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語学力 685件

毎日13時間の英語漬けを半年間行なって得たもの

Ayaka(大阪教育大学大学院/ 大谷高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • サウスピーク、Mindanao International College Education Department
  • フィリピン
  • セブ、ダバオ
留学テーマ・分野:
その他のテーマ

大学院に入学して研究の対象をフィリピンにして、留学に行くことにしようと決めました。ただ、大学入試を終えてからはほぼ英語に触れてこなかった生活を送っていたので、英語を使ってなにかをできる状況ではありませんでしたが、フィリピンで研究をしてきちんと成果を持って帰りたいと思っていました。そこで、研究室が同じ先輩に相談したところセブの語学学校(サウスピーク)について教えてもらいました。正直、セブの語学学校はたくさんあって、どうやって選んだらいいのかわからなかったので、勧められた通りにいこうと思って決めました。 最終的にはダバオで一人で生活ができ、また調査が不自由なくできるくらいの英語力を身についけることを目標にしていました。サウスピークでの留学は半年間と比較的長い方でしたが、基礎からのスタートだったので、気を緩めず、毎日13時間必死で勉強をしていました。カリキュラム通りにこなしていく中でTOEICの点数にも成果が見られるようになってきました。さらに、2ヶ月くらい経つとスピーキングにも変化が見られ、また1ヶ月、2ヶ月と過ごしていくと、会話をするときに英語を英語で考えることができるようになりました。 そして、サウスピークを終えて、ダバオに移りました。小学校の教職員や子どもたちとコミュニケーションがとることができ、調査も無事に予定通り終えることができました。 サウスピークでの半年間の英語漬けは、くるしいこともありましたが、今思うといい環境の中で英語を学ぶことができたと思います。 サウスピーク https://souspeak.com/ 留学中にインタビューを受けた記事です。 https://souspeak.com/cebu/tobitate_japan/

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綿密な事前学習と積極的な意見発信

吉川 雄太(早稲田大学/ 早稲田大学高等学院)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • 北京大学国際関係学部
  • 中国
  • 北京
留学テーマ・分野:
大学生:交換・認定留学(日本の大学に在籍しながら現地単位取得を伴う留学)

韓国THAADの是非に関する討論が行われた際、優秀な中国人学生や当事国である韓国や北朝鮮からの学生に気後れしていると、教授が「日本人なりの素直な意見が聞きたい」と発言の後押しをしてくれました。以降、日本が当事国ではないからと意見を控えることをせず、積極的に自分が提供できる観点や理解を探し、自分なりの貢献ができるようになったと感じています。

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大事なのは「気の持ちよう」

KANTA(鹿児島大学→名古屋大学大学院/ 鹿児島県立鹿児島南高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • アクセス・フィリピン(国際協力NGO)
  • フィリピン
留学テーマ・分野:
海外インターンシップ

帰国後、よく「どうしたら英語が伸びますか」と聞かれますが、私はいつも「気の持ちよう」だと答えます。多くの人にとって、英語を伸ばすことは目的ではなく手段のはずです。その伸ばした英語を何に活かしたいのか、何のために英語を勉強しているのかこそが大事だと私は考えます。 私の場合、中1の夏休みに経験したアメリカでのホームステイをきっかけに、将来は英語を使って海外で働くという大きな目標ができました。それから6年間海外経験はありませんでしたが、大学1年で再びアメリカを訪れた際には、現地の大学生たちと十分にコミュニケーションをとることができました。留学中も、フィリピン人スタッフたちとは英語で会話していましたが、業務を行う上で不自由を感じる場面は全くと言っていいほどありませんでした。大学2年の夏に初受験で770点だったTOEICのスコアは、留学直前に890点、帰国直後には970点を獲得するまでになりました。英会話を習っていたわけでもない私がここまで英語の力を伸ばせた要因は、やはり「気の持ちよう」です。中1のあの時、私にとって英語は「教科のひとつ」ではなく「将来に必要なツール」になり、高2で国際公務員というより具体的な目標ができたことでさらにモチベーションが高くなりました。「将来必ず使うものだから」という思いが常にあったのが一番大きかったように思います。 万人が必ず伸びる勉強法は存在しません。大事なのは、はっきりとした目的意識を持ち、自分の頭で考えながら自分に合った勉強法を見つけること、そしてそれを継続することです。英語に限らず、「気の持ちよう」で、勉強の効果は全く違うものになると思います。

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英語を話せ

しんじ(熊本大学 工学部情報電気電子工学科/ 福岡県立武蔵台高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • オールドドミニオン大学
  • アメリカ合衆国
  • ヴァージニア州
留学テーマ・分野:
その他のテーマ

私は英語学習が好きである。大学3年の時まではTOEIC中心の勉強で以下に高い点数を取るかということだけに執着していた。留学を決意してからは、研究室にいるイラン人の研究員と週一回ランゲリッジコミュニケーションを行った。その方は以前、イランで英語の先生をしていたため、英語がペラペラである。留学までに英語の勉強は欠かさなかった。しかし、留学してネイティブの英語についていけず、悔しい思いをした。日本にいた私は、英語をある程度しゃべることができ、聞くことができると勘違いしていた。結局のところ、英語に触れていた期間が圧倒的に少なかったのだ。もっと実践的な、話す、聞くの特訓を留学前にすることを強くおすすめする。

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英語の前に大事なこと

中川盛太(長岡技術科学大学/ 大阪府立大学工業高等専門学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • イルメナウ工科大学・プロセス計測およびセンサー技術研究所
  • ドイツ
  • イルメナウ
留学テーマ・分野:
大学院生:交換・研究留学(日本の大学院に在籍しながら現地大学院内で学ぶ留学)・工学(機械・航空・宇宙・海洋・物質・材料・化学・医療・情報・画像・電気電子)

 留学に対するハードルの一つは、英語やその他言語でのコミュニケーションへの不安であると思います。私自身も、高等専門学校出身で、英語は苦手科目です。生まれてから20年以上、日本から出たことがなかったので、初めての海外でタイに行ったときも、大変苦労しました。それに今からひっくり返っても、ネイティブみたいに英語を使うことはできないでしょう。それでも、ドイツでそれなりに研究をして、生きて帰ってくることができました。私は、英語はできるに越したことはないけれども、絶対必要な条件ではないと思うのです。海外の私の友人は、私の英語の上手・下手には全く興味がありません。友人が私に期待していることは、一緒に楽しい時間を過ごすとか、私がどういう人なのか知りたいとか、そういうことなのです。彼らは、私の話と同時に、私の表情や身振り手振り、仕草などよく見ています。とても自然なことですが、そこから私が話した言葉以上にたくさんの情報をキャッチしています。そのため、私が海外の人をとお話しするときは身振り手振りも、表情も大げさにします。ときには、絵をかいたり、ものを使ったりします。また、友人の話の中で自分が分からなかったことは、分かるまで何回も聞きます。それは、全く恥ずかしいことではありません。お互いの意思疎通をするためにとても大切なことです。就職活動をすると、「コミュニケーション能力」という言葉をよく耳にします。この言葉は、コミュニケーションは個人に依存した能力であることを暗示しています。しかし私は、コミュニケーションとは“双方の努力で作り上げるもの”だと思います。相手に最高の興味を持って接する、自分の好きなことを熱心に話す。そういった普段の日常でも、少しの勇気と努力があればできるようなことが、どこで、どんな人と会う時も大切なことだと思います。

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公用語は11言語。言葉の壁を超える術を持とう。

1975XH(法政大学大学院/ 東京都立国立高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • 国際天文学連合 Office of Astronomy for Development (IAU-OAD) / 国際機関Universe Awareness (UNAWE)
  • 南アフリカ・オランダ
  • ケープタウン・ライデン
留学テーマ・分野:
大学院生:交換・研究留学(日本の大学院に在籍しながら現地大学院内で学ぶ留学)・地球・宇宙科学・環境科学・エネルギー・原子力

私が滞在していた南アフリカ共和国には、公用語がなんと11言語もあります。さらに、昔から様々な国からの移住者を抱えるこの国は、ネルソンマンデラ氏の言葉を借りれば、まさしく言語の面においても「虹色の国」だと言えます。言葉は相手との意思疎通をする上で欠かせないツールですが、留学を通してまったく言葉の通じない相手とコミュニケーションをとる場面が生じることもあると思います。言葉の通じない相手をも笑顔にできる、そんな術を探してみてください。

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分からないことを聞く勇気をもつ!

まち(慶應義塾大学/ 長野県屋代高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • Eindhoven University of Technology
  • オランダ
  • アイントホーフェン
留学テーマ・分野:
大学院生:交換・研究留学(日本の大学院に在籍しながら現地大学院内で学ぶ留学)・理学・数学・物理・化学・生物・地学

ディスカッションやミーティングで聞き取れなかったこと、理解できなかったことはしっかり相手に聞き直すが大切です。それが研究をどう進めていくかのヒントとなり、信頼関係を築く一歩となるからです。最初は恥ずかしい気持ちがあり、英語を聞き取れないことで辛いと感じるかもしれませんが、分からなかったことをしっかりリスト化して聞き直すことで実りの多いディスカッションとなると思います。

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とにかく話す!うじうじしない!

あかり(琉球大学/ 沖縄県立那覇高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • NPO法人PALETTE
  • フィリピン
  • ブラカン州
留学テーマ・分野:
海外インターンシップ

私は英語系の学科に所属しているにも関わらず、全く英語を話すことができませんでした。留学当初は、間違った英語を使ったらどうしようなど、英語を話すことに抵抗感があり、話したいことがあっても英語で伝えられないというフラストレーションがありました。でも、何のために私はここにきて、何を成し遂げたかったのかを再確認し、気持ちを割り切って、毎日初対面の外国人と話すようにしました。すると、英語に対する抵抗感もなくなり、もっと話せるようになりたいと言う意欲に変わりました。1歩踏み出し、目的意識を明確にすることが大切だと思います!

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初めて触れたスペイン語

輝モス(長岡技術科学大学/ 国立石川工業高等専門学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • コスタリカ大学
  • コスタリカ
  • サンホセ
留学テーマ・分野:
大学院進学(修士号・博士号取得)・工学(機械・航空・宇宙・海洋・物質・材料・化学・医療・情報・画像・電気電子)

私は中南米のスペイン語圏のコスタリカに留学しました。今まで英語と中国語しか学ばなかったので、スペイン語については簡単な挨拶しか知りませんでした。スペイン語ガイドの本を買い、スペイン語会話のTVを必死で見、一人で勉強しましたが、言語が苦手な私はスペイン語がなかなか身に付きませんでした。研究室の先生に相談したところ、スペイン語が堪能な先生が何人かいらっしゃり、その方々に日常会話程度のスペイン語を教わりました。教わっただけではなく、スペイン語で会話をしてくださいました。日本での事前学習のおかげで、コスタリカではより深くスペイン語を学びました。

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