留学大図鑑 留学大図鑑

岩根 史明

出身・在学高校:
熊本電波工業高等専門学校 電子制御工学科
出身・在学校:
奈良先端科学技術大学院大学 情報科学研究科
出身・在学学部学科:
熊本高等専門学校 電子情報システム工学専攻
在籍企業・組織:
ATR BRI, NAIST, EPFL CNBI

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最終更新日:2017年06月23日 初回執筆日:2017年06月23日

日本で培った知識を海外で

留学テーマ・分野:
大学院生:交換・研究留学(日本の大学院に在籍しながら現地大学院内で学ぶ留学)
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • B10NIX S.r.l., スイス連邦工科大学 ローザンヌ校
  • イタリア・スイス
  • ミラノ・ローザンヌ
留学期間:
11ヶ月
総費用:
2,000,000円 ・ 奨学金あり
  • トビタテ!留学JAPAN「日本代表/新・日本代表プログラム」 2,000,000円

語学力:

言語 留学前 留学後
英語 挨拶など基本的な会話ができるレベル 専門的な研究や会議において、議論や調整ができるレベル

留学内容

イタリアのミラノにあるベンチャー企業のB10NIX S.r.l.(http://www.b10nix.com/) とスイスのローザンヌにある、スイス連邦工科大学 ローザンヌ校のCNBI(http://cnbi.epfl.ch/)でそれぞれ3ヶ月と7ヶ月の留学を行いました。
B10NIX S.r.l. では、ウェアラブル筋電計で計測した筋電位の解析(Onset/Offset Detection, Fatigue)などを行い、スマートフォンアプリへの実装を行いました。
CNBIでは、脳波・眼電位の計測・解析を行い、研究成果をまとめて国際学会へ投稿したりということを行いました。

留学の動機

ATR Computational Neuroscience Labs, Dept. of Brain Robot Interfaceで学外実習生として研究活動を行っていたのですが、他の国のラボでも研究活動をしてみたいと思ったのがきっかけです。また、高専時代のラグビー部の友人が全員、長期の海外留学を経験していたので、少し劣等感を感じていたのかもしれません。

成果

IEEE INTERNATIONAL CONFERENCE ON SYSTEMS, MAN, AND CYBERNETICS 2016 に投稿し、Top 5 Best Paper Awardを受賞しました。また、当時手伝っていた研究のジャーナルが現在査読中です。

ついた力

英語での技術的なコミュニケーション能力

週に1回1時間程度、担当してくださった方とのミーティングが設けられていて、それを通して、今現在行っている内容・残っている課題・今後の展望などを順序だてて話す力が身についたような気がします。

今後の展望

帰国後に、奈良先端科学技術大学院大学で修士課程を修了し、半年間の博士課程を過ごした後に、スイス連邦工科大学の博士課程に進学することに決めました。今はまだわがままに自分の生き方を探している段階なので、今後どのように生きるかはわかりません。

留学スケジュール

2015年
5月~
2015年
8月

イタリア(ミラノ)

筋電計の計測・解析、アンドロイドアプリへの実装

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

最後の集合写真
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

2015年
9月~
2016年
3月

スイス(ローザンヌ)

脳波・眼電位の計測・解析、国際学会への研究成果の投稿

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

ミーティングの際に撮った集合写真
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

スペシャルエピソード

感謝してもしきれない、お世話になった・大好きな人

2つの留学を通して、いろいろとうまく行かなかったことも多々ありましたが、総じて人に恵まれていたと思います。どちらの国に入国する際も最初は住む場所も見つかっていないような状況で、最初はどうなるかと思ってましたが、結局はどうにかなりました。

お世話になった皆さん

お金がなくて諦めていた留学

  • 費用 : 費用準備

我が家は三人兄弟で、自分は末っ子。両親の収入もとりわけ普通の家庭だったので、長期で海外留学に行きたいとは言えず、困っていましたが、トビタテの奨学金を使うことで、経済的な負担なく留学することができたので感謝しています。

これから留学へ行く人へのメッセージ

自分の情報を公的に公開するのに対して少し抵抗があるため、ここにはあまり詳しい情報や想いは掲載していません。興味がある人はコンタクト取ってください。
いつか抵抗がなくなったら、そのときは本気で書きます。