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帰国後の進路 / 進学 16件

自分が何をやりたいか

ふうか(明治大学/ 前橋育英高校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • アメリカワシントン州、コテージレイクガーデン
  • アメリカ合衆国
留学テーマ・分野:
短期留学(3か月以内、語学・ボランティアなど各種研修含む)・専門留学(スポーツ、芸術、調理、技術等)

私は留学を通じて、自分がやりたいこと、興味があることを再認識することができました。しかし、そのためには、自分の意見や質問をぶつけられるような 少し上のレベルの英語力を身につける 必要があると考えました。このことが今の大学に入学した理由です。留学先で、悔しく、もどかしい思いをしたことが今の自分を作っているのだと感じます。

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研究留学というカタチについて

菅井徹人(北海道大学大学院農学院森林資源科学講座/ 東北学院高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • Lleida Univ. The Department of Crop and Forest Science and Agotecnio-Center.
  • スペイン
留学テーマ・分野:
大学院生:交換・研究留学(日本の大学院に在籍しながら現地大学院内で学ぶ留学)

トビタテキャンペーンは,「実践活動」や「留学内容を日本へ還元すること」がが制度として強く推奨,あるいは義務づけられています。この制度に,いわゆる「研究留学」のカタチが合致しにくいと感じることがあるかもしれません。研究を展開することに意欲がある学生にとって,この課題を解決し,申請書や面接に向けて準備を進めることは有意義な経験だと思います。成果をカタチとして表現できる力は,研究を推進する上で非常に重要な点だからです。

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自分がまだまだ勉強不足であるということを知れ

安村駿作(北九州工業高等専門学校/ 北九州工業高等専門学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • ICIQ
  • スペイン
  • タラゴナ
留学テーマ・分野:
大学院生:交換・研究留学(日本の大学院に在籍しながら現地大学院内で学ぶ留学)

スペインへの留学中に得たのはまだまだ自分は勉強が足りていないという自覚です。留学前には全然知らなかった領域で、もっと大きな世界が広がっていることを痛感しました。本当にそれについて知らないのと、自分が理解できない領域があることを知っているのは大きな違いで、勉強するモチベーションの向上につながります。これを勉強すればこのような使い道、用途があることを実際に見てきたからです。この経験からもともと修士までいって就職と考えていましたが、博士まで進学してもっと深く学問を修めたいという結論に至りました。この選択によって失うものもありましたが、この決断を後押ししてくれたのは間違いなくスペインでの経験だと思います。

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アメリカ難関大学院への挑戦

けんじ(筑波大学/ 札幌南高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • マサチューセッツ大学アマースト校
  • マラウイ共和国・アメリカ合衆国
  • アマースト・ゾンバ
留学テーマ・分野:
大学生:交換・認定留学(日本の大学に在籍しながら現地単位取得を伴う留学)

私は、2018年の夏にアメリカの大学院への進学を考えている。私が学びたいと思うプログラムがある大学はアメリカの中でもトップレベルの難関校である。私が日本にいた時は、多くの人が持っているイメージと同じで、学力的にも、語学的にも、経済的にもアメリカの難関私立大学院で学ぶのはハードルが高すぎるということである。しかし、実際に大学院を訪れ、教授や学生に会って話をしてみると、これらの問題は重要ではあるが、最重要ではないということだ。最も大事なのは、何かを学びたいという明確かつ一貫した熱意やビジョンである。それらがあれば、上記の問題の改善策を見つけることも、入学後にモチベーションを保つこともできる。私の場合は学力に関しては、筑波大学や留学中の成績は現地の学生に引けを取らない程度はあった。語学に関しては依然として難しさを感じたが、これに関しては時間があるため、コミット量によっては十分なレベルまで持っていける。経済的にも、難しいながらも奨学金はあるし、実際に学生と話すと、様々なファンディングの方法があることが分かった。このように、実際に足を運んで、話を聞いてみることで、大学院に対する必要以上に高いハードルは若干下がり、さらにそこで勉強したいという意欲も一層湧いた。

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先生のサポートがあってこその留学

Momona(国際基督教大学/ 神奈川県立横浜国際高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • ロンドン芸術大学
  • イギリス
  • ロンドン、イギリス
留学テーマ・分野:
短期留学(3か月以内、語学・ボランティアなど各種研修含む)・専門留学(スポーツ、芸術、調理、技術等)

 私は高校三年生の夏休みの留学だったため、担任の先生に最初は反対されました。日本で行きたい学部が見つからず、塾に通わず特別な受験勉強はしていませんでしたが、学校の成績を落とさずしっかり勉強することを心がけていました。私の留学への熱意と普段の学習態度を先生に理解していただき、最終的にサポートをしていただけることになりました。また、行きたい学部がなかったのですが、大学からの指定校推薦を視野に入れておきました。

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真にinternationalになるために

えまちゃん(新潟大学卒業、ソウル大学国際大学院修士課程在学中/ 新潟県立新潟南高校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • ハニャン大学教育学部英語教育学科及び国際語学院所属
  • 韓国
  • ソウル
留学テーマ・分野:
大学生:交換・認定留学(日本の大学に在籍しながら現地単位取得を伴う留学)・哲学・心理・教育・児童・保育・福祉

人と集まるより1人でいるほうが楽だと思いがちな私。友達は多くないほうだ。振り返ってみれば人との「交流」は常に私のchallenge(=課題)であったが、ソウルでの出会いは大学卒業後の進路を決めるうえでも大きな糧となった。 留学後半になり、寮や大学の講義、サークルなどで出会った友達と食事や散策をする機会が自然と増えた。交流という点では、PCを使う目的でよく寮のロビーにいたこと、大学の一般講義を履修したり、サークルに加入したりしたことが功を奏したと思う。私のサークルは国際ボランティア系で、留学生が多く所属していた。language exchangeの他、施設でのボランティアに参加したり、夕食やお酒を楽しみながらメンバーとの交流を図ったりした。新学期にはMT(Membership Training)として郊外の民宿に一泊したことも印象に残っている。韓国の学生の雰囲気を肌で感じるとともに、友人の輪が広がった。多様な国の友人一人ひとりと語り合うのは本当に楽しく、気質の違いから日本人と過ごすより窮屈に感じないこともあり、自分自身が大きく変わったようだった。また、英語を使うことに抵抗がなくなったが、語学力よりむしろ貴重な「友達」の存在、そして何より彼らから学んだことのほうが大きかった。 親しくなった友人の多くは豊富な海外経験を有し、 勤勉で優秀な人々だった。そして、彼らとの出会いはかけがえのないもので、更にハイレベルな環境で学び続けたいという気持ちを後押ししてくれた。多くの日本人学生は日本人同士やアジアの人々の付き合いが多い印象を受けたが、学びを人生経験をより実り多いものにするには、色々な国の人々と互いに歩み寄り学び合うことが必要だ。それこそ留学の醍醐味であり、本当の意味でinternationalになるということだろう。ソウルで得た友人たちは私の宝物だ。

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