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語学力 685件

誘われたら断るな!臆せず外に出て、多くの場数を踏むことが英語上達のカギ

TH(東京工業大学/ 神奈川県立横浜緑ヶ丘高校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • 王立工科大学, School of Computer Science and Communication
  • スウェーデン
  • ストックホルム
留学テーマ・分野:
大学院生:交換・研究留学(日本の大学院に在籍しながら現地大学院内で学ぶ留学)・理学・数学・物理・化学・生物・地学

私は留学する以前は英会話の経験に乏しく、流暢に会話ができるような能力はありませんでした。実際、留学当初は、友人とのコミュニケーションや授業中のディスカッションにおいて、苦労する局面ばかりで、人と会話することすら億劫に感じていました。そうした状況を打開するために、私は「人から誘われたら断らない」ことをモットーにすることにしました。「明日の朝早いからパーティーには行きたくない」だとか「あんまり仲良くないから断ろう」といったあらゆる言い訳を頭の中で抹消し、誘われた瞬間すぐに「Yes」の三つ返事をして、とにかく外に出て、多くの場数を踏むことを心がけました。その結果、留学開始から三か月後には、英語を話すことにストレスを感じることが無くなり、かつ比較的スムーズにコミュニケーションをとることができるようになりました。

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「普段から英語を使い続ける」

桑原 惇(中央大学/ 名古屋市立菊里高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • マンチェスター大学 PPE(Philosophy, Politics and Economics)専攻
  • イギリス
  • マンチェスター
留学テーマ・分野:
大学生:交換・認定留学(日本の大学に在籍しながら現地単位取得を伴う留学)・法律・政治・国際関係学

英語を勉強する際一番効率的な方法は「普段から英語を使い続ける」ことだと思います。私も留学前は、英語で開講されている授業を多めに受講したり、ネイティブの友達と会話する機会を増やしたりしていました。英語を使う時間が増えれば増えるほど、上達していたような気がします。しかし、それでも普段から英語を使うという環境とは程遠かったと感じています。ここでは、上記のような一般的な方法とは別に私が実践していた少し変わった(?)英語の勉強法をご紹介したいと思います。 ①脳内翻訳家になる 日本語で話したり、文を読んだり、書いたり、聞いたりするときに、一旦頭の中で英語表現に変換するようにします。自分の知っている英語表現があればそのままもう一度、日本語に変換して出力します。自分の知っている英語がなければ後で調べます。このサイクルを繰り返せば強制的に英語を「普段から」使うことになりますし、勉強に時間が取られることもありません。 ②好きなものを英語で楽しむ 映画、読書、サッカー観戦など好きなものをできるだけ英語で楽しむようにしていました。ここでもわからないことを調べる態度を忘れなければ、リラックスして英語に接することがでるのでオススメです。

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図や絵を交えて表現する

池尻謙太(石川工業高等専門学校専攻科/ 石川工業高等専門学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • 石川工業高等専門学校 環境建設工学専攻
  • ベトナム
  • ハノイ
留学テーマ・分野:
専門留学(スポーツ、芸術、調理、技術等)

語学力には劣るものの幸いスケッチが好きであった私は、現地の人々との会話や打ち合わせの際に前もって図や絵を用意することで、自分の言いたいことをダイレクトに伝えられるよう努力しました。結果は成功で、自分の意見をうまく伝えられると同時に、誤認などのトラブルを防ぐことができました。

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自分のペースで話し続ける

エビ(長岡技術科学大学/ 長岡工業高等専門学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • チュラロンコン大学
  • タイ
  • バンコク
留学テーマ・分野:
大学院進学(修士号・博士号取得)・建築・土木・都市環境

英語ができる相手の話すペースに合わせず、自分のペースで慌てずに話す。わからないことがあったらしっかり質問する。質問することでより話を理解できる。また、質問されれば、相手はしっかり答えてくれるはずです。

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「は?」と言われてもめげずに話す!

Yoshi-chan(同志社大学/ 福岡県立明善高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • 特定非営利活動法人国境なき子どもたち(KnK)
  • ヨルダン
  • アンマン
留学テーマ・分野:
海外インターンシップ

ヨルダンでは英語を話す人も多くいましたが、アラビア語のみを話す人も多くいました。 語学学校に通ってアラビア語を学んだり、友人らからアラビア語を習ったりしながら会話の練習をしていました。 しかし、アラビア語を話すことに慣れていないとき、せっかく練習したアラビア語を話しても、「は?」という反応や、「何語を話しているのかわからない」、「いや、アラビア語はいいから英語で話して」などの悲しい反応を受けることがありました(別にヨルダン人が冷たいわけではなく、彼らが本当に思っていることを言っているだけです)。 ちょっと心が折れそうなときもありましたが、お店の店員さんやタクシーの運転手、アラビア語のみ話す友人たちなどの力を借りながら会話することを続け、本当の意味で生きた言葉を学んでいくことができました。結果として、徐々に会話が成立するようになり、彼らの懐に入っていけたような経験ができました。

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人の魅力は英会話のスキルでは測れない

ちゃんあゆ(福島工業高等専門学校/ 福島工業高等専門学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • International people's college
  • デンマーク
  • ヘルシンゲル
留学テーマ・分野:
専門留学(スポーツ、芸術、調理、技術等)

特に、英語のレベルの違いによりネイティブや英語を流暢に話すアジア以外から来た生徒と話すことにためらいを感じていた時期がありました。ところがある日、英会話力は私よりも高くない日本人の大学生が学校にやってきて、彼はタームの初めからいた私よりも早く学校に溶け込み、多くの友人を作っていきました。彼が私と違っていたことは大きく1点。それは、彼は「自分の英語力を理由に人と関わることをためらわらなかった」こと。また、とてもポジティブで明るく、非言語の要素で周りをすぐに笑顔にさせられるという能力もありましたが。(笑)私は、そのような能力はないし、無い物ねだりでそれに嫉妬したりすることは有意義ではないので、少なくとも「英語力を理由に、大事なことから逃げないこと」を目標に毎日を過ごしました。その甲斐もあり、学校を去る時にもらった50枚の手紙には、私の性格や様子を「明るい」「笑顔」「フレンドリー」だと形容する言葉が並んでいました。もちろん、いつでもフレンドリーに楽しくいれる人間はいないと思います。私ももちろん違いますが、そうなるように心がけ、それが辛くなったら自分一人の時間をめいっぱい楽しみ気分転換をするという生活を送りました。

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real polyglotになろう!

えまちゃん(新潟大学卒業、ソウル大学国際大学院修士課程在学中/ 新潟県立新潟南高校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • ハニャン大学教育学部英語教育学科及び国際語学院所属
  • 韓国
  • ソウル
留学テーマ・分野:
大学生:交換・認定留学(日本の大学に在籍しながら現地単位取得を伴う留学)・哲学・心理・教育・児童・保育・福祉

渡航当初、韓国語は壁だった。幼い頃から韓国には家族と旅行で訪れており、大学1年次に初修外国語の授業で韓国語を始めたものの、当時の韓国語力はまさに初級だった。今では韓国人と話すと外国人だと気付かれないくらい韓国語が上達したが、初めは話すことの難しさと恥ずかしさから韓国人に対しても英語を使うことが多く、韓国語が同級の友人がサークルで積極的に韓国語を使っているのを見て劣等感すら覚えたものだ。 解決策として、授業に熱心に参加することを挙げたい。初めは「韓国語を韓国人の先生から韓国語で学ぶ」ことに難しさを感じたが、あらゆる課題に一生懸命に取り組むうちに自らの成長を感じられた。例えば、演劇大会ではリーダーと主役という責任ある役割を務めた。大勢で一つのものを創り上げることの難しさを実感し、自らの力量不足に悔しさも覚えたが、様々な国の仲間と外国語で一つの作品を創り上げたことは貴重な経験だった。また、グループプレゼン大会でもリーダーを務め、キャンパス内でのアンケート調査など精力的に活動し、優勝できたことに感動した。このような行事で多くの人の前で韓国語の発表をしたことは、実力アップと以後の自信につながったと思う。日々の授業でも、発音矯正のために先生に課題を録音させてもらい何度も何度も練習した。語学力は急に上がるものではなく、”고생 끝에 낙이 온다”(苦は楽の種)というように成功までには苦労が付き物だが、懸命に学べば必ず上達するはずだ。 根底にあったのは、負けず嫌いの精神、そして何より色んな外国語を操れるようになりたいという強い思いだ。私は外国語の学習が大好きで幼少期から英語を学んできたし、留学を終えてからもスペイン語を続けたり中国語研修に行ったり外国語に多く触れてきた。「好き」という気持ちが一番の原動力になると思う。外国語の上達には意欲と練習が大切だ。

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具体的な目標設定と日々の積み重ね

Yoichi Harada(北海道大学大学院/ 北海道札幌東高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • ライス大学大学院 電気電子コンピューター学科
  • アメリカ合衆国
  • テキサス州ヒューストン
留学テーマ・分野:
大学院生:交換・研究留学(日本の大学院に在籍しながら現地大学院内で学ぶ留学)・工学(機械・航空・宇宙・海洋・物質・材料・化学・医療・情報・画像・電気電子)

 当初、TOEFLiBT80以上のスコアが要求される大学院に留学する予定でした。なんとかiBT86を取得するものの、期限に間に合わず留学破棄。非常に悔しい思いをしました。  英語の試験に関しては真剣に取り組んだほうがいいです。私は、「留学の質は英語力に比例する」と断言しても過言でないと思います。特に交換留学においてはそれは顕著でしょう。例えば、授業での風景を想像してみてください。専門用語飛び交うディスカッションでは、ネイティブ学生でも苦労します。非ネイティブの学生ならなおさらついていけない、それが現状です。それでも確固たる英語力があれば、"フック(hook)"となって、食らいつき、道が開けます。  また、目標設定という観点からもTOEFLiBTやIELTSは非常に有益なのでぜひ、「次の試験では~~点以上,そのために..」と目標・プロセス設定をしてみてください。試験ベースの英語力でも、その試験が大学で必要とされる英語力を想定されて作られています。受験料は2万5000円と高額ですが、留学中に発揮されるであろう価値を考えると安いものです。  以下、英語圏留学経験者へヒアリングしたおすすめの学習法です。 【Reading】 :英字新聞(NYtimes,JapanTimes)、TOEFLテスト英単語3800 【Listening】 :CNNstudentNews(毎日10分配信)、TEDのスピーチ、TOEFLの問題をiPodに入れて聴きまくる(苦しいけど効果絶大) 【Writing】 :TOEFLの過去問、英語での日記 (書けば書くほど言い回し等が身につく) 【Speaking】 :Skype英会話 (月6000円程度で毎日30分のレッスン。話す機会を自ら作り出すしかないです)

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英語の語学力を上げたいなら、語彙力を上げよう!

ゆっぴー(千葉大学/ 千葉県立船橋高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • ラップランド大学 教育学部
  • フィンランド
  • ロヴァニエミ
留学テーマ・分野:
大学生:交換・認定留学(日本の大学に在籍しながら現地単位取得を伴う留学)・哲学・心理・教育・児童・保育・福祉

フィンランドの母語はもちろんフィンランド語なのですが、英語が出来れば生活するにはあんまり困りませんでした。しかも私の行ったラップランド大学は、今まで交換留学の条件として英語のレベルを具体的には定めていなかったので、あまり語学に関しては心配をしていませんでした。ですが、渡航の半年ほど前、急に語学力の要件が追加されました。交換留学の学内選考は通っていたのですが、ラップランド大学の要件を満たさなければ、基本的に留学できないことになります。そこから急いでTOEFLやIELTSを受け、何とかその要件に達することができました。 その勉強の中で、一番重要だと感じたのは語彙力を上げることです。特にReading、Writing分野の試験では、単語を知っているかどうかが大きな分かれ目になります。私はTOEFL用の英単語帳を購入し毎日スキマ時間を見つけてひたすら繰り返し暗記していました。すると実際にReadingの問題を読んだときに、明らかに以前より読みやすくなっていることを感じました。留学というと語学力を課題に感じる人も多いかと思いますが、是非まずは語彙力を上げることに焦点をおいて勉強してもらえればと思います。

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インドネシア語学習

ユーキ(千葉大学/ 本郷高校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • インドネシア大学経済学部
  • インドネシア
  • デポック
留学テーマ・分野:
大学生:交換・認定留学(日本の大学に在籍しながら現地単位取得を伴う留学)・経済・商・観光

私自身、インドネシア語はほとんどできない状態で留学に臨むという形になってしまったのだが、最終的に帰国するころには、インドネシア人の友人であれば英語よりもインドネシア語で話すようになった。約10か月の滞在でインドネシア語の勉強で意識したことは、積極的にネイティブの人と話すこと。これが一番の近道だと思う。自分の正しいと思っている発音や文法も、しっかりネイティブの人の伝わらなければ意味がない。だから、アウトプットの方法として、積極的に話したほうがいい。

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