業中も周りは皆ドイツ語でしゃべっていたので疎外感を感じることがとてもあったが、つたなくても積極的に英語で気にせず話しかけるようにした。

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