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単位・留年 / 休学・留年 85件

留学中に突然見舞われたコロナパンデミック

戸次 宥人(東京大学/ 私立武蔵高校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • マックス・プランク太陽系研究所 / ゲッティンゲン大学物理学科博士課程
  • ドイツ
  • ゲッティンゲン
留学テーマ・分野:
大学院進学(修士号・博士号取得)

留学中にCOVIDパンデミックが起こり、在宅ワークが1年以上続きました。ロックダウン中は、これまでのように研究所の友達や同僚とランチやコーヒーで談笑することもできず、ただ1人で家で過ごしながら研究よりもNetflixやYouTubeを見がちな日々を送るようになり、「せっかくドイツに留学にきてるはずなのに一体自分は1人で何してるんだろう。。。」と自己嫌悪に陥りメンタルに不調をきたしていました。時間はかかりましたが、友達とビデオ通話したり、外でジョギングしたり、筋トレや料理に凝り出したり、と少しづつコロナ禍のストレス解消法を見出すことで、何とか苦境を乗り越えることができました。

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将来を考えること

高橋巧(国立宮崎大学/ 私立明治学園高校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • MATRAD PTY.LTD.
  • オーストラリア
  • ブリスベン
留学テーマ・分野:
海外インターンシップ

渡航前は大学を休学することにかなり抵抗がありました。友人と一緒に卒業ができないや帰国後の学校生活はどうしようか等、不安を募らせていましたが、帰国後はなぜもっと早くに休学しなかったのか・留学に行かなかったのかと考えました。色々後のことを考えるのも大事ですが、それより今行動を起こすことの大事さを実感しました。

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ゴリ押し

井上 琢斗(徳島大学大学院/ 徳島県立城北高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • NPO日本医療開発機構
  • カンボジア
  • プノンペン
留学テーマ・分野:
海外インターンシップ

留学するにあたり、期間は長期(約1年)であったこともあり、休学することを検討していました。 しかし、所属大学では海外長期インターンシップでの休学は認められていませんでした。 「長期インターンシップ」という科目の単位を取得をすることで休学が認められる仕組みがありましたが、国内インターンシップのみの事例しかない状態でした。それに伴って単位認定のため書類や課題も国内向けのものしか存在せず、学務やインターンシップ担当の先生に問い合わせても仕組みがないものはどうにもできないという返事でした。 そこで、どうすれば海外インターンで休学が可能となるのかどこまで見込みがあるのかを関連のある人に手当たり次第に問い合わせをし、休学申請はどういうものか、どの程度なら認められるのか、インターンシップはどこまでが単位認定となり、何が単位として認めらるのか、代替できるものはあるのかなどの情報を集め、認められそうな案をいくつも提示していきました。 そうしているうちに学務から学長へと話が渡り、結果として単位認定なく休学できる仕組みがつくられました。  100%はっきりと否定されているならば仕方がないものですが、今回の事例のように「前例がない」といった場合は少なくとも突破の可能性は0ではありません。ゴリ押しすることでどうにかなることもあるようです。

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積極的に休学するという考え方

よーたろー(北海道教育大学/上越教育大学大学院/ 北海道札幌国際情報高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • ベルゲン大学人文科学部,ホルダランド県公立学校
  • ノルウェー
  • ベルゲン
留学テーマ・分野:
大学生:交換・認定留学(日本の大学に在籍しながら現地単位取得を伴う留学)

休学や留年といえば,捉え方によっては賛否両論あるかと思います。実際に私も留学前は休学することや留年することに対してあまり良い印象を持っていませんでした。しかし,私の留学プランをトビタテ生の友人に相談したところ「留学前の半期,休学してもいいんじゃない?」とアドバイスをもらいました。今まで考えていなかったのですが,留学前に日本の大学での単位はほとんど取り終えており,留学の準備やお金の貯金,自分の今までやってきたことを整理する期間として積極的な休学を決めました。「こういう目的があって休学をするんだ!」という意思があれば,留学前に休学してみることもありじゃないでしょうか。留年もしていますが,休学した理由を説明できるので今のところ進学や就職活動では支障が出ていません(笑)

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休学・留年を経て何を得るか

ゆーや(熊本高等専門学校/ 熊本高等専門学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • ブリティッシュコロンビア大学
  • カナダ
  • バンクーバー
留学テーマ・分野:
専門留学(スポーツ、芸術、調理、技術等)

世間一般では、「休学・留年」というワードにネガティブなイメージを連想する人が多いと思います。留学前の私もそのうちの1人で、なかなか留学を決断することができませんでした。しかし、留学を振り返り休学を経て得られた経験は普段の1年より濃いものになったと実感しています。私から言えることは休学・留年をして後悔するか否かは自分次第ということです。自分の人生の軸に必要な選択ならネガティブに考える必要はないと思います。

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就活と留学

MOE(大阪大学/ 兵庫県立兵庫高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • リーズ大学・政治国際関係学部
  • イギリス
  • リーズ
留学テーマ・分野:
大学生:交換・認定留学(日本の大学に在籍しながら現地単位取得を伴う留学)

留学をすると就活ができず、5年で卒業になることが多いので、私は留学するのを躊躇っていました。4年で卒業したかったため、ボストンキャリアフォーラムへ参加するも内定は得られず。。しかし、内定をそこで得ることができなかったからこそ、もう一度自分が将来したいことの方向性を見直す時間が留学中にできました。コロナウイルスのために3月に早期帰国したため、就活を終えることができました。しかし、仮に5年で卒業となっても何も不利にはならないし、思い切って留学するはいいと思います!

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立ち止まるという大きな一歩

けい(東京大学/ 筑波大学附属駒場高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • カリフォルニア大学デービス校工学部
  • アメリカ合衆国
  • デービス
留学テーマ・分野:
大学生:交換・認定留学(日本の大学に在籍しながら現地単位取得を伴う留学)

周囲の期待や社会の常識を気にせず、迷っているなら海外に飛び出してみましょう。 「現役で大学に入り、ストレートで大学を卒業すべき」高校3年時はこう思っていました。 「いったん立ち止まってよかった」今は心からこう感じています。 留学を通して、普段と異なる環境に身を置くこと、多様な視点を得ること、自分のことをちょっと真剣に考えてみること。周りから見たら遅れているように見えるかもしれませんが、私の中では前に進む自信が湧き、大きな一歩になりました。

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事前に大学の履修条件を確認すること留年回避

げんなち(横浜国立大学/ 徳山工業高等専門学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • 横浜国立大学都市イノベーション学府
  • イギリス・オランダ
  • デルフト・ロンドン
留学テーマ・分野:
大学院生:交換・研究留学(日本の大学院に在籍しながら現地大学院内で学ぶ留学)

修士1年時をすべて海外で過ごしましたが,留年しないように学部時代から先生方や事務と連絡を取り合ってました.最終的には学部時代から修士の講義を履修したり,留学先から研究の進捗報告を行うことで留年を回避できました.

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在学留学という選択肢もありながら、私が休学留学を選んだ2つのワケ

RIKU(立教大学/ 神奈川県立神奈川総合高校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • ゾイド応用科学大学 国際経営学部
  • オランダ
  • マーストリヒト
留学テーマ・分野:
大学生:交換・認定留学(日本の大学に在籍しながら現地単位取得を伴う留学)

私は在籍大学の交換留学制度を利用しての留学だったため、休学せずに留学するという選択肢もありました。しかし、最終的に休学留学をした理由が2つあります。1つ目は、日本の大学でも、まだまだ学びたいことがあったからです。在学留学をすると留学している1年分は日本の大学で学ぶことが出来なくなってしまいます。それが嫌だったことが1つ目の理由です。2つ目の理由は、余裕を持って就職活動をするためです。私は3年秋から4年夏までの留学だったので、そうすると就職活動を留学前や留学中にやらなくてはいけません。しかし、留学でやりたいことが変わるかもしれないし、留学中は現地での活動に専念したいという思いがあったので、就職活動を留学後に余裕を持って行うため、休学留学にしました。休学中のため、留学先大学での単位はあまり重要ではありませんでしたが、せっかくの留学機会、自分の目的達成のため、一生懸命勉強には取り組みました。その結果、テスト前にはクラスの友達に頼りにされる存在になりました!

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何かを犠牲にしても挑む留学の価値

さり(岩手大学/ 秋田県・秋田県立角館高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • 岩手大学 教育学部 学校教育教員養成課程
  • オーストラリア
  • メルボルン・ブリスベン・ゴールドコースト
留学テーマ・分野:
海外インターンシップ

留学を決断するにあたって、悩む点は、お金や休学ではないでしょうか。私は、トビタテ留学でお金を支援していただいたので、休学の決断について記そうと思います。 教育学部だったので、主面教育実習・副免教育実習があり、原則各学年で単位を取得しなければいけませんでした。そのため、留学すると自動的に留年が決まってしまいます。同級生と一緒に卒業できなくなったり、自分だけ一年遅れて社会人になることに虚しさがあったりしました。それでも留学は私が今できるチャンスだと思い飛び立ちました。帰国して考えてみると、本当に行ってよかったと感じています。 社会人になると長期的に海外に滞在できることはあまりないと思うので… 留学はみんなができるものではありません。チャンスが目の前にあったら、ぜひ飛び込んでみてください!

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