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まい

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ファッション・アート・絵画については詳しいので、悩んでいる方はぜひご相談ください。


最終更新日:2024年04月02日 初回執筆日:2024年04月02日

和柄とイタリアデザインの融合

留学テーマ・分野:
短期留学(3か月以内、語学・ボランティアなど各種研修含む)・専門留学(スポーツ、芸術、調理、技術等)
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • Accademia d’arte-firenze
  • イタリア
  • フィレンツェ
留学期間:
1ヶ月
総費用:
- 円 ・ 奨学金あり
  • トビタテ!留学JAPAN「日本代表/新・日本代表プログラム」 300,000円

語学力:

言語 留学前 留学後
イタリア語 挨拶など基本的な会話ができるレベル 生活に困らない程度の日常会話ができるレベル

留学内容

イタリアデザインと和柄を融合させたファッションデザインを作りながら両国を知ることを目的として、3週間にわたってく語学勉強とファッションデザイン勉強をした。語学勉強では、毎日4時間、イタリア語の授業を受け、基礎を学んだ。また、ファッションデザインの勉強では、和柄と和色を使った表現で服をデザインした。日本ならではの布の工夫や染め方を想定してイタリアデザインに組み込むことで、また新たなものを生み出せたと感じた。デザイナーにどの服も日本らしく、斬新なデザインと評価を頂いた。そして、デザイナーにとってのデザインについての考え方を教えて頂いた。

留学の動機

小学生の時からファッションデザイナーになると考えている。特にイタリアデザインに関心があり、イタリアデザインの独特な色彩や美意識を、現地の人や幅広い地域から集まるイタリアデザインを学ぼうとする人たちと交流して直接学びたいと考えた。そして、今後イタリア文化・デザインのどのような部分に着目しながら高校や大学でデザインを学んでいくとよいのか普段日本文化デザインとを比較しながら考えていく機会としたいため。

成果

今、世界は様々な環境問題に直面しており、アパレル業界でもエコで持続的なファッションに注目が集まっているということを知った。環境を考えて服をデザインをするかしないかではかなりデザインが変わってくる。自分がもしファッションデザイナーになって服を作るとなった時に今まで使っていた素材をやめ、環境に良い素材を使ってデザインをしなければいけないということがわかった。

ついた力

忍耐力

どんなに辛い時でも、「まだ大丈夫」「まだやれる」という忍耐強さ。予想外のトラブルが多い留学では、ひとつひとつに力を注いでいたら自分の中でストレスになってしまう。割り切って耐えるところは耐えて、耐えなくても大丈夫なところは切り抜ける、見極めの力も忍耐力のひとつだと思う。

今後の展望

日本最高峰の大学で芸術を学び、服を作るための基礎レベルをあげる。そして、ファッションデザイナーになって大胆で鮮やかな服をデザインし、特別なものとしてくれるような服を作る。日本の伝統技能を生かし、洋服のデザインと和の布地を組み合わせた服作り、日本の布地やデザインを身近なものにしていくことが出来たらと考えている。

留学スケジュール

2023年
7月~
2023年
8月

イタリア(フィレンツェ)

学校のファッションデザイン専攻でデザイナーの方とファッションデザインを何案も考えてコレクションを制作した。ひとつひとつ想定しながらデザインを制作していくため、小さな気づきが多くあった。日本とイタリアの融合ということで、面白い作品を生み出すことが出来た。いいものを作ろうとするのではなく、自分の好きな形や思いを表現すると知らずもいいものができるとわかった。また、イタリアの伝統工芸品を作る職人の工房に訪問した。作品に対する思いは強く、それがひとつの工芸品にしていくことを実感した。日本の伝統工芸品の問題と同様、イタリアも問題を抱えており、どうプロモーションしていけばいいのか今までとは違う変化が必要と感じた。

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

革工房 The Bussetto Florenceで刻印
Ferragamo博物館にて靴の展示
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

1970年
1月~
1970年
1月

(フィレンツェ)

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

スペシャルエピソード

この国のことが、とても好きになった瞬間

私の周りにはカミングアウトをしていない人は入れずに、日本の友人の中ではLGBTQの方が周りにいない。なので、LGBTQの理解への実感があまりわかない。日本ではカミングアウトをすれば波紋が起こりLGBTQの方に気を使う方が多いと感じている。でも、海外に出るとそのようなことはなく当たり前の性として認識されていた。私は自分が生きやすくても周りの人が生きにくかったら意味が無いと思っている。なので、このことは私にとってもとても生きやすいと思った。日本とはまた違う環境での生活でイタリアが好きになったきっかけになった。

友人と散歩した時の海の近くの街並み

どこで食べると安いのか、?

  • 生活 : 食事

私のホームステイ先がキッチンを使わせて貰えないため、最初、ランチをとる時は学校の近くにあるパニーノのお店で食べていた。でも、フィレンツェの中央ということもあって、観光客向けのお値段に設定されていた。毎日その店でランチを食べるにはお値段が少し張ってしまうため、どうにかたくさん食べられて、安いランチのとり方を探した。ヨーロッパで留学を考えている方は、必ず現地の方が行くようなスーパーを中心に食べ物を買うことをおすすめする。日本とは異なりヨーロッパのスーパーには比較的多くのお店が入っている。(パン屋、チーズ屋、お肉屋等)パン屋に行けばパニーノが食べられ、美味しい果物も売ってあるので、バランスよく食べることが出来る。

甘い食べ物が多いパン屋さん

留学前にやっておけばよかったこと

英語とイタリア語で専門用語の勉強をもう少しすれば良かったと思う。また、発音が上手くできず伝わらなかったことが多々あったため、発音の練習は必ずするべきだと思った。

これから留学へ行く人へのメッセージ

留学をするまでに色々な準備をして、もうやることが無くなるまでやりつくしても、やはり留学に行くとトラブルが多く、辛いこともあるかと思います。ですが、どのようなことがあっても行くだけの値打ちがあったなと必ず思い返すと思います。辛いことですら楽しんで、自分を成長させるために頑張ってください。