留学大図鑑

山本 綾香

出身・在学高校:
島根県立松江南高等学校
出身・在学校:
広島市立大学
出身・在学学部学科:
国際学部
在籍企業・組織:

先輩の近況をリアルタイムでチェック!

最終更新日:2020年05月12日

施設に住む子どもたちの感情を探る留学

留学テーマ・分野:
海外ボランティア
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • Divinity Foundation
  • ケニア
  • ナイロビ、アンボセリ、ロイトキトク、モンバサ
留学期間:
7カ月
総費用:
1,000,000円 ・ 奨学金あり
  • トビタテ!留学JAPAN「日本代表プログラム」 1,000,000円

語学力:

言語 留学前 留学後
英語 生活に困らない程度の日常会話ができるレベル 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル

留学内容

受入機関の紹介のもと、2カ所の孤児院、1カ所の緊急施設に滞在した。施設での滞在目的は3つある。1つ目にそれぞれの施設にどんな支援がなされているのかを知ること。2つ目に施設の人々、特に子供たちはどのような生活を送っているのか共に体験すること。3つ目に子供たちは支援や支援者にどんな感情や意識を抱いているのかを調査することである。滞在中は施設に住む子供たちと同じ生活リズムを送ることを心がけた。また施設内の行動だけでなく、施設外も共に行動するよう生活した。ダンスフェスティバルや川への水汲み、薪拾い、日曜日の教会など子供たちが施設の外では何をしているのかを一緒に体験した。また、参与観察とインタビューを行い、過去に訪れた支援者の存在や子供たちと支援者の関わり合い、支援者との思い出、それらに関する感情や意識について調査をした。

留学の動機

3年次にゼミに入ってから、「貧困」とは一体何なのか、という疑問からゼミの教授と共にケニアに1ヶ月滞在したことがきっかけでした。もう一度ケニアに行って長期滞在することで、ケニアの人々の生活を共に体験すること、特に支援される対象にある人々がどのような状況なのかを知ることが目的でした。

成果

参与観察、子どもたちとの1対1でのインタビュー調査を通して、その孤児院へ訪れる訪問者の存在、彼らに対する子どもたちの感情、具体的な支援の内容をまとめることができた。

ついた力

現地の人達のように振る舞う力

現地の人達のように自分の感情をオープンにさらけ出し、思っていることや感情をさらけ出す姿を真似ることによって現地の人達のように溶け込めるように努力した。話し方や人へのかかわり方などを現地の人から学ぶことで帰る前には「あなたはもうケニア人だよ」と言ってもらうことができた。

今後の展望

留学前は現地の人達を支援することができる仕事に就きたいと思っていたが、留学を通してその想いが揺らぎつつある。なんらかの形でアフリカの人達には関わりたいと思っているが、どのように関わることが現地の人達にとって良いのか、模索していくつもりである。

留学スケジュール

2019年
4月~
2019年
6月

ケニア(ナイロビ)

首都ナイロビにある孤児院
学校と孤児院が併設されている施設でした。平日は小学校4・5年生に算数と理科を教えていました。
それ以外の時間は、子供たちと遊んだり、施設のスタッフとのお話、成長してその施設を卒業した人達と交流をして過ごしていました。寝泊まりはその施設にあるボランティア用の部屋を使わせてもらい、食事も共に同じものを食べていました。

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

受け持っていた5年生の最後の授業
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

2019年
6月~
2019年
7月

ケニア(アンボセリ)

タンザニアとの国境近くにある緊急センター
女子割礼や強制婚から逃れてきた女の子たちがすむ施設でした。女の子とスタッフと共に水汲みや薪拾い、スポーツなどをしていました。

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

2019年
9月~
2019年
10月

ケニア(モンバサ)

海岸部にある孤児院
1カ所目同様、孤児院と小学校が併設されている施設でした。
子ども達とお話や仕事、遊び、教会に一緒に出掛けたりしました。

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

施設の近くにあるビーチ
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

スペシャルエピソード

あなたにとって留学とは?

私が思う留学の価値は「自分の無力さ・弱さを知ることができること」だと思う。日本にいれば大抵のことは上手くいく一方で、留学中ではそれがほとんどなかった。壁にぶち当たったとき、「なんで自分はこんなことさえもできないのか」、「こんなにも自分は弱いのか」という自分の「無力さ」と「弱さ」を目の当たりにするばかりであった。その経験をそのままにするのも、いい方向に変えていこうとするのもすべては自分がどうなりたいか、どうしたいかという想いのみ。
留学に行かなければ分からなかったことに気づかせてもらえたのが、この留学の大きな価値です。

ケニア出国前日一番仲の良かった女の子たちと

つらかった話

ケニア人と肌の色が違うことから、町を歩けばじろじろ見られるのは当たり前。「白人」、「中国人」と声を投げかけて絡んで来ようとする人は日常茶飯事。自分の肌の色や国籍を否定されているようで、外を一人で出歩くのが怖かった。泣きそうになったことは数えきれない程。

留学中に気を付けること

  • 生活 : 治安・安全

女性であれば留学先の治安については気になるところだと思います。
留学中は肩掛けかばんを前にもって歩いたり、早歩き、高価そうなものを身につけない、怪しそうな人に声をかけられても無視で押し通す、夜のやむを得ない外出は必ずタクシーの利用、を心がけていました。
人混みは危ないと言われますが、何かあれば周りの人達が助けてくれる可能性が高いし、そういう人も下手な行動は出せないと思います。
歩くときはあまりウロウロせず、嘘でも現地に慣れているような歩き方をすれば、近づいてくる人は減ると思います。
お金の交渉等も真剣な顔で向き合えば、大きく騙してこようとはあまりしないと思います。明らかに騙していると思えば、無視をして他のところに行きましょう。

留学前にやっておけばよかったこと

現地語の習得
現地では英語と現地語の両方を使用していました。
現地語は挨拶程度は勉強していましたが、方言が混じっていたり、地域差などから全くついていけず、会話もままならない程でした。現地に溶け込むためにも現地語の早い段階での習得は必須です。

これから留学へ行く人へのメッセージ

トビタテ!留学JAPANは語学力は不問としていますが、ツールとして「英語力」、「現地語力」はやはり必要です。留学をしながら、上達を感じることもできますが、留学前からその能力があったに越したことはありません。私はこの力を十分にもっていなかったことから、留学中たくさん後悔し、多くのチャンスを逃してしまったと思っています。語学の勉強は留学中も怠らずに頑張りましょう。