留学大図鑑

のんちゃん

出身・在学高校:
佐賀県立鳥栖高等学校
出身・在学校:
佐賀大学
出身・在学学部学科:
教育学部
在籍企業・組織:

先輩の近況をリアルタイムでチェック!

最終更新日:2021年05月18日

環境教育を佐賀県から発信!

留学テーマ・分野:
海外インターンシップ
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • The Finnish Nature League/Luonto-Liitto
  • フィンランド
  • ヘルシンキ
留学期間:
4か月半
総費用:
900,000円 ・ 奨学金あり
  • トビタテ!留学JAPAN「日本代表プログラム」 840,000円

語学力:

言語 留学前 留学後
英語 生活に困らない程度の日常会話ができるレベル<IELTS5.0> 生活に困らない程度の日常会話ができるレベル

留学内容

環境問題に関心の低い日本人に危機感を感じ、環境問題と教育に関心の高いフィンランドでの現地視察を留学で行った。現地では主にインターンシップを行い、ユースセンターで子供向けの野生生物保護のイベントの運営に携わらせていただいたり、専門学校の出張授業に連れて行ってもらったりしていた。活動する中でフィンランド人の環境問題に対する考え方や、デポジット制度など行政の取り組みを知ることが出来た。留学を通して、フィンランド人の自然への関わり方や環境教育に対するゴールが日本人と違うということが分かった。特に日本では環境教育のゴールが、「環境問題を解決すること」という意味合いが強いのに対し、フィンランドでは自然環境と人間との関わり方を学ぶというところに重点が置いてあり、新しい発見となった。この視点は私にとって大きな発見であった。自分が進めたい環境教育もフィンランドで行われていることと近い意味合いだったので、今後はさらに自分自身理解を深めて、実際に活動にまで移していきたいと思う。

留学の動機

もともと海外に対しての関心は高く、いずれ自分で海外に行ってみたいという気持ちがあった。しかし、語学留学といっても自分の中でしっくりと来なかった。そこで、自分の興味のある分野で留学すればとても面白いのではないかと考えていた。そこで出会ったのが、このトビタテ留学JAPANだった。トビタテ留学JAPANではたくさんの志を持った仲間も出来ると聞いていたので、勇気を出して挑戦してみたことが留学のきっかけだ。

成果

環境教育に関する新しい視点を得たことはもちろんだったが、それ以上に熱い志を持つ仲間と出会い、今でも交流が続いていることがこの留学の一番の成果だと感じている。自分自身の興味のある分野をとことん突き詰めることもでき、自分の分野外にも詳しくなれ、何か企画したいときに能力のある仲間がすぐに集まってくれる。そんな機会と場所をこの留学を通して得たんだと感じている。

ついた力

なんとかなるさ力

留学を通して、「なんとかなるさ、なんとかするさ」という気持ちをもって何事も取り組めるようになった。そのように変化した一番の理由は「現地での生活」が懸かっていたからかもしれないと今なら思う。在留許可も現地で住むところも、友達作りも自分で何とかしないとどうにもならないことばかりだった。ネガティブになっても進まないので、気持ちは前向きにでもやり遂げる行動力をもって取り組んでいたので何とかなってきた。

今後の展望

今後は、小学校の教員をしつつ、地元で地域の人たちの環境意識を高めるための企画を定期的に開催していきたいと思っている。小学校では体験的な活動を多く取り入れ、気候変動に関する話題を日常に取り込んでいきたいと模索中である。また、自分の働く学校だけで活動をしてもなかなか意識の変化は広がらないので、地域での気候変動に関するオフライン・オンラインイベントを今後も開催していきたい。

留学スケジュール

2019年
11月~
2020年
3月

フィンランド(ヘルシンキ)

ヘルシンキにあるLuonto-LiittoというNGOでインターンを行った。インターンの内容は子供向けの野生生物保護啓発イベントや国立公園ツアーイベントの運営、日本文化紹介イベントの企画・運営などを行った。ユースセンターで行った日本文化紹介イベントは「またこのイベントを開いてほしい」と言ってもらえるほど、参加者の方に喜んでもらえた。また、国立公園ツアーは参加者と一緒にフィンランドの自然についての話を聞いていたが、「自然教授権」というものがあるということを初めて知った。自然と共に生きる、森林はすべての国民のものであるから、誰が利用してもいいという考え方に出会い感銘を受けた。

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

45,000 円

生活費:月額

50,000 円

項目:

20,000 円

フィンランドの野生生物を折り紙で子供たちと作った
ビーガン料理を通して地域住民の方と意見交換会を開いた
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

45,000 円

生活費:月額

50,000 円

項目:

20,000 円

スペシャルエピソード

あなたにとって留学とは?

私にとって留学とは、自分自身の枠を広げることであった。経験したことがないことを経験し(英語以外の外国語、日照時間が短くほぼ一日中くらい毎日、日本人と違う時間の使い方、考え方や文化の違いなど)いままで縁のある眼鏡で見ていた世界が、縁がなくなってよりクリアに見えるようになったような気がした。自分の枠組みが広がることで、何かを許せるということも増えた。今まではちょっとした失敗でもかなり落ち込んだり、気持ちの切り替えがとても下手だった。しかし、この留学で視野が広がり、自分にも余裕が出来ると、出来なかったことが出来るようになるとまではいかないが、できない自分も受け入れられるようになった。視野が広がり、自分を知る。俯瞰的に自分を見つめることが留学中から増えた。経験値はもちろん上がるが、それ以上に自分を知ることが出来る機会が留学だと感じた。

留学のテーマと自分がしたいことをスケッチブックに

在留許可で四苦八苦。どうにか申請するためにたくさんの人に質問しました!

  • 事前準備 : 渡航手配(VISA、保険、持ち物など)

ヨーロッパは多くの国がシェンゲン協定の国で、90日以上の滞在は大使館での滞在許可書の発行が必要になります。多くの人の場合で交換留学を使う場合は「学生ビザ」を申請して、それで許可が下りるのですが、私の場合は無給のインターンシップということもあり、なかなか許可が下りませんでした。特に福祉国家だったので、給料に関するところや、現地のスタッフが私がそのインターン先に入る代わりに解雇されないかなどの書類を提出しなくてはいけませんでした。1回目は許可が下りず、とても困惑しましたが、「その他」の欄でなんとか許可を下ろしてもらい、現地に到着してからにはなったのですが、在留許可を発狂してもらえました。許可が下りるまでの間は大使館に何度もメールを送ったり、Facebookで在留許可を取得したことがある人にどんどん質問をして、解決策と思われるものは全部試してみました。どんな方法でも挑戦してみた結果、許可が下りたと思うので、あきらめずに質問をして自分といた境遇の人を探すと、この課題を解決できるかもしれません。

留学前にやっておけばよかったこと

英語はもちろんですが、留学先の母語(私の場合はフィンランド語でした。)をもっと勉強していればよかったなと思いました。少しの単語を知っているくらいでも現地の人の反応はだいぶ違うので、あいさつやちょっとした会話までできると心の距離が一気に縮まっただろうなと思いました。あとは、現地での活動をもっと具体的に考えているともっと内容の濃い留学になったと思います。

留学を勧める・勧めない理由

留学はお勧めします。まずは、今まで経験したことないような大きな壁にぶつかるという機会を得ることが出来るからです。困難を自力で乗り越えた先には大きな成長があるということが私の留学の経験でとても感じました。こういった機会は自分で作った方がより真剣に取り組むし、真剣に解決に臨みます。自分自身の成長と知的好奇心を満たすには留学がとてもいい機会だと思います。

これから留学へ行く人へのメッセージ

不安な事ばかりで、眠れなくなる日もあると思います。しかし99%のことは「なんとかなる」ものです。実際私も在留許可が下りないまま、現地での家も決まらないまま出発の日を迎えてしまいました。4か月半後大きく成長した自分がいました。そして、何より「留学に行ってよかった」と心の底から思っています。今は不安かもしれませんが、そんな時は仲間を頼ってぜひ自分自身の成長するいい機会にしてほしいなと思います。