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語学力 / その他の言語 189件

使うことが上達への一番の近道!

坂田 求(鳥取大学大学院/ PL学園高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • メキシコ国立北西部生物学研究所/メキシコ国立農牧林業研究所
  • メキシコ
  • ラパス・タパチュラ
留学テーマ・分野:
大学院生:交換・研究留学(日本の大学院に在籍しながら現地大学院内で学ぶ留学)

私はメキシコに留学する以前、スペイン語は第二外国語の授業でとっていたのですが週一度の授業では日常生活をするのでやっとのレベルでした。そんな私が帰国までに語学学校にも通わずに研究所でのゼミで発表したり、インターンシップが問題なくできるレベルまで成長できたのは、24時間、毎日ネイティブのホストファミリーと一緒に生活したからだと思っています。はじめはほとんど今日あった出来事も話せるかどうかという状況でしたが、しっかり話を聞いてくれようとする家族のおかげで、実践的な練習を毎日重ねることができました。自分の話したい!伝えたい!という気持ちも日に日に強まり、自然と会話に出てくる語彙を増やそうとスペイン語でニュースを読んだり聞いたりして学ぶようにもなりました。こういった日々の実践的な言語を”使う”ということが私の語学力を引き延ばしてくれたように感じています。

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「自分からいけない」は通用しないと諦めること

サキ(東京藝術大学/ 実践女子学園高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • カタルーニャ工科大学
  • スペイン
  • バルセロナ
留学テーマ・分野:
大学生:交換・認定留学(日本の大学に在籍しながら現地単位取得を伴う留学)

大学の授業もスペイン語だし、英語もそんなに達者ではなかったので、それなりにスペイン語が喋れるようになるまでは大変でした。そんな中で自分が楽しく過ごすにはどんなに拙い喋り方でもとにかく自分から話しかけて場数を踏んで行くしかありませんでした。相手に変なヤツだと思われてもいいからとにかく明るく振舞っているうちに、本当に気の合う友人を見つけることができたと思います。

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周囲の人、現地学生、先生に質問する

伊藤 鈴(信州大学/ 茨城高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • カトリック大学ルーヴェン, バウハウス大学ヴァイマル
  • ドイツ・ベルギー
  • ルーヴェン・ヴァイマル
留学テーマ・分野:
大学生:交換・認定留学(日本の大学に在籍しながら現地単位取得を伴う留学)

英語だと言われていた授業が、いざ出席してみたらオランダ語でした。授業内容を聞き取ることが難しかったので、同じ授業をとっていた現地学生に質問したり先生に英語で補足してもらったりして乗り切ることができました。

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ご飯に行く

みっつ(東京工業大学/ 山手学院高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • 清華大学社会科学学院心理学科
  • 中国
  • 北京
留学テーマ・分野:
大学院進学(修士号・博士号取得)

とてもシンプルですが、中国語を早く身につけるために中国人と頻繁にご飯に行くように心がけました。2人のご飯はスピーキングや細かい文法の確認ができて、一方それ以上のご飯ではリスニングが鍛えられることがわかったので、そのように使い分けました。

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日常生活での実践を通して学ぶ

Miku(お茶の水女子大学/ 北海道登別明日中等教育学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • ブカレスト大学哲学部ユネスコ学科異文化間コミュニケーション・コース
  • ルーマニア
  • ブカレスト
留学テーマ・分野:
その他のテーマ

日本では語学教本が数冊しかなく発行年も古い。文法や語彙も網羅されていなかったが、英語に不自由がなく仏語は1ヶ月間の語学研修経験があったこと、ルーマニア語はロマンシュ語系であったため多少理解することはできたが語彙の40%がスラブ語であるため学ぶ必要があった。 英語話者のための教本を現地の本屋で見つけて文法や語彙を学んだ。インターンシップ先での接客やクラスメイトとの会話を通して自発的に言語文化の学習に努めた。

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求められるのは、語学力かコミュニケーション能力か

サイトウ(静岡大学大学院/ 静岡県立伊東高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • ブラウンシュバイク工科大学機械工学科
  • ドイツ
  • ブラウンシュバイク
留学テーマ・分野:
大学院生:交換・研究留学(日本の大学院に在籍しながら現地大学院内で学ぶ留学)

語学とコミュニケーション能力について、真に求められるのはコミュニケーション能力だと、留学を通じて感じました。それは、全然言葉を知らなくても、いろんな人とコミュニケーションを取れる外国人が私の周りにはたくさんいたからです。話そうとする意思表示ができれば、相手も聞こうと努力するので、語学力はあくまでコミュニケーションの一つの手段だということです。留学当初は、英語やドイツ語に自信がなかったので、コミュニケーションを図るのにとても苦労して、家で勉強ばかりしていましたが、正直それは日本でも十分にできることです。自己開示をして、どんなにくだらなくても、話したいという気持ち、が大切です。

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そのうちできる

Anna(早稲田大学/ 私立法政大学高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • 復旦大学新聞学院コミュニケーション学科
  • 中国
  • 上海
留学テーマ・分野:
大学生:交換・認定留学(日本の大学に在籍しながら現地単位取得を伴う留学)

ものすごく適当に聞こえるかもしれませんが、語学は最初の辛抱が肝心だと思っています。というのも、私はこれが二度目の留学だったのですが(他言語)、なんとなく「染みてくる」感じに秘訣があったわけでもありません。とにかく、語学に触れてみる、そしてその国でいろんなサービスを使ったり、漫画を読んだり、もちろん勉強もするっていう包括的な行動が大事だと思います。最初はできずに辛いと思いがちですし、私も実際できない自分に落ち込むことは二度目だろうが容赦なくあったので、とにかく我慢と毎日気楽にやることだと思います。個人的な体験ですが、語学は口にするといいと思います。独り言をよくブツブツ部屋で喋っていたこともありました。(笑)正しい言い方なんてのはうまくなったら身につければいいと思います。まずは自分の言いたいことをとりあえずでいいので発してみましょう!そして我慢です!

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フランス語はフランス人だけが使うわけじゃない!

なかちゃん(東京外国語大学/ 東京学芸大学附属高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • パリ第3大学、アート&メディア専攻
  • フランス
  • パリ
留学テーマ・分野:
大学生:交換・認定留学(日本の大学に在籍しながら現地単位取得を伴う留学)

フランス語を習得しようと思った時、フランス人と実際に会話するのが一番いい、それは間違いありません。ですが、フランス人にとってフランス語は母語なので、こっちが少しでも喋れるとわかるとマシンガントークでくることがよくあります。私は最初その勢いに圧倒され、フランス人と面と向かって話すのが怖くなってしまっていました。しかしながら、私と同じように留学生としてフランス語を学んでいる人は沢山いました。そこで、その人たちとフランス語で積極的に会話をすることで、次第にフランス語で話すという行為に抵抗がなくなりました。話すことに自信がついてくると、フランス人に対しても怯えることなくわからなければ聞き返すことができるようになり、会話が一方通行じゃなくなりました。このように、フランス語を学ぶためにはフランス語圏の人とだけ付き合ったりフランス映画・音楽だけに専念したりする必要はないと思います。私自身韓国人やドイツ人の友達とフランス語で会話したり、ハリーポッター映画のフランス語版を見たりする中でフランス語を楽しく勉強することができたので、自分のやりやすい方法で語学を実践することを皆さんにもおすすめしたいです。

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インドネシア語は「てぃだあぱあぱ(なんとかなる)」

なんちゃん(島根大学/ 三田市立北摂三田高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • Bogor Botanic Garden, Royal Botanic Garden Sydney, Bioneer Permaculture Studios
  • インドネシア・オーストラリア・ニュージーランド
留学テーマ・分野:
海外インターンシップ

英語で押し切るつもりで、インドネシア語は本当に全く勉強せず挨拶だけ覚えて現地に着いた瞬間周りは誰も英語を話せない(ホストファミリーも)状況でいきなり死活問題に、、 初日に本屋さんに連れて行っていってもらい、それからは辞書を片手に毎日とにかく喋りまくることを意識していると全く文法書や授業等なくてもある程度身に付きました。 インドネシア語は文法も発音も難しくないのでいかに単語の意味を覚えるか、慣れるか、だと思います。今全くできない人も大丈夫です、てぃだあぱあぱです。

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スペイン語がわからなくて、それよりも大切なことに気づけた話

けんたろう(法政大学/ 神奈川県立多摩高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • 在亜日本人会 / ブエノスアイレス大学
  • アルゼンチン
  • ブエノスアイレス
留学テーマ・分野:
海外インターンシップ

スペイン語はもちろん出発前に勉強していきました。文法は網羅する程度には。日常会話は大丈夫だろうと思いアルゼンチンに乗り込んだわけなのですが、さー困ったことに、相手の言葉が全くと言っていいほど聞き取れませんでした。私が勉強していたのはスペインのスペイン語とアルゼンチンで話されているものは少し異なることもあり、さらには彼らの話すスピードが速すぎるということもあり、困った困った状態でした。留学の始めで、やる気もMAXなのに相手と思うようなコミュニケーションができず、スペイン語を勉強し直すしかありませんでした。と言っても私の留学は8ヶ月とそんなに長くはありません。 勉強計画を立てている時に、私の活動で一番大切なのは、スペイン語能力よりも、相手の想いをききだせるような信頼関係を築くことだと気がつきました。 そして、留学の前半で彼らとの信頼関係を築きながら、スペイン語の向上を目指すことを決め以下のことを実行しました。 ⑴寮に住んでいる人と毎日最低10人とどうにか会話をする。ひたすら絡む。 ⑵必ずノートとペンを持ち歩き、新しく聞いた単語や表現をメモし、単語帳をつくる。それを学校へ行く電車の中や寝る前などで覚える。 ⑶スペイン語で日記を書き、寮生に添削してもらう。学校の宿題を寮生に手伝ってもらう。 こうすることで、短期間で寮生と信頼関係を築くことができ、スペイン語もだいぶ向上させることができました。信頼関係とスペイン語のおかけで留学後半のヒヤリング調査等はかなり順調に行えました。 スペイン語力の低さで出端を折られたからこそ、より大切なことに気がつくことができ、これにより予想以上に濃い留学になりました。 自分に必要なことと目標の両方を見失わずに入られたことが良かったのかなと考えています。

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