留学大図鑑 留学大図鑑

しみはる

出身・在学高校:
愛知県春日井市立春日井高等学校
出身・在学校:
岩手大学
出身・在学学部学科:
農学部動物科学課程
在籍企業・組織:


最終更新日:2020年07月13日 初回執筆日:2020年07月13日

野生動物保全の分野で活躍するために

留学テーマ・分野:
海外ボランティア
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • サスカチュワン大学語学学校, プロジェクトアブロード
  • エクアドル・ペルー・ケニア・カナダ
  • サスカチュワン
留学期間:
12か月
総費用:
- 円 ・ 奨学金あり
  • トビタテ!留学JAPAN「日本代表/新・日本代表プログラム」 1,940,000円

語学力:

言語 留学前 留学後
英語 挨拶など基本的な会話ができるレベル<英検2級> 生活に困らない程度の日常会話ができるレベル<TOEIC825>

留学内容

まず初めの半年間はカナダの語学学校に通って、その後のボランティア活動をより有意義なものにするために英語力を身につけた。その後ペルー、エクアドル、ケニアの順で2か月ずつ環境保護に関するボランティアに取り組んだ。ペルーでは熱帯雨林のジャングルで現地で保護された豪物たちの世話、鳥類の調査を主に行った。エクアドルではガラパゴス諸島で希少種であるガラパゴスゾウガメの世話、ガラパゴスアシカ、海イグアナ、鳥類の調査を主に行った。ケニアでは湖近くのサバンナで絶滅危惧種であるロストチャイルドキリンの野外調査を中心に活動していた。

留学の動機

中学生のころに一度、サイパンで短期間ホームステイをさせてもらい、それがきっかけで海外に興味を持つようになりました。また、もともと動物と自然が好きで、野生動物について何かやりたいと思っていましたが、日本では人々の野生動物への関心が薄いと感じました。そこで野生動物、自然への関心が高く、取り組み、対策がより行われている海外で野生動物に関わる活動をしたいとの思いから留学を決めました。

成果

カナダの語学学校では、英語力の上昇のみならず、いろんな国から来た人と知り合い、仲良くなれたことで、今まで知りえなかった様々な異文化を経験することが出来、自分の許容能力が上がりました。また、ボランティアでは現地に行くまでは想像できなかったことを経験して、やはり現地に行かないとわからないということを実感しました。

ついた力

受け入れ力

いろんな国の人と出会って一緒に行動し、話す機会を持てたことでいろいろな価値観、文化に触れ、また、ボランティアの活動地では今まで経験しなかった環境の中で生活したことで、自分の中で”普通”という概念があまりなくなり、自分にとって未知のものでもまずは受け入れてみようと思うようになりました。

今後の展望

留学を通してもっといろんな世界を見てみたい、もっといろんな人、文化に出会ってみたいと感じるようになりました。野生動物にどうやって関わっていこうかというのはいまだに模索中ですが、とりあえず大学院に進学する予定なのでそこで何か見つけられたらと思っています。

留学スケジュール

2016年
3月~
2016年
8月

カナダ(サスカチュワン)

カナダのサスカチュワン大学付属の語学学校に通っていました。ここにいる間はずっと同じホストファミリーのところでホームステイしていました。平日は毎日授業があり、宿題も結構多く出ましたが、たまに放課後にクラスメートと飲みに行ったりしていました。レベルを上げるためのテストではただ合格するだけでなく、できるだけいい成績で合格できるように頑張りました。多文化環境だったのでここから異文化を受け入れる力が身につきました。

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

夏休み中、ホストファミリーと湖のそばで
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

2016年
9月~
2016年
11月

ペルー(プエルト・マルドナード)

街から川を渡って1時間半ほど離れたペルーの熱帯雨林のジャングルで環境保護のボランティアを行っていました。ケータイの電波がほとんど届かないジャングルの入り口ような場所で、木でできた小屋をほかのボランティアの人とシェアして生活していました。シャワーは少し茶色っぽい水でしたが、提供される食事は毎回おいしかったです。生活自体もカナダとはがらりと変わって近代的とは逆な生活となり、ボランティア内容も肉体労働が多くはじめはとてもきつかったですが、後半にはそのような生活に慣れていました。ここで一番つらかったのは、英語の壁を感じ、他のボランティアの人たちの輪に入っていけなかったことです。後半になって、ボランティアのスタッフの人ともっと話してもよかったのだと気が付きました。このことから、周りをもっとよく見て自分のいる場所を制限しすぎないようにしようと思いました。

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

森の細道から見えた夕日
野生のサルが遊びに来ることも
鳥類の調査中です
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

2016年
11月~
2017年
1月

エクアドル(ガラパゴス諸島(サン・クリストバル))

ガラパゴス諸島での希少種であるガラパゴスゾウガメの保護、世話を中心に行っていました。ここではホームステイをしていて、買い物できる場所やビーチなどすべてが徒歩圏内にあり、Wi-Fiも毎日使える環境でした。ペルーからの環境の変化に戸惑うこともありましたが、ボランティアをすること自体には慣れてきていたのでより楽しんで活動することができました。ホストファミリーとの意思疎通がスペイン語だったのですが、最後には少しスペイン語もわかるようになりました。ガラパゴスは動植物の楽園のようなイメージでしたが実際は人も多く住んでいて、ゴミが路上に捨てられているなど美しいだけではない一面も実際にそこに行くことで知ることができました。

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

ガラパゴスの日常
毎日の景色がとてもきれい
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

スペシャルエピソード

ココでしか得られなかった、貴重な学び

ケニアでボランティアをしていた時に、外部の人たちが違法に仕掛けた罠により、ケガをしてしまった野生動物の治療を手伝う機会が何度かありました。その中でも記憶に強く残っているのが、ワイヤーの罠が脚に深く食い込んでしまっていた若いバッファローの治療です。必死で抵抗するバッファロー(麻酔済み)を何人もの大人で抑え込み治療に当たりましたが、結局助けられず、そのバッファローは亡くなってしまいました。その時に野生動物を救うということは命がけだし、罠をかけようとする人がいなくならない限りこれに終わりがないと感じ、野生動物と人との問題の深さ、難しさについて改めて考えさせられる出来事でした。

麻酔に耐えるバッファロー

どうやって自分の居場所を見つけるか?

  • 語学力 : 英語

カナダからペルーに移動したときに、自分はカナダの語学学校でぬるま湯につかっていたと感じました。ペルーでは英語が上手な人ばかりがボランティアをしていて、彼女らのスピードのある英会話になかなか入っていけずにつらい思いをしました。しかしボランティア活動も後半になって、ボランティアの人と常に一緒にいなければいけないわけではないのだな、と気が付きました。ペルー出身のボランティアスタッフの人たちともっと会話をすればもっとスローテンポでも英語で会話が成り立つとようやく気が付きました。当初の私は、会話に入っていけなくても、とにかくこの場にいる努力をしなければいけないと思い込んでいましたが、少し周りを見ていると、他に私を受け入れてくれるところはありました。それからは自分の立場をあまり限定しすぎないようになり、より楽しく時間を過ごすことができるようになりました。

留学前にやっておけばよかったこと

英語の勉強と、自分が行くことになる国についてもっと丁寧に調べていけばよかったと思いました。その国の背景や歴史を知っていれば話の種にもなるし、より面白い留学になると思います。私の場合は、現地の動植物についてもっと調べておけばよかったと思いました。

これから留学へ行く人へのメッセージ

留学に向けていろんな心持ちになっている人がいると思います。もしかしたら、モチベーションが下がってしまっている人もいるかもしれません。しかし、一生に多くはないせっかくの機会なので、楽しむ気持ちを忘れずに、何事も吸収する勢いで頑張ってください!そしてつらいときは周りと共有して、抱え込みすぎないようにしてください。実りの多い留学になるように応援しています!