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費用 / 奨学金 66件

トビタテにとにかく申し込む

たけし(東京大学/ 大阪教育大学附属池田高校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • 国立土木学校
  • フランス
  • パリ
留学テーマ・分野:
大学院進学(修士号・博士号取得)

留学に行く際に最もネックとなるのがお金だと思います。給付型に絞った場合、多くは財団の奨学金となり、研究志向がかなり強く、さらに選抜も非常に厳しく、額も少ない場合が多いです。しかしトビタテの場合は、幅広い留学目的を受け入れる傾向があり、非常に高額を支給してくれます。応募に必要な書類は非常に細かく、留学計画も練るのが大変かもしれませんが、逆に言うとこれくらいできないと留学した際に確実に苦労します。なので、申し込むだけでも良い機会となると思います。

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早く!

みき(名古屋市立大学/ 三重県立四日市高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • 名古屋市立大学 人文社会学部 国際文化学科
  • シンガポール・タイ・フィリピン・アメリカ合衆国・イギリス
  • フィリピン・シンガポール・バンコク・ロンドン・ニューヨーク
留学テーマ・分野:
海外インターンシップ

私の留学での一番の心配がお金でした。トビタテもすぐに奨学金をくれるわけではありませんし準備にもお金がかかります。何かの不足でお金が降りないとなったら一大事なので「いつ、いくらかかるのか」「奨学金はいつ入るのか」「入金されなくなるのはどんな場合か」は常に意識し、逆算して早め早めに段取りをすることとクレジットを使って支払いを遅らせることで何とか資金面の問題をクリアしました。

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奨学金が振り込まれない場合は

HK(琉球大学/ 沖縄県立北中城高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • 日本郵船
  • 香港
留学テーマ・分野:
海外インターンシップ

留学計画変更届を提出して、奨学金を受け取る時期が遅くなった留学生がたくさんおり、私もその学生の一人です。奨学金を必要な時期に受け取るためには、トビタテを受験する前に綿密なスケジュール調整が必要になります。しかし、ほとんどの学生が変更届を出しています。留学が始まって1か月半奨学金が受け取れなかった私は、しばらくは親にお金を借りることをせずに肉まんやリンゴを食べて生活をしていました。しかし、どうしてもお金が足りなくなったので、最終的には祖父からお金を借りて、奨学金が振り込まれるまで生活しました。どうしてもお金がない、という場合は親に頼るか祖父母に頼ることがベストだと思います。

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留学への熱意と価値

杉下佳辰(東京工業大学/ 海城高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • スイス連邦工科大学チューリッヒ校 (ETH Zurich)
  • スイス
  • チューリッヒ
留学テーマ・分野:
大学院生:交換・研究留学(日本の大学院に在籍しながら現地大学院内で学ぶ留学)・建築・土木・都市環境

留学に際して大きな問題のひとつが費用に関する問題だと思います. 留学にはやはりそれなりのお金がかかります. 私はスイスという物価の高い国への留学でしたので,とりわけ大きな問題でした. 私は留学を決意し,それまで貯めていたお金は全て留学に回そうと考えました. また,アルバイトでもらったお金も全て留学に回すことにしました. そして,最終的には留学に必要と思われるだけのお金を貯めることができました. 私は結果的にはトビタテに選抜して頂きましたが,それは自分がどれだけ本気で留学したいかという熱意を持って準備できたからこそ頂けたものにすぎず,おまけのようなものだと思っています. 最も大事なことは奨学金への準備ではなく,留学そのものに対する熱意と準備です. それを怠らなければ,奨学金のようなおまけは自然とついてくるのだと思いますし,たとえ運悪く,奨学金がもらえなかったとしても,その留学の価値は変わるものではありません.

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トビタテの弊害

花(東京都・白百合女子大学/ 東京都白百合学園中学高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • パリ・ディドロ大学、Cours Florent、カルロボッソ演劇研修、Médiaspectacle
  • フランス
  • パリ
留学テーマ・分野:
大学生:交換・認定留学(日本の大学に在籍しながら現地単位取得を伴う留学)・芸術・美術・音楽・デザイン・演劇

留学後、トビタテの弊害にもぶつかった。自分がしたくて選んだ演劇が、トビタテの報告書のために「しなくてはいけないこと」として映ってしまう時期があった。義務だと感じると途端に野心がしぼんだ。このまま芝居を嫌いになったらどうしようかと恐ろしかった。寮の部屋の中でぼんやりとインターネットをする日が何日もあった。どうやってそこから抜け出したのかは具体的なことは覚えていない。確か、書を捨てよ町へ出ようとばかりに、考えるのをやめて動いてみた。そうしたら春の気配がしていたから楽しくなってしまったという成り行きだった気がする。 トビタテへの注目度が高いのでトビタテの試験内容、対策、評価されたと思うことがよく語られる。しかし、トビタテも留学も一つ一つが手段であり道の途中の曲がり角だ。誰も彼もに推奨したいものではない。私が間違いなく人に勧めたいと思えるのはコメディーフランセーズやロンドンのグローブ座、そして私を太らせたフランスのワインとチーズだ。

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奨学金制度は意外にたくさんある!

いなお(東洋大学/ さいたま市立大宮北高校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • Ecole de Management Strasbourg
  • フランス
  • ストラスブール
留学テーマ・分野:
大学生:交換・認定留学(日本の大学に在籍しながら現地単位取得を伴う留学)・教養学(リベラルアーツ)

私は留学するにあたって、最大限の準備をすることを大切にしていました。もちろんどれだけ準備をしても、現地では苦労することは避けられないのですが、留学に行く上での覚悟みたいなものです。その中に、在籍大学と地元の留学奨学金を受給することが準備の一つにありました。留学に関する費用は全額自己負担するつもりでしたので、大学に入学してから様々な奨学金制度を調べ、この二つに調べ着きました。大学の奨学金に関しては、語学スコアとGPAが重視されるので、日々の授業を大切にしながら、語学学習も並行で行いました。一方で、地元の奨学金は、応募書類の内容が重視されたので、就職活動のESの練習だと思って、先生に添削を依頼しより質の高いものを完成させるように心がけました。結果的に二つの奨学金を戴いて留学に参加することができました。大切なのは、金銭的に厳しいからすぐに選択肢をあきらめるのではなくて、実際に調べてみたり、先輩に話を聞いてみたり、「情報を手に入れるために動く」ことだと感じました!

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