留学大図鑑 留学大図鑑

語学力 / その他の言語 186件

カタコトでも現地語が一番

もも(奈良女子大学大学院/ 香川県立高松高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • LPSC研究所・欧州原子核研究機構(CERN)
  • スイス・フランス
  • グルノーブル・スイス
留学テーマ・分野:
海外インターンシップ

私の勝手な思い込みでしたが、ヨーロッパのスーパーマーケットや公共施設では、現地語だけではなく英語表記も必ずあるのだと思っていました。しかし実際に暮らしてみると、予想以上にフランス語表記しかないお店や施設がほとんどでした。現地へ行ってから慌ててフランス語を勉強したのですが、会話できるレベルにまでは上達しなかったものの、挨拶や簡単な単語くらいは言えるようになりました。現地の人は、カタコトであっても現地語で話しかけた場合の方が喜んでくれたので、勉強した甲斐がありました。複数の言語を勉強することは大変ですが、簡単な単語くらいは覚えておくと現地に行ってから慌てずに済みますし、現地の人と仲良くなるきっかけが増えると思います。

続きを見る

最大の壁・中国語力

カナエ(お茶の水女子大学/ 湘南白百合学園高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • 国立政治大学
  • 台湾
  • 台北
留学テーマ・分野:
大学生:交換・認定留学(日本の大学に在籍しながら現地単位取得を伴う留学)

私の留学の最大の壁は本当に中国語力でした……。 到着してすぐにタクシーに乗るも全然通じず。スマホで大学名を見せてその場をしのぎました。大学に到着しても、もしバディが日本語を話せなかったら本当にしんどい1日だったでしょう……日本語が出来る台湾人に甘えきるのは良くない!と思い、その日からなるべく中国語を使うと心に決めました。同じ時期に台湾に留学していた日本人の友達に言語交換相手を募れるネット掲示板を紹介してもらい、多いときには7人の台湾人と授業のある日以外に言語交換をしていました。 大学の授業が始まると全く何を言っているのか分からずディスカッションにも全く参加出来ず、あまりの緊張感に授業前に必ず胃が痛くなりご飯が食べれないという日々がしばらく続きました。一部の授業では先生や他の学生が英語を使ってくれましたが、英語もイマイチな私。当時は本当に申し訳無さの塊でした。 課題も毎週のように出され、ほぼ毎週プレゼンかレポートがありました。言語交換のペースは落としたくなかったので、徹夜をして課題をやるときもありました。そのせいもあってか3か月連続で風邪を引きました。日本だと1年に2回引くか引かないかという人間が、です。 でもそんな大変な中でも、言語交換と課題のおかげで最後はトビタテの実践活動が行えるくらいに中国語力が伸びました。授業と課題に真面目に取り組んで、全ての履修した授業で好成績を修められました。言語交換をしてくれた台湾人たち、課題の添削をしてくれた台湾人たち、下手な中国語でもお互い励まし合って頑張ったルームメイトの韓国人たちに大感謝の5ヶ月でした。

続きを見る

やらなければいけに状況に自分を追い込め!

栗田 真由子(立教大学/ 神奈川県立横浜国際高校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • バスク大学、社会コミュニケーション学部
  • スペイン
  • ビルバオ
留学テーマ・分野:
大学生:交換・認定留学(日本の大学に在籍しながら現地単位取得を伴う留学)

出発する前のスペイン語力は、大学で1年半学んで一通りの文法を終えたくらいで、実際に自分の思ったことを伝えるのは難しいレベルでした。8月から留学が始まり、10月にはもう、自身で企画したイベントが待ち構えていました。その準備期間は2か月しかありませんでしたが、イベントではバスクの人に受け入れてもらうという意味でも、絶対に英語を使いたくなかったので、その時までに何としてでも話せるようになりたいという想いがありました。スペイン語のクラスはクラス分けテストの結果、(日本人は文法が得意なので)自分より物凄くレベルの高い一番上のクラスで受けることになりました。毎回、授業に食らいつくのに必死で、予習と復習を欠かしませんでした。また、積極的に外に出るようにしました。実際に話すことで会話の練習ができ、友達と会うたびに、聞き取れることも話せることも増えていくのが実感できました。そのおかげもあって、イベントの日にはた沢山のお客さんと、スペイン語だけで話すことができるようになっていました。言語上達のコツは、言語を完璧にしてから何か行動を起こそうと考えるのでなく、目標を明確にもって、あとはひらすら話まくって練習することだと思います。私も、間違うことを恐れず、いろんな場所に出向き、いろんな人と話すことを通して、言語上達だけでなく沢山のコミュニティができました。

続きを見る

どうすればフランス語を話せるようになるのか

まっちょす(関西学院大学/ 奈良市立一条高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • パリ観光局(L'office de tourisme de Paris)
  • フランス
  • パリ
留学テーマ・分野:
海外インターンシップ

留学開始までにある程度の語学力を身につけておくことでいろいろなことがスムーズにいきます。例えば語学学校を日本から申し込む際にメールでのやりとりをフランス語ですることでスムーズにいきました。また、スーパーで買い物をする際にも単語の知識があれば大変役に立ちます。 初めて学ぶ言語でも、留学までに挨拶や基本的な単語を覚えておくと気持ち的にも楽になります。

続きを見る

言葉を使わない会話

チンタオ(岡山大学/ 甲陽学院高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • デブレツェン大学医学部付属病院
  • ハンガリー
  • デブレツェン
留学テーマ・分野:
大学生:交換・認定留学(日本の大学に在籍しながら現地単位取得を伴う留学)

基本的に患者さんはハンガリー語しかしゃべれない、というのが一番のネックでした。旧ソ連による教育主導の影響というのも大きかったと思います。一通り英語での診察などができるようにはしていましたが、全く通用しませんでした。 個人的に行った解決法としては、 1.挨拶はハンガリー語で! 何人であろうと挨拶はやはり欠かせないのでこれだけはスムーズに受け答えできるようにしていきました。向こうも留学生だとわかっていて、頑張ってハンガリー語で話してくれることに嫌な気持ちはないはず。日本から来ました、など簡単な自己紹介ができると喜んでくれる患者さんも多かったです。 2.ボディランゲージの多用。 身体診察では体のいろんなところを触りつつ、患者さんがその間にどういう感覚を得るかモ重要でした。特に痛いかどうかは重要だったので、「痛い」というハンガリー語を知る前は尋ねたい部分を指さして”OK?”と尋ねたりしていました。その分、知らない人の前で恥じらいを捨てる勇気もひつようでした。

続きを見る

デンマークで暮らすにはデンマーク語が必要か?

Masa(東京工業大学/ 国学院大学久我山中学高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • デンマーク工科大学
  • デンマーク
  • コペンハーゲン
留学テーマ・分野:
大学院生:交換・研究留学(日本の大学院に在籍しながら現地大学院内で学ぶ留学)

必要、不必要で言うと全く必要ないと言っても過言でもないです。デンマークではお年寄りから若者までほぼ全ての人が英語を話すことができるため、英語さえできれば生活する上で困ることはほとんどないです。約1年間暮らす中で英語が通じないことがあったのは1~2回でした。ただし、留学する際にデンマーク人ばかりのコミュニティに飛び込む場合は、デンマーク語を喋れた方が望ましいです。デンマーク人同士ではやはりデンマーク語で会話したがるので、置いてけぼりになることもあったりします。また、街中もそんなに英語表記は多くないので初歩的な文法や単語は知っておくと便利かなと思われます。文法に関しては英語とほとんど変わらず、さほど難しくありません。個人的には発音の難しさが異常で、特に日本語とは対極的な発音方法なので、日本人にはある意味かなり難易度の高い言語のように思われます。ただ、学生の身分であれば留学生にも無料のデンマーク語講座があるので、余裕がある限りはトライしてみるのも悪くないと思います。

続きを見る

諦めないで会話する

もえこ(鳥取大学大学院/ 京都府立城南菱創高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • Institut des Regions Arides,バーリ地中海農業研究所(CIHEAM)
  • チュニジア・イタリア
  • メドニン・バーリ
留学テーマ・分野:
大学院生:交換・研究留学(日本の大学院に在籍しながら現地大学院内で学ぶ留学)

チュニジアでもイタリアでも日常生活は現地語を聴く必要がありました. 私は留学前にイタリア語もアラビア語も少ししか勉強していなかったので会話できるレベルではありませんでした.でも,現地に行ってみて,たとえ言語が分からなかったとしても理解しようとする姿勢が大事なのだと学びました. あと,もし相手が英語をある程度話せる人だとしても,下手でも相手の母国語を使った方が相手との距離が縮まると感じたので,プライベートでは現地語を積極的に使った方がいいと思います.

続きを見る

電子辞書はいりません!

miyu(福島大学/ 神奈川県立川和高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • ドイツ障がい者スポーツ協会、ケルン車いすスポーツクラブ
  • ドイツ
  • ケルン
留学テーマ・分野:
専門留学(スポーツ、芸術、調理、技術等)

これは、ドイツ語を語学学校で勉強しているときに学んだこと。語学学校でいつも月末テストに落ちる日本人は、大抵授業中に電子辞書をいじってばかり。その人たちは、先生が単語の意味やその単語を使うときのシチュエーションをドイツ語でわかりやすく教えてくれてるのに、それを聞かずに単語の意味をすぐ検索して満足していた。そのように、何も考えずにパッと意味がわかってしまった単語は全然記憶に残らない。その単語が出てくる文から、この単語の意味は何かまず考える→予測を立てる→その単語にチェックをつけ意味は調べない→他の問題を解いている時や授業中にまたその単語が現れる→仮説が正しかったか再び考える→それでもわからなかったら先生や友人に意味を聞く→全てドイツ語で解説してもらう(その単語を使うシチュエーションや類義語を聞く)→やっとその単語の意味がしっくりきた!→すっきり!こうして覚えた単語は、しっかりと記憶に定着し簡単には忘れなくなる。ドイツ語を日本語に電子辞書で翻訳するのは時間効率的に良いように見えるが、長い目で見るとその単語を忘れてまた翻訳するということを繰り返すよりかは効率が良いと私は考える。また、単語の意味を先生や友人に聞くプロセスで、ドイツ語を聞いたり話したりする力もつくので一石二鳥三鳥!?

続きを見る

Pourquoi Pas ?!

しかちゃん(金沢大学/ 京都府立南陽高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • オルレアン大学
  • フランス
  • オルレアン
留学テーマ・分野:
大学生:交換・認定留学(日本の大学に在籍しながら現地単位取得を伴う留学)

フランス語とどう仲良くなるのか?とにかく使う! 〈留学前〉 ・大学に留学中のフランス人学生と話す、彼らに質問する ・ちょっとでもいいからフランス語で日記をつけてみる ・趣味が合うフランス語のポッドキャストを聞く 〈留学中〉 ・フランス人と話す ・フランス人と話すのに気後れする場合は同じ留学生仲間で話す (でもそれを日本人学生にすると友達なくす...ので他国出身のクラスメイトとしてました) ・ラジオを聞く ・忘れたら何度も質問する、調べる 何でもいいからまず「Pourquoi Pas ?! (=Why not)」の精神でやってみる! やって続くものは続ける!自分のやりやすい方法を見つける!

続きを見る

大陸(中国)の中国語とは区別し、割り切ること。

Sachiyo(広島文教女子大学/ 広島県立西条農業高校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • 国立成功大學華語中心,花苼米藝術設計教室,台南市立忠義國民小學
  • 台湾
  • 台南
留学テーマ・分野:
語学留学・中国語

台湾では中国語と台湾語の両方が使われており、特に南部では台湾語が好んで使われる傾向があります。そのため学校で学ぶ中国語と、日常で使われる中国語のギャップに戸惑うかもしれません。更に、日本語や英語でも口語と文語の差はありますが、中国語はその差がかなり大きいです。なのでもし、「何が正解なのか?」という疑問ループに陥ったら、『これは大陸(中国)で使われる単語。台湾で使われる単語。文法的には正しくないが、台湾人が日常的に使う文法(=台湾語の影響を受けた中国語)。』などと割り切って考えましょう。答えは一つではありません。これが台湾で中国語を上達させる、一つの大切な考え方だと思います。

続きを見る