話せない言語が公用語の国に行くときのポイント
梶谷 拓未( 京都市立堀川高等学校)
- 留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
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- Tumaini for Africa Foundation
- タンザニア
- アルーシャ
- 留学テーマ・分野:
- 短期留学(3か月以内、語学・ボランティアなど各種研修含む)・海外ボランティア
私の留学先だったタンザニア共和国の公用語は、第1がスワヒリ語、第2が英語です。公用語とは言っても英語は一定の教育を受けた人しか話せないので、スワヒリ語を話せるに越したことはないというような状況でした。できるだけ現地の人達と深く関わりたかった私は、留学が決まったすぐ後からインターネットと書籍を使っての学習を始めました。インターネットについては、20を超える言語を使って約60の言語を無料で学ぶことができる「Duolingo」(ウェブサイト、アプリ等)がお勧めです。文法事項の説明が一切ないのが玉に瑕ですが、ひたすら単語やフレーズのクイズで学ぶのである意味自然な言語習得に近いかもしれません(マイナーな言語のコースは、英語を用いてしか学べないものもあります)。書籍については、スワヒリ語の解説書は日本には数種類、しかも観光を主眼に置いたものしかなくて苦労しましたが、書店で自分に合いそうなものを2冊選んで買いました。現地の人にとって、海外から来た人が自分の言語を話せるというのはとても嬉しいことです。その人やその人の国の文化に興味を持っているのだということが自然に伝わり、仲良くなりたいと思ってもらうための素晴らしいツールになります。ホームステイ先の大人にでも同年代にでも、街ですれ違う人にでも、挨拶だけでもさらっと言えれば心から喜ばれます。是非、初めての言語でも頑張って勉強し、現地の人達と素晴らしい関係を築いてください。
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