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Yutaka Kuwahara

出身・在学高校:
埼玉県立八潮南高等学校
出身・在学校:
高千穂大学
出身・在学学部学科:
商学部 マーケティングコース
在籍企業・組織:

基礎学力がなくても這い上がりたいあなたへ!
三流大学の僕でも専門のフェアトレードを極めて、人に何時間でも語れるくらい知識を詰め込んで努力した結果採用していただくことができました!学力がないからって諦めないでまずは計画書を作ってみては?
ユーチューブにも動画をアップロードしていたので良ければご覧ください^^
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最終更新日:2020年06月10日 初回執筆日:2020年06月10日

日本のフェアトレード市場を拡大するには!

留学テーマ・分野:
海外インターンシップ
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • フェアトレードファンデーション
  • イギリス・オランダ
  • デーフェンター・ロンドン
留学期間:
11ヶ月
総費用:
- 円 ・ 奨学金あり
  • トビタテ!留学JAPAN「日本代表/新・日本代表プログラム」 2,400,000円

語学力:

言語 留学前 留学後
英語 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル<TOEIC845> 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル

留学内容

僕の留学のテーマは日本のフェアトレード市場を拡大することでした。
ご存知の通り、フェアトレードは生産者が児童労働や有害な化学薬品の使用を禁止することで公正な取引を約束するビジネスの仕組みのことを言いますが、日本は先進他国に比べこの取り組みが非常に遅れています。理由は宗教観の弱さや島国であること、金融システムの違いなど様々挙げられますが、どうすれば日本にあった方法で普及させることができるのかを模索しに行きました。
11ヶ月の留学で初めの5ヶ月はオランダのサクシオン大学で「持続可能な国際ビジネス」を受講し、企業CSRやその実践について勉強しました。残りの6ヶ月はロンドンに移り昔からの憧れていた「フェアトレードファンデーション」でインターンシップをしました。ここではメディアチームとしてフェアトレードを専門店にインタビュー調査をしたり、記録係としてフェアトレードを啓蒙するための様々なイベントに参加してきました。フェアトレードについて興味のある方はお気軽にご連絡ください!

留学の動機

2013年に訪れたフィリピンで生まれて初めてストリートチルドレンをみたことが今回の留学に大きく結びついています。僕は小中高と勉強が大嫌いで落ちこぼれだったのですが、途上国には勉強したくてもできない子どもたちがいることを知り、罪悪感でいっぱいになりました。そこから彼らの生活をよりよくするために勉強するようになりました。今回留学したのは日本のフェアトレード市場に貢献するためです。

成果

一番大きな成果としては【研究】を【道具】に落とし込むことができたことだと思います。この道具というのは日本でフェアトレードを普及させるために取るべき具体的なアクションのことで、現在はそれに向かって起業準備を進めています。実行に必要な資金を貯めることは大変ですが、毎日様々な勉強会に参加しながら大人の方と意見交換をさせていただく貴重な機会もいただけるようになりました。

ついた力

行動力、実行力、営業力、提案力

今までの僕は研究をしても自己満足で情報の共有をすることはありませんでしたが、フェアトレードファンデーションでのメディア活動を通じて、情報共有の重要性を知ることができました。またその手法も知ることができ、現在は様々なご縁に結ばれています。また自己アピールのために新規の方ともメールをすることがあるのですが、関係が少しずつ広がって行くのを実感する毎日で少しずつ楽しく感じるようになってきました。

今後の展望

留学での気づきをカタチにするために現在は起業準備をしています。僕が尊敬するエシカル協会代表理事である末吉里花さん主催のエシカルコンシェルジュ講座のお手伝いをさせてもらいながら、ビジネスコンペなどに応募をしています。今後は株式会社を設立しようと考えており、投資していただける方を募集しています。起業を成功させ、フェアトレードを日本に発信することが僕の夢であり留学のゴールです。

留学スケジュール

2016年
8月~
2017年
2月

オランダ(デーフェンター)

サクシオン大学で「持続可能な国際ビジネスコース」を受講しました。
学生寮で生活していたのですが、世界各地から留学生が集まっていたのでとても刺激的な毎日を送ることができました。クラブに行ったり、日本食を振舞ったり、ヒッチハイクをしたり、フェアスティバルに参加したり勉強していない時間はとにかく異文化交流に力を注ぎました。
授業はオランダ人の中に自分一人だけだったのですが、ここでの文化の違いには圧倒されました。オランダ人は思ったことを正直に言う文化があるようで、議論の場ではとても勉強できるところが多かったです。日本人的には「社交辞令」や「嘘も方便」なんてことわざがありますが、彼らにそれを伝えると「そんなの私ストレスで爆発しちゃう」なんて言われました笑

費用詳細

学費:納入総額

443,000 円

住居費:月額

280,000 円

生活費:月額

- 円

クラスメートとお酒を飲みながらグループワーク
愛する仲間たちとご飯を食べる(毎日)
サクシオン大学の教授にフェアトレード意見交換中?
費用詳細

学費:納入総額

443,000 円

住居費:月額

280,000 円

生活費:月額

- 円

2017年
2月~
2017年
7月

イギリス(ロンドン)

フェアトレードファンデーションのメディアチームとしてインターンシップ活動をしていました。
具体的にはフェアトレード専門店にインタビューをして映像制作を任されていたり、記録係として様々なイベントに参加していました。フェアトレードフォートナイトと呼ばれるイベント期間中には自分から様々な団体に突撃し、独自にインタビューをしたり路上アンケートを実践したり積極的に情報を集めていました。このころの僕は友達ができずにプライベートは一人ぼっち生活をしていましたが、将来について考えることに多くの時間を費やすことができました。
旅が好きなので、よくひとり旅に出かけており、ヒッチハイクをしたこともあります。

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

コーヒーフェスティバルで上司にインタビューしています。
撮影リスト、これらの映像記録を任されました。
イギリスのヒッチハイク、ホームレス集落でお世話になったことも
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

スペシャルエピソード

留学から繋がるストーリー “今、これやってます”

起業に向けて資金集めをしています。
フェアトレードを日本に普及させるために製造小売業で低価格を実現します。
これまでのフェアトレード製品の多くは先進他国からの正規品輸入に頼っていることが多く価格帯の高いものばかりでした。しかし私がオランダやイギリス、他ヨーロッパの国々で見てきたフェアトレード製品の価格は他の製品と負けず劣らずで消費者が特別な配慮をしなくても「手に取った製品がたまたまそうだった」と言う環境が整っていました。つまり小売店ではフェアトレード製品を扱うことがスタンダード化しているのです。ここからヒントを得た私は、消費者が意識しなくても無料で手にしている製品でフェアトレードを実現しようと考えました。今後は企業でもSDGsが意識され、ゆくゆくは消費者もエシカルマインドが育っていくでしょう。そこに先駆けたビジネスモデルです。

現在は投資家や協働ビジネスパートナーを募集しております。
興味のある方はお気軽にご連絡ください!

ご興味を持たれた方はお気軽にご連絡ください!
オランダのスーパーマーケット

受入先からの募集を見逃さないために

  • 留学先探し : インターンシップ

自分が好きな専門分野なら自ずと実践活動先が見えてくるはずです。いくつか候補があるはずなので、ひたすら応募のメールを送ってみましょう。僕も含め多くの人が大学入学⇨インターンシップの流れだったのでこれについてアドバイスすると、インターンシップは応募期間が定められていることがあるので、早め早めに募集情報を確認することをお勧めします。大学卒業の1、2ヶ月前に動きだすのでは手遅れになってしまう場合もあります。大事なことは早め早めに、頻繁に活動先の情報収集を心がけましょう。

これから留学へ行く人へのメッセージ

僕が言いたいことは二つ!
常に留学後の進路を考えて行動すること!
スタートダッシュを切るためにも重要なことです!

あとは留学中の貴重な経験をSNSで発信することです!
ブログでもなんでもいいので、留学中の自分を発信し続けましょう。
後から自分でも振り返ることができるので重要です。あるのとないのとでは大違い!