留学大図鑑 留学大図鑑

ヤマモト

出身・在学高校:
川越高等学校
出身・在学校:
三重大学大学院
出身・在学学部学科:
生物資源学研究科
在籍企業・組織:


最終更新日:2020年07月13日 初回執筆日:2020年07月13日

海外での技術研鑽を通じて研究者として成長

留学テーマ・分野:
大学院生:交換・研究留学(日本の大学院に在籍しながら現地大学院内で学ぶ留学)
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • Ghent university, Artemia reference center
  • ベルギー
  • ゲント
留学期間:
12ヶ月
総費用:
2,420,000円 ・ 奨学金あり
  • トビタテ!留学JAPAN「日本代表/新・日本代表プログラム」 2,420,000円

語学力:

言語 留学前 留学後
英語 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル<TOEIC730点> 専門的な研究や会議において、議論や調整ができるレベル

留学内容

Ghent大学付属Artemia reference center研究所に,自身の博士課程研究の実施および水産系企業へのインターンを目的として,12ヶ月間滞在した。滞在中にある程度まとまりのある研究データが得られた上,国際論文に2報もの報文が受理,掲載された。一方で,ベルギー国内およびオランダ国内の大学,企業に対し,インターンシップでの訪問を通じて今後の共同研究の約束を取り付けた。

留学の動機

世界で最も水産物を食べる日本人にとって,水産業はお家芸であると言われてきた。しかし近年,資源管理を筆頭として,水産物利用に関する技術や制度は他の国の後塵を拝する状況が続いている。このような背景の中,将来研究者として日本の水産業会に貢献するためには,様々な国々の研究者との交流を深め,自身をよりグローバル化する必要があると感じたため。

成果

留学先で得られた研究結果を元に複数の研究論文を海外の科学雑誌に投稿,受理された。

ついた力

力を抜く力

仕事をする時とそうでない時との間にほどよいメリハリがあることで(つまり休日と休憩時間はしっかり休む)とても生産性の高い日々を送ることができた。

今後の展望

留学前から大学で研究職につくことを目指していたので,今回の経験を活かした研究・教育活動を行なっていきたい。

留学スケジュール

2018年
9月~
2019年
8月

ベルギー(ゲント)

Ghent大学付属Artemia reference center研究所に,自身の博士課程研究の実施および水産系企業へのインターンを目的として,12ヶ月間滞在した。滞在中にある程度まとまりのある研究データが得られた上,国際論文に2報もの報文が受理,掲載された。一方で,ベルギー国内およびオランダ国内の大学,企業に対し,インターンシップでの訪問を通じて今後の共同研究の約束を取り付けた。

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

ゲントの街並み
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

スペシャルエピソード

留学中に、自分を勇気づけてくれたモノ・コト

趣味のロッククライミングを留学先でも続けていた。普段はクライミングジムでトレーニング,週末はフランスの岩場まで高速バスに乗って登りに行くといった生活だった。何か研究以外での目標を持つことで,退勤後や休日もハリのある時間を過ごすことができた。また,自宅・研究室に続く第3の居場所を作ることで,より多くの友人や体験を得ることができた。

Cope de Lune 7c(岩の名前)結局登れなかった

研究の準備はしっかりと

  • 留学先探し : 大学院

海外で研究成果を得るというのは難しいことで,日本国内であれば通常しなくてよかった作業にコスト(時間,労力,お金)を払うことになる。留学をする前に,現地での実験がスムーズに行くように(私生活でも研究面でも)あらゆる準備を入念に行うことが重要。

これから留学へ行く人へのメッセージ

留学にはストーリーが重要だと思います。留学中だけではなく留学後の目標も含めて「なぜ留学にいくのかorきたのか」を常に頭において過ごされるのが良いのではないでしょうか。「留学したかったから」という理由だけでは本当に無駄で辛い時間を過ごすことになると思います。