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語学力 685件

英語でコミュニケーションをいかにとるか

Butterfly(東北大学/ 広島大学附属福山高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • 成功大学、オウル大学
  • 台湾・フィンランド
留学テーマ・分野:
大学生:交換・認定留学(日本の大学に在籍しながら現地単位取得を伴う留学)

台湾留学では、オランダ、オーストリア、チェコ、香港など世界中から大学生が参加していました。彼らは皆、国際社会で通用する英語力を持ち、課題をディベートする時も、自分の意見を堂々と発表していたので、圧倒されてしまいました。グループディスカッションでは、議論がどんどん進んでいき、ついていけなくなることもありました。 こういう時に、「もっとゆっくり話して欲しい」とか「もっと詳しく説明して欲しい」と正直に話す勇気が大切だと思いました。何も発言しないと、議論に参加する気がないと思われてしまいます。 また、コミュニケーションを上手くとるには、英語が話せるだけでなく、文化、歴史、政治、経済など多くの知識が必要です。そして、世界中から来た留学生と対等に議論をするために、論理的思考力を身につけ、自分の言葉で説明したいと思いました。

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無料の英会話スクールを活用する!

ますだ かほ(京都工芸繊維大学大学院/ 奈良県立奈良高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • Polymer Engineering, The University of Akron
  • アメリカ合衆国
  • アクロン
留学テーマ・分野:
大学院生:交換・研究留学(日本の大学院に在籍しながら現地大学院内で学ぶ留学)・工学(機械・航空・宇宙・海洋・物質・材料・化学・医療・情報・画像・電気電子)

アメリカで生活するにあたって言語の壁は私が考えていたよりも大きいものでした。中でもなまりのある英語は聞き取りにくいですし、レストラン店員は驚くほど早口で話します。そこで私が行っていたのは、無料の英会話スクールを活用することでした。アメリカは移民の多い国でしたので、英語が母国語でない人のための行政サービスが充実しています。中でも私の住んでいた都市では、図書館の一つの部署として英会話スクールを開いているところがあり、毎週2回2時間半の英語の授業が無料で受けられました。そのスクールでは皆が英語初心者だったので、間違った英語でも恥ずかしくない、どんどん喋って慣れていこう、という雰囲気が楽しかったです。他にも留学生向けのディナーパーティーやアメリカンファミリーのお宅にお邪魔する企画など、様々なイベントがあるのでよく調べてぜひ参加してほしいです。

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語学の学習

ユンペイ(信州大学大学院/ 私立自修館中等教育学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • BOKU大学(ウィーン天然資源大学)
  • オーストリア
  • ウィーン
留学テーマ・分野:
大学院生:交換・研究留学(日本の大学院に在籍しながら現地大学院内で学ぶ留学)・理学・数学・物理・化学・生物・地学

オーストリアの公用語はドイツ語ですが、研究室は多国籍であったため英語でコミュニケーションをとっていました。しかし留学開始時は、英語力が乏しかったため毎日3時間英語の勉強をするようになりました。その際に行ったことが、TOEICの模試をひたすら解いて復習するという方法でした。一見TOEICは実用英語とは異なるという印象を感じましたが、英語を体質化させるにはやることが明確で非常に良い方法でした。また復習の際は、分からない単語を調べ、間違えた原因を探る→音読する→シャドーイングする→解き直すというサイクルを行い、約30回模試を解きました。また、研究室でのコミュニケーションをとる、会話するために観光地を訪れるなどして、実践力を身に付けていきました。これら2つの角度から英語の能力向上に努めた結果、研究室で不自由なく英語力でのコミュニケーションをとれるようになり、TOEICの点数も200点上げることができました。

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言語はツール

Yuri Katoh(国立富山大学/ 岐阜県立加茂高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • 186th Street School
  • アメリカ合衆国
  • ガーデナ
留学テーマ・分野:
海外インターンシップ

恥ずかしい話ではありますが、正直「なんで日本人なのに英語勉強しなければならないの?」と中学生の時からずっと思っていました。留学前も、英語圏で生活することがとても私にとって大きな壁でした。 いざ留学してしまうと、もちろん生活をしていくために必要ですが、英語を使ってコミュニケーションの幅を広げたり、理解を深めたりと、今までの英語を勉強することが目的だったことから、目的を達成するために英語を使うことの方が増えました。その時に、英語は単なるツールだと気づきました。 直接的な解決方法ではないかもしれませんが、英語に関わらず留学を考える中で、言語が壁になっているのであれば、言語を習得するための目的を明確にすることが第一なのではないかと思います。 私の場合は、「子どもたちの話をもっと理解したい」その気持ちが一番強く、毎日勉強したフレーズや言葉を子どもたちに話すことが、英語を勉強する上で支えになり楽しみでした。

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言葉の壁~専門用語と日常英会話~

深堀 響子(新潟大学/ 東京学芸大学附属高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • カリフォルニア大学サンディエゴ校
  • アメリカ合衆国
  • サンディエゴ
留学テーマ・分野:
大学生:交換・認定留学(日本の大学に在籍しながら現地単位取得を伴う留学)・理学・数学・物理・化学・生物・地学

 幼少期にアメリカに住んでいたことがあり、簡単な英語は得意な方でしたが、研究室で使われる専門的な英語にも、日常会話の英語にも不安がありました。そこで、留学前には、専門用語については、研究テーマについての英語論文を読んだり、医学英語全般について簡単な語彙を覚えたりしました。日常会話の英語については、インターネットのオンライン英会話講座を受講したり、大学内の英会話セミナーに行ったりしました。  実際に、留学してみると、専門用語については、自分の知識不足を痛感することは多々ありましたが、調べるツールさえあれば、すぐに解決しだんだんと語彙も増えていきました。また、日常生活の英語については、買い物や交通機関の利用などは慣れれば、問題ありませんでした。そんな中、実は言葉の壁を感じたのは、複数人での”なんでもないような”会話の英語でした。例えば、研究室のメンバー何人かで昼ご飯を食べるときは、展開の早い会話や略語、冗談に全くついていけず、寂しい思いをしました。1対1で話すことやプレゼンテーションをすることよりも、実際のところ、複数人でのネイティブの会話に入ることが最も難しいことなのではないかと思います。  留学を終えて、もっと英語力を向上させたいという思いは強くなり、現在は医学英語は参考書や問題集をつかった勉強し、会話の英語については引き続き、大学内の英会話セミナーに行っています。しかし、英会話の力を向上させることはとても難しく、やはり留学などを通して、実際の会話の中に毎日入ることが大切なのではないかと思います。留学の機会があれば、ぜひまた留学したいと思っています。

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周りから盗む

Natsu(信州大学、イリノイ工科大学経営大学院/ 千葉県立千葉東高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • オクラホマ州立大学、イリノイ工科大学経営大学院 Master of Science in Marketing Analytics
  • アメリカ合衆国
  • オクラホマ
留学テーマ・分野:
その他のテーマ

言語は、いくら文法をよく知っていて、素晴らしい文章を書ける人でも、コミュニケーションがスムーズにできるようになるというのは、全く別の話であって、とても時間がかかると思います。その国の文化(慣習などだけでなく流行っているもの、映画・ドラマ、芸能人、スポーツ、ニュースなど)を知り、コミュニケーションの取り方をほかの人から盗んで習得できるようになれば、いくらアクセントがあっても文法が間違っていても上手にコミュニケーションが取れるはずと思います。母国語のアクセントが強くても、コミュニケーションのうまい人はたくさんいます。私は今でも、周りの人の会話を見て聞いて、どういうトピックを話しているのかや、表現の仕方や言葉の返し方を真似し、自分のものにしています。先生や友人、恋人、好きな芸能人でも誰でも、一人話し方を真似する人を決めるのもいいと思います。特に好きなドラマを見ていれば、面白いセリフや好きな場面のセリフって覚えるのは難しくないと思います。そういう風に、徐々にレパートリーを増やしていくだけで、その言語でのうまいコミュニケーションの取り方は身についてくるものだと思います。簡単な例では、私はThank you.というだけではなく、できるだけThank you for XXXと、具体的に何をしてくれたことに感謝をしているのか、ちゃんと言葉にして感謝を伝えるようにしていて、それだけで、相手もThank you.とだけ言われるよりも感謝されて嬉しい気持ちが大きくなり、今後も助けようと思ってくれるものだと思います。

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話すことが怖くても、話してみること!

御法川朱美(東洋大学 在学/ 埼玉県立 浦和北高校 出身)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • Montgomery child care
  • カナダ
  • バンクーバー
留学テーマ・分野:
海外ボランティア

私は以前イギリスで短期留学をした経験があります。学科も英語だし勉強もしているし、話せるだろう!と人生初の海外に憧れ一杯で行きましたが現実は真逆で、話せないし理解できず、話すことが怖くなりあまり英語を話さずに帰ってきてしまいました。その悔しい経験から今回は何が何でも話すぞ!と決めていました。先生に確認をとったり、親御さんと話したり、お店で質問したり、最初は全て勇気がいりましたが、現地の方は最後までしっかり聞いてくれますし言いたい事をくみ取ってくれて話も続くようになります。気づけば現地で友達を作れるほどの度胸もついていました。現地の方は最初から完璧な英語を求めていない、コミュニケーションを求めているのだと気づきました。確かに完璧に話せることに越したことはないので目標は高く!ですが、私のように自信がない方こそどんどん話してみてください。話すことで相手も自分の英語レベルを少し理解してくれるので話すスピードや単語を変えてくれたりします。間違えても誰も気にしません!とは言うものの、突然そんなに変われない・・・と思ったので私は出発前に何度か英会話カフェや留学生と話せるイベントへ行き英語を話す免疫をつけてから行きました。

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本番前の準備

ろっぽんぎ(東洋大学/ 拓殖大学第一高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • A&P Tours.inc
  • アメリカ合衆国
  • アンカレッジ
留学テーマ・分野:
海外インターンシップ

インターン中に最も苦労したことは、英語での電話だった。 相手の表情や仕草が見えず、音声だけで正確にコミュニケーションを取らねばならなかった。 まだ英語力に自信のなかった自分は電話中に不測の事態が起きると慌ててしまい正確に聞き取ることができず、言葉もうまく出てこなくなってしまいました。 そこで電話をかける前にどんな目的でどんな内容の事を話すのかあらかじめ整理しておき、英語の理解力の低さを補っていました。 また、英語でつかえることがないように、事前に英語で話す内容を英語で2、3回つぶやいてから電話をかけるようにしていました。 そうすることで慌てることも少なくなりスムーズにやり取りをすることができるようになりました。

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ALTの協力

コンノ(いわき明星大学/ 福島県立相馬高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • The Good Shepherd Home(福祉施設)
  • オーストラリア
  • タウンズビル
留学テーマ・分野:
海外インターンシップ

語学に自信のなかった私は、留学前の数週間の間、大学に来るALTの先生とともにお昼休みの時間を使って英語で会話をしながらご飯を食べるということをしていました。 日ごろからそうした活動を心掛けていたため、完全に相手の話していることが分からないということはなくなりました。ALTだけではなく、英語の先生に協力してもらって語学の勉強をすることは手軽にできて良いと思います。

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シャドーイングの日々

GennyMax(信州大学/ 三重県立松阪高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • カリフォルニア州立大学チコ校 (心理学専攻)
  • アメリカ合衆国
  • カリフォルニア州チコ市
留学テーマ・分野:
大学生:交換・認定留学(日本の大学に在籍しながら現地単位取得を伴う留学)・哲学・心理・教育・児童・保育・福祉

 語学の壁は、留学する人すべてがぶつかるものだと思います。私は、「シャドーイングと音読の科学」 (門田 著) という書籍をもとに、以下に示したような英語の勉強を行っていました。ただ、 語学学習方法に関しては、一人一人「合う/合わない」があると思うので、参考程度に見ていただけたらと思います。リスニング力と単語力を身につける目的で、Word Master Approach for the TOEIC Testという単語帳を使用しました (大学の必修の英語の授業で使用したものです)。この単語帳には短い例文と、付属のCDが付いているのですが、そのCDが例文を読み上げるのを聞いてシャドーイングします。普通のリスニング教材ではなく単語帳をお勧めするのは、例文が大抵短くて初心者にはシャドーイングをしやすいことと、新しい単語を覚えるのにも役立つという二つの理由からです。私はCDを音楽プレーヤーに入れて、大学への移動時間や、家で家事をしている時間を利用して勉強しました。結果としては、リスニング力や単語力をかなり身につけることができたと思います。

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