留学大図鑑 留学大図鑑

単位・留年 / 休学・留年 85件

自分が本当にやりたいことを信じる

Midori. I(東北大学/ 山形県立山形東高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • カリフォルニア大学リバーサイド校人類学部
  • アメリカ合衆国
  • リバーサイド
留学テーマ・分野:
大学生:交換・認定留学(日本の大学に在籍しながら現地単位取得を伴う留学)

私の大学には交換留学のプログラムがたくさんあり、いろんな学部の人が毎年世界各国へ留学に行っています。学部と留学開始学年によっては留年せずに済むのですが、私は留学をせざるおえませんでした。 最初は、1年多く大学にいるということで親にも申し訳なかったし、それまでの大学生活で仲良くなった同期たちと一緒に卒業できないのは寂しかったです。しかし、留学に行かないのと行くの、どっちが後悔するかを考えた時に、せっかくのチャンスを無駄にしたほうが後悔すると思ったので留学を決意しました。 また、自分が何をやり遂げたいのかを明確にすることで、家族も友人も心の底から応援してくれたので1年日本にいなくても関係性も変わることはありませんでした。

続きを見る

休学をして留学をする場合(参考程度)

めぐさん(宮崎大学/ 熊本県立熊本高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • Washington University in St.Louis
  • アメリカ合衆国
  • ミズーリ州
留学テーマ・分野:
その他のテーマ

 私は実のところ卒業を1年延期して留学を行った。そういった場合どういうことになるのかといった話はあまり聞いたことがなく、これから留学を考えている人の参考になればと思う。(もちろん所属機関や留学の時期によって話は変わってくると思うので、具体的なことは所属機関の事務等に相談する事を勧める)  私は、修士2年(2019年)の2月から翌年(2020年)の1月まで休学し、実際の留学は2019年の3月1日出国、2020年2月末に帰国という流れだった。卒業に必要な単位は出国時までにあと1つ、特別研究(いわゆる修士論文)を残すのみとなっていた。最終的には、復学した2月から3月までの2か月分の学費を余計に納め無事2020年の3月に院を卒業した。  なぜこのような形になったかというと、特別研究の単位取得条件に丸1年の出席日数が必要であったこと、修士論文の合否の審査会議が2月に行われることなど様々な要因が複雑に関与し一番ベストな方法を大学の事務と相談して特例で承認してもらったからだ。私の留学は多くの人の支えなしには実現し得なかった。  くどいようだが、もし休学をして留学をしたいと思っているならば、一人で悩まず、所属機関の事務に相談してみることを強く勧める。  余談ではあるが、卒業後の進路はというと留学先のボスの伝手で、博士課程進学に向けた準備の傍ら、日本の研究所で働かせてもらっている。もし卒業が遅れることを不安に思うのであれば、留学によって得る人脈によって新たな道が開かれることもあると頭の片隅に置いておいてほしい。

続きを見る

留年しなくて済むように、修士論文の研究を終わらせてから渡英しました。

辰巳 守祐(奈良先端科学技術大学院大学/ 清風南海高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • University College London, AI Center
  • イギリス
  • ロンドン
留学テーマ・分野:
大学院生:交換・研究留学(日本の大学院に在籍しながら現地大学院内で学ぶ留学)

私はM2の10月〜12月に留学する予定でした。帰国後すぐに修論発表会が予定されており、もし間に合わなければ留年でした。ただ、留学中に修士論文の研究に時間を割ける保証はどこにもありませんでした。そこで、留学前に研究を仕上げ、学会発表も済まし、いつでも修論の原稿に落とし込める状態にしてから渡英しました。

続きを見る

時間を止めるということ

小山滉平(東洋大学/ 大阪府立千里青雲高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • Kahuripan Roller Sport・Club Atletico mar del plata
  • インドネシア・アルゼンチン
  • スマラン・マルデルプラタ
留学テーマ・分野:
専門留学(スポーツ、芸術、調理、技術等)

僕はこの留学をするために、大学を半年間休学しました。初めは就職への不安などもありましたが、自分の道を進もうと思い、休学を決めました。きっと休学をすると大学生としての時間がストップし、予想以上に自分が毎日過ごしている時間の大きさに気付くと思います。僕も留学中はチームでの練習時間は多い時で6時間、それ以外はすべて自由に使える時間です。1日中寝ていても誰も何も言いません。留学が始まったときは、日本にいた方がもっと色んなことが出来たんじゃないかと思ったときもありましたが、今となってはそう思い悩む時間も必要だったと思います。これまで過ごしてきた生活を時間を一度止めることで、見えてくるもの感じるものがきっとあります。でもそう思うことも、きっとこれからのあなたにとって大切な時間になると思います。自分らしく、楽しんで!

続きを見る

就職活動との兼ね合い

長谷雄也(岡山大学/ 岡山県立倉敷青陵高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • アパラチアン州立大学
  • アメリカ合衆国
  • ノースカロライナ州
留学テーマ・分野:
その他のテーマ

大学の通年必修の講義や実習の関係で留年せざるを得ないことは往々にしてあると思います。実際、僕は大学学部生を一年延ばした5年目に就活をし、内定後に留学に行きました。そのせいで留学直前の忙しい時期にしないといけないことが増えましたが、それを差し引いても今回の留学は人生で最も今の自分を形成している経験の一つになりました。一年留年することに関しては比較的寛大な世の中になりつつありますし、実際就職活動の際、これを理由に自分が不利になったようには一切思いませんでした。自分の意志の強さとの相談になりますが、上から順番に考えて自分が譲れないものを選び、そこに留学が入っているならあとは「するかしないか」ではなくて、する「方法」を考えましょう。その選択肢の中にはこのトビタテ!留学JAPANや、他にもたくさんの方法があります。能動的に動けば世の中は意外とみなさんの背中を押してくれるくらいには寛大ですよ。

続きを見る

先生、単位を落としてください!

ぽち(奈良県立大学/ 京都府立鳥羽高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • ビクトリア大学
  • カナダ
  • ビクトリア
留学テーマ・分野:
その他のテーマ

いろいろあって留学に行くには単位を1つ落とし、卒業を遅らせなくてはならなかったんです。しかしすでに単位をほぼ取り終えており、また卒業論文もすでに提出済みだったため、教授に事情を話し、無理矢理単位を落としてもらいました。こんなことをお願いしたのは私が初めてだそうです。

続きを見る

休学してよかったと思っています!

今瀬美里(名古屋大学/ 可児高校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • Landcare
  • オーストラリア
  • シドニー・メルボルン
留学テーマ・分野:
海外ボランティア

交換留学という形ではなかったので休学せざるをえなかったが、卒業が遅れることに関するデメリットは感じない。むしろ、将来どうしよう、と迷ったまま就職活動をはじめるより、じっくり自分のやりたいことと向き合って将来を考えることができたり、学ぶ楽しさに気づくことができたのでこの休学は有意義なものだったと思う。

続きを見る

ギリギリまで休学するかしないかで迷っていた

長嶺レイカ(名古屋学院大学/ 光ヶ丘女子高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • サンパウロ大学 国際関係学部
  • ブラジル
  • サンパウロ
留学テーマ・分野:
その他のテーマ

留学をした1年間は休学しましたが、留学するギリギリまで迷っていたり、休学するかしないかで大学と留学直前まで話し合ったりしていました。 自分の大学と提携がないブラジルの大学に行くことになっていたので、単位の振り替えの関係などが問題になっていたり、春学期の末にある講義の期末テストが受けられず、単位が怪しかったりしました。 ですが、大学側と相談したり、テストをレポートにしてもらったりなどいろいろ対応してもらいました。

続きを見る

休学しよう

ぽんち(慶應義塾大学/ 慶應義塾高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • The University of Hong Kong, Faculty of Business and Economics
  • 香港
  • 香港
留学テーマ・分野:
大学生:交換・認定留学(日本の大学に在籍しながら現地単位取得を伴う留学)

人生長いことを考えれば、1年伸ばしてもいいんじゃないかな、というのが個人的な意見。モラトリアムを楽しもう。

続きを見る

大卒から就職直行コースは選択肢の一つでしかない

TAK(立教大学/ 川越東高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • 社会科学研究科
  • フィンランド
  • トゥルク
留学テーマ・分野:
大学院生:交換・研究留学(日本の大学院に在籍しながら現地大学院内で学ぶ留学)

文部科学省の調べによると、昨今、留学後のキャリアへの不安が留学を踏みとどまる大きな理由の一つとして挙げられています。そこで留学経験を基にわたしの考えを述べたいと思います。わたしは休学、留年を課題として認識しておらず、過程あるいは選択肢として捉えています。しかし、四年で大学を卒業し就職を唯一の選択肢であると考える人にとっては、留学は無駄な寄り道のように映るかもしれません。時間的なことを課題と考えている人は、なぜ大学を四年で卒業し、就職する必要があるのか問いただしてみて下さい。そると、なぜ留学することで生じるタイムラグが問題であるのか、あるいはそうでないのかが見えてくると思います。

続きを見る