留学大図鑑 留学大図鑑

かっちゃん

出身・在学高校:
静岡県立清水東高等学校
出身・在学校:
慶應義塾大学
出身・在学学部学科:
環境情報学部
在籍企業・組織:

・海外の大学には行っていないので、交換留学制度についてはお答えできません。
・海外ボランティア、インターンについてはある程度答えられると思います。
・教育、国際協力などの分野は比較的お答えできます。
・慶應義塾大学の4代目ブランドマネジャーです


最終更新日:2018年06月13日 初回執筆日:2018年06月13日

難民移民政策のスペシャリストになる!

留学テーマ・分野:
海外インターンシップ
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • Projects Abroad
  • 南アフリカ・イタリア
  • レッジョカラブリア・ケープタウン
留学期間:
7ヶ月
総費用:
2,000,000円 ・ 奨学金あり
  • トビタテ!留学JAPAN「日本代表/新・日本代表プログラム」 1,250,000円

語学力:

言語 留学前 留学後
英語 生活に困らない程度の日常会話ができるレベル 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル

留学内容

私は「難民移民政策のスペシャリストになり、難民の子供達の夢や希望を叶えられる世界にする」というテーマのもと2017年5月から7月まで、イタリアのレッジョカラブリア州に難民支援ボランティア、7月から12月まで南アフリカに国際開発インターンに行きました。イタリアでは、現地のイタリア人と中東やアフリカからの難民とともに衣食住をともにしながら、様々な活動をしました。南アフリカでは、タウンシップと呼ばれるアパルトヘイト時代に強制的に住まされた黒人の子孫が暮らす絶対的貧困地に位置する現地NGOでインターンをしました。

留学の動機

大学2年の時に、学問的に難民問題を勉強しようと国際安全保障のゼミに入りました。しかし、机に向かって勉強するだけでは、この問題は解決できないと気づき、難民を多く輩出しているアフリカと受け入れている欧州と日本の三つの視点から”本当のニーズ”は何かを調べるため留学を決意しました。

成果

イタリアでは、難民の子供たちの勉強環境を整えるため、図書館兼ネットカフェをクラウドファンディングで資金調達し立ち上げました。南アフリカでは、5000人の子供たちを対象にクリスマスパーティを開催し、こちらもクラウドファンディングで80万円ほど集めることができました。他にも、現地の主婦たちが自分たちでお金を稼げるように、ビジネスのノウハウと折り鶴のアクセサリーワークショップを開催しました。

ついた力

多文化理解、行動、自己マネジメント力

海外からたくさんのインターン生が来ていたのですが、ボランティアや支援に対する価値観が全く違う中での活動が多かったです。そこで最初は言語の壁もあり辛かったのですが、いつまでも悩んでいてもしょうがないので、一人一人に話を聞きコミットできるよう仕事を少しずつ振ることによって、だんだん理解できるようになりました。それも自分から行動したからこその理解であったと思います。

今後の展望

この留学を経て、三つの気づきがありました。それはビジネス的な視点による持続可能な支援の大切さとモチベーションの源泉と子供たちの将来の可能性です。この気づきから難民問題はただの切り口であり、抜本的な解決をするため「教育」に現在フォーカスしています。具体的には今所属しているゼミで、コンゴでの実践活動を通じて”異文化地域における夢を追い続けられる社会のモデルケースを作る”を個人テーマに活動しています。

留学スケジュール

2017年
5月~
2017年
7月

イタリア(レッジョカラブリア)

最初の1ヶ月はBagnaraという地域で、20人ほどの難民の方と衣食住を共にしました。そこではアメリカ人のボランティアと一緒に、サッカーやインタビュー、日本文化発信活動などしました。アフリカから船でイタリアに着いた時の現場でボランティアをした時は、本当に残酷な現場でここが痛かったです。しかし、インタビューを通して、難民の子供たちはすごく素敵な夢を持っていることに気づき、逆に自分が勇気をもらうことができました。その後、Caminiという現地の人と中東やアフリカから逃れた難民の方が家族のように暮らす小さな町に移動しました。そこではサッカーや折り紙ワークショップ、クラウドファンディングで図書館兼ネットカフェの立ち上げをしました。現地の方が現地の食材を使って朝昼晩と食事を振る舞って下さり、たくさんのボランティア生と共に過ごしていました。休日には旅行したり、ビーチに行ったりしました。

費用詳細

学費:納入総額

300,000 円

住居費:月額

50,000 円

生活費:月額

50,000 円

項目:プロジェクト費、保険費、お土産費、旅行費

100,000 円

過酷な旅を経て、数多くの難民がイタリアにたどり着いた現場
歌舞伎フェイスマスクをプレゼント
みんなで難民を出迎える場面
費用詳細

学費:納入総額

300,000 円

住居費:月額

50,000 円

生活費:月額

50,000 円

項目:プロジェクト費、保険費、お土産費、旅行費

100,000 円

2017年
7月~
2017年
12月

南アフリカ(ケープタウン)

タウンシップというアパルトヘイト時代に強制的に住まされた黒人の子孫が暮らす絶対的貧困地に位置する現地のNGOで国際開発インターンをしました。最初の3ヶ月はスタートアップのようなNGOで、インフラがほぼ整っていませんでした。なので、webサイトをインターン生と共に作ったり、サッカーチームを立ち上げたりしました。その後、2ヶ月間もう少しちゃんとしたNGOで活動しました。そこでは、5000人の子供たちを対象にクリスマスパーティーを企画し、クラウドファンディングでは80万円ほど集めることに成功しました。他にも、現地の主婦たちが自分たちでお金を稼げるように、ビジネスのノウハウと折り鶴のアクセサリーワークショップを開催しました。現地の子供達はとても意欲的で英語をしゃべりながら話しかけてくれました。この子たち一人一人が社会を変え、国を変えていくことを感じ、教育という分野にとても興味を持ちました。

費用詳細

学費:納入総額

1,000,000 円

住居費:月額

50,000 円

生活費:月額

50,000 円

項目:プロジェクト費、保険費、お土産費、旅行費

500,000 円

インターン生と共に看板作成
インターン先の愉快な子供達と
人生初のアフリカでパラグライディング!
費用詳細

学費:納入総額

1,000,000 円

住居費:月額

50,000 円

生活費:月額

50,000 円

項目:プロジェクト費、保険費、お土産費、旅行費

500,000 円

スペシャルエピソード

留学中に、自分を勇気づけてくれたモノ・コト

私は留学中に何度も自分と向き合う時期がありました。言語や文化の壁によってかなり悩んだ時期もありました。しかし、いつも私に勇気をくれたのは子供達で、目を輝かせながら話しかけたり笑顔でありがとうと言ってくれるだけで、本当に留学してよかったなと思えるようになりました。この文を書いている時も涙が出てしまいます。だからこそこの子たちのために今活動しているんだ、自分にできることからやらなきゃという決意につながり、毎日頑張ることができました。難民や移民、貧困など勝手につけれらたレッテルは本当に当事者にとって関係ありません。みんな同じ人間であって、自由を有しています。その意識をみんなに持ってもらうために帰国後も教育という切り口から世の中に伝えられればいいなと思っています。

折り紙ワークショップで夢を載せた桜の木と子供達の笑顔

ビジネス的な視点による「持続可能な支援」の大切さ

  • 留学先探し : ボランティア

私はこのボランティアやインターンを通して、ただの支援で終わってしまう悔しさを痛感しました。最初のイタリアではタイトルにもある「持続可能な支援」ではなくただの支援で終わってしまっていたことに気づきました。活動中はそのことに気づくのが難しく、お別れの時に気づくことが多かったため、悔しさとともに涙を流してしまいました。なのでこれから国際協力の分野に進みたい人や貧困問題などをテーマに勉強している人はこの視点を忘れず、取り組んでほしいと思います。
現在、大学のゼミでは教育、コミュニケーションを共通テーマに、5つのプロジェクトの中でコンゴプロジェクトに所属しています。ここではコンゴ民との「協働」を通じた持続可能な発展と、その先にある両国の発展を目標に、異文化である現地での実践活動を通して、「国際的な域学連携のモデルケース」の実現を目指しています。個人的には留学で見出した”持続可能な支援”のもと現地の学生や主婦たちに、収益面での手助けをすることで、可能性と選択肢を広げ「次世代の若者が夢を追い続けられる社会」を目指しながら活動をしています。この留学をこの活動に生かしたいと思っています。

持続可能な支援の元行った折り鶴アクセサリーワークショップ

これから留学へ行く人へのメッセージ

どんな留学でも異文化に飛び込むことは本当に今の時期だからこそするべきだと思います。それを乗り越えた時に必ず新しい自分に気づくことができます。何度も自分と向き合い、本当にやりたいことは何なのか、自分とは何かということをたくさん考えます。日本では経験できない出会いもたくさんあるので、ぜひ自分を見つめ直すいい機会と思って、世界に挑戦してみてください!