留学大図鑑

たつお

出身・在学高校:
福知山成美高等学校
出身・在学校:
鳥取大学大学院
出身・在学学部学科:
連合農学研究科国際乾燥地科学専攻
在籍企業・組織:

先輩の近況をリアルタイムでチェック!

日本の大学で農学の博士課程の取得を目指しつつ、ドイツでの研究インターンを行いました。期間は半年で、研究成果報告をドイツで行いました。
ユニークな体験としては、シリア人同僚との研究生活、女性同士のカップルと私の三人シェアハウス生活等があります。またドイツでの友達作りの方法、語学学習の方法、シェアハウス、安い交通手段など、その他の質問はメール、FB、IGを介して行なってください。

博士学生としてドイツでバイオ研究留学

留学テーマ・分野:
大学院生:交換・研究留学(日本の大学院に在籍しながら現地大学院内で学ぶ留学)
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • Technische Universität Dresden (ドレスデン工科大学), 生物学部, 植物生理学研究室
  • ドイツ
  • ドレスデン
留学期間:
6ヶ月
総費用:
1,500,000円 ・ 奨学金あり
  • トビタテ!留学JAPAN「日本代表プログラム」 1,210,000円

語学力:

言語 留学前 留学後
英語 生活に困らない程度の日常会話ができるレベル<TOEIC 650点> 専門的な研究や会議において、議論や調整ができるレベル

留学内容

幅広い農学分野において、特に生物学の専門性を高めるために、ドイツ東部のドレスデン工科大学で研究インターンを行いました。
ドレスデンは、芸術や音楽、クリスマスマーケットでも有名な風光明媚な街で、大学設備と学生へのケアが充実しており、落ち着いた環境で研究生活を送ることができました。
6ヶ月間行なったインターンでは、日本や中国で漢方に使われるシオンという植物を研究対象にし、その植物の共生菌が植物体内で生産する物質が植物体内で抗ガン物質に変換される仕組みの解明に取り組みました。
研究成果はドイツ国内のシンポジウムにて口頭での発表を行いました。

留学の動機

大学生の時から留学願望が常にありました。しかし、知識や英語力が完璧でないと意味がないと、先延ばしにしていました。そんな時、教授の研究補助でアフリカのボツワナに行き、研究報告をしました。結果は散々で苦い思い出となりました。しかし、その後先生から研究に対する熱い思いを聞き非常に感銘を受けました。そして自分も国際的に活躍できる研究者になりたいと思い、研究留学を行くことを決めました。

成果

6ヶ月間、ドイツで研究を行うことで、日本とは違う教育・研究環境に浸ることができました。留学先では学生とメンターもしくは教授とのディスカッションが密に行われ、問題解決が迅速に行われることに気づきました。比較的したが、一定の成果を出しシンポジウムで口頭発表できました。

ついた力

人間力

留学という経験を通して、あらゆる力が総合的についたと感じています。留学先を決める際は、現地に直接赴き、自ら研究室を探して受け入れ先を決めました。留学中の研究で行き詰まった時はメンターと頻繁に話し合い別の解決策を模索して結果を得ることができました。また、留学中に様々な人と出会えました。そういった、国内で生活していただけでは成長できなかった部分を大きく伸ばすことができました。

今後の展望

留学を経て、研究者としての自信を身につけることができたので農学研究を行う研究者として産業界で働きたいと思います。現在のところは種苗業界を考えていますが、自分の能力を発揮できる企業に出会えればいいなと思っています。農学のPh.D.人材を募集している業界をご存知の方は一報いただけると非常に嬉しく思います。

留学スケジュール

2018年
10月?
2019年
3月

ドイツ(ドレスデン)

幅広い農学分野において、特に生物学の専門性を高めるために、ドイツ東部のドレスデン工科大学で研究インターンを行いました。
ドレスデンは、芸術や音楽、クリスマスマーケットでも有名な風光明媚な街で、大学設備と学生へのケアが充実しており、また、ママさんポスドクが中心の研究室だったので、落ち着いた環境で研究生活を送ることができました。
6ヶ月間行なったインターンでは、日本や中国で漢方に使われるシオンという植物を研究対象にし、その植物の共生菌が植物体内で生産する物質が植物体内で抗ガン物質に変換される仕組みの解明に取り組みました。
研究成果はドイツ国内のシンポジウムにて口頭での発表を行いました。

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

43,000 円

生活費:月額

45,000 円

研究室メンバーと忘年ボーリング大会
ドレスデンの街並み
生物学部ビル
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

43,000 円

生活費:月額

45,000 円

スペシャルエピソード

戦火から逃れてきたシリア人同僚のはなし

研究室で一緒になり、僕の人生初のBruder (ブラザー)となったシリア人とのエピソードです。
ドイツに行くまではシリアのことは全くと言っていいほど何も知らず、イスラム国がはびこる地域との認識しかしていませんでした。しかし、彼に会ってからはシリア人イメージが変わりました。彼らはとにかく親切で、誠実で、家族思いでした。ISの一連の事変は彼らの優しさに付け込んだものなのではと思ってしまいます。僕を弟のように気にかけてくれ、事あるごとに声をかけてくれました。そんな彼がドイツに来た経緯は、やはり戦争のせいでした。彼は大学の教師をしていましたが、徴兵要請されてしまいました。彼の友達はフランスでPh.D.を取って帰国後すぐに徴兵され、そのまま戦死してしまいました。彼も死の危険が迫っていましたが、彼には妻と二人の娘がいるため、死ぬことは何としても避けなければいけません。なので、ドイツでポスドクとして働くことにして、命からがら避難してきた背景がありました。日本では起こりえない現実を初めて聞いた時は思わず涙してしまいました。そんな彼とは毎日一緒に過ごし、シリア料理の美味しいお店を連れて行ってもらったり、家に呼ばれて様々な料理を食べさせてもらいました。戦争が終わったいつの日か、シリアの自宅に招待して本格的なシリア料理を振舞ってくれるそうなので、非常に楽しみです。

ドレスデン郊外のバスタイ橋 (岩山にかけられた美しい石橋)

ドイツの住居の探し方

  • 住まい探し : シェアハウス

ドイツでは誰かと家をシェアするのが一般的です。そこでシェアハウスの探し方をお教えします。
まず、ドイツでは日本的な店舗型の不動産屋ではアパート探しができません。学生はインターネット上でシェアハウスを募集します。人気の部屋探しサイトはwg-gesuchtです。やり取りの流れは、応募->連絡->面談->決定となります。しかし難点があります。まず、個人同士のやり取りなので、動きが非常に遅いです。またドイツ語で連絡しないと取り合ってくれません。私はドイツでできた恋人にやり取りをしてもらいましたが、一人かつ英語でやり取りする場合は半年から3ヶ月前から部屋探しを始めなければなりません。また面談後にシェアメイトとして迎えるかを判断されるので、出来るだけ愛嬌よく振舞った方がプラスになります。私の場合は30人ほど(比較的少ない)に応募し、4人から面談の返事が帰ってきてました。悪い面もありますが、シェアハウスは友達を作る絶好の機会でもあります。私のシェアメイトは美しい女性カップルで、毎朝お出かけ前のキスを見せつけられながら、三人共同生活を送っていました。現地のコミュニティに入っていくのは留学生活をより濃厚なものにできると思いますので、ぜひシェアハウスを探してみてください。

  • 語学力 : その他の言語

  • 住まい探し : シェアハウス

これから留学へ行く人へのメッセージ

留学に興味があるなら行かない理由をいろいろつけるのはやめましょう。英語能力が不足している、専門知識が不足している、、、などの理由であれば留学中に十分に成長できます。また留学は一つのステップで終わりではありません。その経験を以下に生かすかが重要となります。ですので留学に行きたければまずは行ってみてください。