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語学力 / その他の言語 189件

ジャワ語の壁

きしちゃん(東京藝術大学大学院/ 茨城県立水戸第一高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • インドネシア国立芸術大学スラカルタ校ダラン科
  • インドネシア
  • スラカルタ
留学テーマ・分野:
専門留学(スポーツ、芸術、調理、技術等)

中部ジャワでは、日常会話が基本的に現地語のジャワ語で行われる。わたしは、インドネシアの共通語であるインドネシア語の学習に気を取られ、ジャワ語にはほとんど触れないまま留学を開始した。実際に大学の授業に出席するようになると、大学の授業もジャワ語で行われていたため、困難を感じた。すぐに全てを理解することは難しいと感じたので、授業にはわかる範囲で参加し、不明なとことろは授業後、先生に質問し、内容をインドネシア語で教えていただいたり、学生に尋ねたりすることもあった。この時に、積極的に質問できるようになったことはよかった点であったと思う。また、ジャワ語を早く理解できるようにするために、週に一回ジャワ語のプライベートレッスンを受講するようにした。まだ、会話をしたり、発話の内容の詳細な理解には至っていないが、以前よりも、会話の中で単語が聞き取れるようになってきた。語学はできることに越したことはないので、現地語の習得を強く勧めるとともに、何か他に現地の人とコミュニケーションが取れる言語の習得をしておくことが非常に大切であると思う。そうすれば、わからないことを質問したり、教えてもらったりすることができる。

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全く聞き取れない日常会話

かお(大阪大学/ 愛知県立岡崎高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • シラパコーン大学文学部タイ語専攻
  • タイ
  • ナコンパトム・バンコク・チェンライ
留学テーマ・分野:
大学生:交換・認定留学(日本の大学に在籍しながら現地単位取得を伴う留学)

留学当初は、友達が何を話しているか30%ほどしかわからなかった。というのも、自分は今まで教科書のタイ語(書き言葉)を中心に勉強してきたため、彼らが実際に使う生きたタイ語(書き言葉の省略形が使われることが多く、場合によっては単語自体が変わることもある)を聞き取れなかった。友達に教えてもらったタイのドラマを積極的に見て、耳を鍛えた。半年ほどで会話の80%は理解できるようになった。

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現地でも語学の勉強は意識的に!

前田晴子(京都産業大学/ NPO法人 京田辺シュタイナー学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • コブゾーン記念舞台芸術大学 演劇学科 俳優コース
  • ロシア
  • モスクワ
留学テーマ・分野:
専門留学(スポーツ、芸術、調理、技術等)

私は今回現地で語学学校には通っておらず、日々の生活やレッスンでロシア語を使う程度だった。 また、日本でもあまりおしゃべりでない私は、ロシアでも口数が少なく、留学後先生から、ロシア語はあまり伸びていないと指摘されてしまった。せめて積極的に話すことを心掛けておくべきだったと反省。

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スペイン語学習の必要性

小川雅洋(金沢大学大学院/ 岐阜県立岐阜高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • グアテマラ・デル・バジェ大学、ティカル国立公園、La Ruta Maya
  • グアテマラ
  • グアテマラシティ、フローレス
留学テーマ・分野:
その他のテーマ

グアテマラをはじめとする中米諸国では、スペイン語が公用語となっています。観光関連の施設やホテル、若い世代の人には英語を話せる人もいますが、多くの場合、スペイン語しか通じません。もちろん、現地での活動を通して、スペイン語能力(特にリスニングとスピーキング)は上達していくのですが、留学・渡航前の事前学習は欠かせないと思います。英語と比べるとスペイン語を学ぶ機会は少ないですが、英語や中国語に並んで、多くの話者を世界中に有しているスペイン語を話せるようになることは、これからの国際社会で活躍するために役立つスキルとなると思います。

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中国語学習環境について

ヒロ(立命館大学/ 京都外大西)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • 国立台湾大学・政治学部
  • 台湾
  • タイペイ
留学テーマ・分野:
大学生:交換・認定留学(日本の大学に在籍しながら現地単位取得を伴う留学)

僕は大学入学当初から、日本の若者の政治参加率が低いといわれている現状に対してこのままでいいのか?という問題意識を持ち始めました。そして、この問題意識に対する自分なりの回答を見つけ、将来民主主義をアップデートする人材になりたいと志しました。そのような人材になるために、僕は若者の政治参加率が高い台湾で民主主義を肌で感じ、学び、経験することでこの問題意識に対する回答えを得ようと考え留学を決意しました。 僕は留学当初中国語が初級者レベルだったので、沢山の困難がありました。ですが、台湾大学にある中国を学ぶ環境を活用することで、後期には問題なく生活でき、かつ実践活動も行えるようになりました。まず、台湾大学では留学生ならば全員、毎朝二時間程の中国語のクラスを受講することができます。クラスのレベルも初級~高級まで約7段階あるので自分に合ったレベルのクラスを受講することができます。このクラスを受講することで、僕の中国語能力確実に伸びたと思います。 また、サークルに参加することも一つの方法だと思います。台湾大学には多種多様なサークルがあります。また、学部ごとのサークル等もあるため、自分に合ったサークルを見つけることができます。サークルに入り、日常的に楽しく中国を使う機会を作ることも中国語の能力を伸ばすことに繋がったと思います。 更に、台湾大学には日本語を扱える学生が多くいるので、いざという時に頼れる友人を見つけておくことができます。日本語を扱える学生は学内の団体を通して、見つけることができます。僕は実践活動でどうしても通訳が必要だった時に、学内の団体を通して通訳を頼める友人を見つけることができました。

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現地の友達(日本語学習者)をつくる!

法城寺光恵(ジョージ)(創価大学/ 創価高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • ハノイ国家大学(ベトナム語、文化人類学)※交換留学
  • ベトナム
  • ハノイ
留学テーマ・分野:
海外ボランティア

タイトルで落ちちゃってるのであんまり書ける事がないのですが、正直本当にこれに尽きると思います(笑)。 「ごめんなさい」も言えないレベルのベトナム語でホームステイを始めました(笑)。今じゃ笑い話ですが、当時は笑えるレベルじゃなくて。ホームステイ初日に階段に置いてあった花瓶を誤って蹴って割ってしまったんですけど、「ごめんなさい」も言えなかったっていう。最悪の状況でした。 交換留学も兼ねていたんで、大学のベトナム語学科にも通っていたのですが、上記のようなレベルだったので、クラスも一番下のビギナークラス。授業の進捗も非常に遅くて、なかなか上達しないベトナム語にストレスを感じていました。 そんな時に救世主になってくれたのが、文化人類学の授業で仲良くなった「ちーちゃん」でした。彼女はなんと、日本語学習者。これは東南アジアの特権なのかもしれませんが、日本語学習者って結構いっぱい居ます。彼女の日本語の勉強に付き合いながら、私もベトナム語を教えてもらう、みたいな事をよくやっていました。 日本語スピーチコンテストに一緒に出場したり、良い思い出もいっぱい出来ました。 語学に困ったら友達に頼る!ありがちな回答だと思いますが、結構大事なことだと思います。

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出発前にある程度中国語の勉強を

タニ(東京藝術大学大学院/ 大阪府立河南高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • 清華大学美術学院
  • 中国
  • 北京
留学テーマ・分野:
大学院生:交換・研究留学(日本の大学院に在籍しながら現地大学院内で学ぶ留学)

私は悪い例なのですが、なんとかなると思い中国語ができない状態で留学を開始してかなり苦労したので、留学前にある程度中国語を勉強することをおすすめします。中国語は漢字なので書かれていることはなんとなく意味から推測できるのですが、発音がとても難しいです。今は日本に中国人留学生がとても多いので、彼らと積極的に交流しスピーキングとリスニングの行く前から練習させてもらうのが良いと思います。

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現地の言葉は現地で覚えるべし。

ユカ(石川県立大学/ 金沢高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • ラオス国立大学水資源学部
  • ラオス
  • ビエンチャン
留学テーマ・分野:
その他のテーマ

ラオスはラオ語が公用語とされている。私はいくつかラオ語の勉強本を購入し、渡航2か月前から勉強し始めたが、発音や文字など難しく、数やこそあど言葉だけうろ覚えであとはまったくわからない状態で渡航した。最初の方は、まったく現地の人が通う店に行けなかったが、現地でできた日本人の友人と一緒に何度もご飯に行ったときに、注文している様や話している様を見て、こう言いたいときはこの言葉を使うのかと見様見真似で覚えたり、友人に今は、何て言ったのかと聞いて教えてもらったりしていくうちに、自然と覚えて最後にはなんとなくだが言っていることはわかるレベルまで達した。事前の勉強で言語を覚えられなくても、現地でできた友人や環境をうまく利用していけばなんとか生活できるし、覚えた言葉を使ってみるということを意識していけば大丈夫であった。

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言葉が通じなくても諦めずにチャレンジ!

まゆ(尚絅大学/ 尚絅高校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • 国立高雄大学語文センター、熊本電気鉄道株式会社台湾高雄事務所
  • 台湾
  • 高雄
留学テーマ・分野:
語学留学・中国語

留学当初は、中国語の読み書きはできたのですが、話すこと、聞くことが苦手でした。 この語学力、且つチューターも知り合いもいなかった状況の中で始まった留学生活だったので、とても不安でした。しかし、何をするにも自ら中国語でコミュニケーションをとらざるを得なかったため、常に中国語でインプットとアウトプットができ、中国語力は上がったと思います。 もちろんカタコトの中国語で通じなかったことも何度もありますが、諦めずに伝えようという気持ちと知っている単語や文法を組み合わせてどんどん使っていくことが大切だと身をもって感じました。 言葉が通じないからダメだ・・・と諦めずに、まずは積極的に喋っていくことが大切だと思います。

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言語を言い訳にするな!

みきみお(奈良県立大学/ 和歌山信愛高校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • 開南大学、HIS台北支店
  • 台湾
  • 桃園
留学テーマ・分野:
大学生:交換・認定留学(日本の大学に在籍しながら現地単位取得を伴う留学)

留学に行ってから言語を習得しようとしても伸びない、とある外大の教授がおしゃっていたことを覚えています。確かに留学に行く前にできるだけ語学力を伸ばしておけば、次のステップアップが早いし交流の場も広がると思います。私も言語はできるだけ努力をして留学に行ったので、たくさんの友達ができたのは語学力のおかげでもあったと思います。 もちろん留学中は能力不足で悩むこともありました。間違えたら恥ずかしいとかどうせ伝わらないと思って言いたいことが言えない時もありましたが、それはただの言い訳です。言語前提に大切なのは、伝えようとする気持ちや努力です。現地の方は一生懸命伝えようとすることを聞いてくれています。

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