ゆづき(東京学芸大学/ 新潟明訓高等学校)
- 留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
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- Derecskei I. Rákóczi György Gimnázium, Technikum és Kollégium (ハンガリーの現地校)
- ハンガリー
- デレチケ
- 留学テーマ・分野:
- 中長期留学(4か月以上、日本の高校に在籍しながら留学)・異文化体験
いろいろ言い訳をして語学の学習ができないままハンガリーに行ってしまったわけですが、英語もほとんどわからないなかでハンガリー語を学ぶことは大変でした。初めは日本から持ち込んだ本とにらめっこしながらわからないところはホストファミリーや学校の友人、そして私が言った街のAFSの支部では数か月の間、無料でハンガリー語のレッスンを受けることができたのでその先生の力を借りて学習しました。ハンガリー語=外国語ということで同様に外国語である英語と比較しながら学んでいたのですが、ハンガリー語は世界最大難語と言われることもあるくらいの言語でしたし、他の言語とも似ておらず言語の習得は難しかったです。ある日、文法を復習していると、英語よりも日本語のほうが近いかもしれないということに気が付きました。そのように共通点を見つけると一気に学習が進みました。ハンガリー語は人称変化することが多いので単語を覚えてもうまく変化することができないと伝えることが難しいという点で文法を身につけるコツがわかったことはよかったです。実際他の日本人留学生ともハンガリー語を学習するときは人称変化など文法から覚えたほうがいいかもしれないという話になりました。しかし、学習で一番有効なのはやはり「話すこと」です。同時期に留学していたハンガリー語が流暢な友人にどうしてそこまで話せるのか聞くと、国に関係なく、すべての学生が話すことだと答えていました。実際話すことで本に記載していない単語、文法、使うことで覚えられる言い方……など話すことで言語力は一気に高まります。話すことで友人関係も広がるので一石二鳥です。話せるようになってからでないと恥ずかしいと思うかもしれませんが、文法は自分たちが思っているほど気にされませんし、話そうとする姿を見せたほうが喜ばれるのでぜひ思い切って話してみてください。