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単位・留年 / 休学・留年 85件

留学のための休学の価値

りんご(弘前大学/ 青森県立弘前南高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • New York Apple Association inc
  • アメリカ合衆国
  • ニューヨーク ロチェスター
留学テーマ・分野:
その他のテーマ

 私は今回の留学のために一年間大学を休学しました。恐らく留学を考える上で大学を休学し、卒業を一年間遅らせることに不安や心配を抱く人も少なからずいると思います。実際、私も留学を決意した大学2年の冬までは留学するには大学を休学せざるをえないことにためらいを感じていました。しかし、社会に出てからではいつ長期で海外に出ることができるのかということを考えると1年ぐらい社会に出るのが遅れことなど大した痛手ではないと思います。さらに留学を終えて改めて国外にでなければ知りえないことや触れることのできない価値観、体験などを実感し、本当に休学し、留学してよかったと思います。ひょっとするとこの休学の1年が人生の大きな分岐点となるかもしれません。周りの流れを気にせず、1年間、2年間、新しい世界にとびだしてみることは4年間で大学を卒業することより遥かに価値があると思います。きっとその留学はあなたに何かしらの答えをくれると思います。

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大学院の延長

佐々木謙一(東京工業大学/ 芝高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • ジョージア工科大学
  • アメリカ合衆国
  • アトランタ
留学テーマ・分野:
大学院生:交換・研究留学(日本の大学院に在籍しながら現地大学院内で学ぶ留学)

修士で長期留学を行うと基本的には留年が必要になり,修士取得までに3年かかることになる.特に問題となるのが就活で,就活の時期に帰国していないと2年で出ることはなかなか難しい.しかしながら,アメリカではボストンキャリアフォーラムをはじめとする日本人向けの就活イベントが開催されているなど,就活をする方法はある.個人的には3年いることで研究内容の深まりやより広い分野での経験ができたため,特に後悔はしていない.

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休学せずに研究留学

ほっしー(北海道大学農学院/ 千葉県立船橋高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • 国際稲研究所
  • フィリピン
留学テーマ・分野:
大学院生:交換・研究留学(日本の大学院に在籍しながら現地大学院内で学ぶ留学)

休学をして研究留学・交換留学に行かれる方も多いですが、私は留学先が大学でなかったのにも関わらず、修士1年次にフィリピンで研究をして、2年次は日本で授業、研究を行い、計2年間で修了できるようにすることができました。ゼミの単位はチームミーティング等への参加で置き換え、研究所でのセミナーやトレーニングを農学院の国際枠の単位に交換することができました。帰国してから(就活しながら)残りの単位を取り、予定通り卒業できそうです。私は3年かかってしまってもいいと考えていましたが、中には卒業を遅らせたくない人もいると思います。留学=休学しないといけない、と思わずに、まずは所属研究室の先生や事務の方と相談してみてください。

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休学するという選択肢もある

稲飯亜有美(東北大学/ 北海道札幌北高校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • チュラロンコン大学文学部
  • タイ
  • バンコク
留学テーマ・分野:
語学留学・タイ語

私は初め交換留学を考えていましたが選考に通らず、休学するという選択肢をとりました。 交換留学であれば行先が決まっており、単位交換ができれば留年せずに卒業できることもありますし、様々な場面で所属がはっきりしているため何かあったときは安心だと思いますが、私自身は大学を休学してより自由な幅の中で留学できたことはよかったと思っています。 保険や住居探しなど自力でやらなければならないことは多いですが、同時に既存の枠にとらわれずに自分が本当にやってみたいことに挑戦できるというのは確かです。 また、休学している間は日本の大学生としての時間は止まっていることになるので、単位や実習のことは気にせず、1年時間が増えたと思ってまっすぐ留学生活に心を向けることができました。 すべてを自分でコントロールしているので堕落していく危険がないわけではありませんが、そこでしっかり軸をもって何かをプラスにして帰ろうと考えられれば、終わったときには達成感や強くなった自分を感じられるのではないかと思います。

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教員免許がほしいけど休学がしたい!

飯田 友希(明治学院大学/ 東京都立新島高校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • Roland Michener Public School(カナダ・オタワの公立学校)
  • カナダ
留学テーマ・分野:
海外インターンシップ

教員免許の取れる学科で休学をする際は、 早めに教務課や、学科の教員免許担当の先生に相談してください。 私の学科の場合、教育実習や教員採用試験を受ける時期等について留学前に何度も相談にのっていただき、 留学をバックアップしてくださいました。 留学しても教員免許関係の連絡を直接メールにしてもらえるよう、お願いをしておくのもいいと思います。

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内定もらってから、休学すれば?!

あめちゃん(名古屋市立大学/ 旭丘高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • 香港中文大学
  • カンボジア・シンガポール・マレーシア・香港
留学テーマ・分野:
その他のテーマ

トビタテの留学を含め、私は3年間大学を休学しましたが、結構心の頼りになっていたのは、ある企業からいただいていた内定でした。やりたいことに突っ走るのは気持ちがいい反面、やや社会からズレてしまう、もう普通の進路には戻れないとかそういう不安もよぎります(実際そんなことないけど、本人のパフォーマンスが不安で下がるのは回避すべき)。実際、私自身が身内の不幸などで、留学を途中でやめ、就活のタイミングじゃない時に就活するか?!なんて事態もあったので、リスクヘッジをするに越したことはないと思います。 多様性が叫ばれている日本で、ぼちぼち入社を待ってくれる制度を取る会社が出てきたと思うので、かつそういった新しい制度を運用できる会社は、トビタテ生と親和性があると思うので、留学前に内定もらって、休学して、留学するのもいい道だと思います。その内定先も留学絶対応援してくれるし!

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覚悟を決める

ちーちゃん(四国大学/ 高知県立安芸高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • Sunrise English Club
  • オランダ
  • アムステルダム
留学テーマ・分野:
その他のテーマ

私の学部は卒業前に国家試験を受け資格を取得できるカリキュラムである。そのため1年生の頃からほとんど必修科目の授業が組まれ、合格に向けて真面目に取り組まなければならない。 私が長年の留学の夢を諦めきれずトビタテに応募することを決意したのは4年生の前期である。その頃、周囲の人達は就職活動や勉強に勤しんでいた。当然私もそうすることが求められていたなかでの留学そして休学という選択肢は異例であった。 主任の先生とは考えが合わず対立することもあったが、それでも自分の行きたい道を選んだ私を応援してくれる人が本当にたくさんいた。 私はその人達のおかげで自分の選択を貫くことができたし、覚悟を決めることができた。 どの道を選ぶかは結果としては自分次第なのかもしれないが、私は人との関係性や励ましが大きく関与すると実感した。 選んだ先にはいろんなことが起こりうる。それでも最終的に道は一つに繋がっているだろうし、自分の後悔が少ない方や自分を信じて選択することが解決の糸口ではないかと思う。

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留年なんて怖くない

ゆい(北海道大学/ 大阪教育大学附属高等学校天王寺校舎)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • アライアンス・フォーラム財団、ヘルシンキ大学農林学部栄養学科
  • ザンビア・フィンランド
  • ルサカ・ヘルシンキ
留学テーマ・分野:
大学生:交換・認定留学(日本の大学に在籍しながら現地単位取得を伴う留学)

私は留学した後、院に行くか就職するか迷っている時期があり、就職活動を経験しました。 留学したことで一年留年していたので、何か不利になるのかなと少し不安を感じていましたが、全くそんなことはなく、むしろ自分の信念にしたがって留年してでも留学した行動力を評価してただけました。 周りの理解があり、費用面で留学が可能ならば、留年するからといって留学を諦めるのは本当にもったいない! いつでも遅すぎるということはありません。自分のやりたいことに正直に行動してほしいなと思います。

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熱意

fukuken(京都大学/ 東京都立日比谷高校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • 株式会社アフリカインキュベーター
  • ウガンダ
  • カンパラ
留学テーマ・分野:
海外インターンシップ

大学4年の後期を休学してインターンをすることを選んだため、学科の友人たちから1年遅れることになることに少し不安を覚えていました。 しかし、自分の将来やりたいことに近づけるこんな貴重な機会は無いと改めて思い直してから、周りの目は気にならなくなりました。

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留年を恐れない!

アラスカ野郎(早稲田大学/ 立正高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • アラスカ大学フェアバンクス校
  • アメリカ合衆国
  • フェアバンクス
留学テーマ・分野:
大学生:交換・認定留学(日本の大学に在籍しながら現地単位取得を伴う留学)

私は、元々文系で歴史に興味があった。しかしながら、大学で歴史の授業を受けているうちに、私の思っていた歴史学のイメージと現実が異なることに気づき、学習意欲を失った。そのような折に、大学2年次に受けた動物行動学の授業を契機に生物学に対する関心が芽生え、生物学を学び始めた。そして、3年次に今私が所属するゼミの先生と極限環境微生物学、アストロバイオロジーに運命的に出会い、地球と宇宙を広く学ぼうと決意した。アストロバイオロジーは学際的な分野であるため、以降は、生物学は勿論のこと、地球科学、有機化学などの諸分野も学ぶために時間を費やし、最終的に知識を豊富に貯えられた頃には4年生になっていた。普通であれば、就職活動に支障が出る、院試の準備があったりするなどの理由で留学は忌避されるが、私は極限環境微生物学とアストロバイオロジーをより深く学びたいという気持ちが強かったため、周りを気にせず、留年のリスクを背負い留学した。正直全く後悔はしていない。なぜならば、留学をしなかった場合の方が悔しい気持ちが残り、また留年覚悟で行ったため、目的意識と計画が確立されていたので、留学経験をより有意義なものにできたからだ。もし、現在、留年のリスクを背負ってまで留学をしようか迷っている人がいれば、迷わず留学してほしい。海外に出れば、卒業を1、2年送らせることは稀なことではないし、やりたいことはやれるうちにやるべきである。

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