留学大図鑑

MISAKO

出身・在学高校:
広島県立広島高等学校
出身・在学校:
広島大学
出身・在学学部学科:
教育学部第一類初等教育教員養成
在籍企業・組織:

[初等×美術×英語]教育実践inミネソタ

留学テーマ・分野:
大学生:交換・認定留学(日本の大学に在籍しながら現地単位取得を伴う留学)
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • ミネソタ大学
  • アメリカ合衆国
  • ミネソタ州ミネアポリス
留学期間:
9カ月
総費用:
- 円 ・ 奨学金あり
  • トビタテ!留学JAPAN「日本代表プログラム」 144円

語学力:

言語 留学前 留学後
英語 生活に困らない程度の日常会話ができるレベル<TOEIC865点, IELTS 6.0> 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル<TOEIC 905, IELTS 6.5>

留学内容

アメリカミネソタ州で初等教育×美術教育×英語教育の3つを軸に教育実践をした。交換留学先のミネソタ大学で講義を受ける一方,ボランティアとしていくつかの施設で教育実践をした。
①初等 交換留学先の大学では「初等教育入門」の授業で教師を目指す若者とともに学んだ。アメリカの教育問題や異文化について,毎回新しいトピックについて話し合い,発表しあった。アメリカでは黒人白人の機会の平等や,子供の貧困が問題になり,場所が違えば教育の抱える問題も日本と違うのだと新鮮だった。授業外では,地元の小学校の体育の時間や美術の時間にボランティアとして補助や特別講師をした。子供たちの生き生きした目はどこにいっても同じだと感じうれしかった。
②英語 大学では「ESL」の授業で留学生のクラスメートと英語学習者として英語の授業を受ける一方で,「TESOL」の授業で非英語母語者に英語を教える技法についてアメリカ人と学んだ。授業外でもアフリカからの難民ソマリア人の英語教育機関でボランティアとして英語を教えた。英語学習者である教師として,ネイティブとは違った関わり方ができることを知った。
③美術 大学では「絵画」の授業をとり,美術の基礎を徹底的に学んだ。クラスメートには美術専攻のアーティストや,美術の教師を目指す二次の母や仕事を定年退職して第二の人生を歩む香港人の女性など様々な目的で授業を受けている人がいた。

留学の動機

・教師になる前に、日本以外での初等教育、言語教育、美術教育を経験したかった
・英語圏の人々と暮らし、英語で教育を受けることで英語力を伸ばしたかった
・日本とは異なる国で春夏秋冬を過ごし、日本を外から見てみたかった
・進路を決める前に、一度日本の大学生という枠を外れて、選択肢を見つめなおしたかった
・日本にいては出会えないであろう人々と会い、話を聞きたかった

成果

・ボランティア活動を通して、学んできたことを実践することができた
・様々なバックグラウンドを持つ人々と交流ができた
・自分の興味・可能性を広げることができた
・異国の地でもなんとかなるという自信がついた
・英語を使って生活することに抵抗がなくなった
・世界中で日本語を学ぶ人々と日本人として交流することができた
・チャレンジ精神がつき、何にでも飛び込む姿勢が身についた

ついた力

即決力

躊躇わず行動する習慣がついた。私はもともと慎重な性格であったので,決断するときや,人と話すとき,時間をかけていた。しかし良い機会があっても,相手に心を開き飛び込む姿勢を示すことができないと機会を逃すと留学を通して学んだ。このことにより,自分がやりたいと思ったら躊躇わず”YES”ということが出来るようになった。同時に気付き,質問など躊躇せず示せるようになり,コミュニケーションスキルも向上した。

今後の展望

欧米文化では自分の考えや意見を発信できるようになるよう,幼いころから子どもを教育する。スタイルの全く異なる習慣に戸惑う時期もあったが,必ず授業で1回は手を挙げて何か言うことや,考える時間が必要なをときには自分の状況を端的に相手に伝えることを心がけるうちに,日本人の私でも発言することへの抵抗感が薄れた。教師として子どもに,相手に自分の言葉で意思を示すことの大切さを伝え,その習慣をつけたい。

留学スケジュール

2016年
8月?
2017年
5月

アメリカ合衆国(ミネソタ州ミネアポリス)

○ミネソタ大学で教育に関する授業を受講し,世界から集まる学生と議論を交わした。
○地元の教育施設(小学校,美術教育団体,ソマリア人向け語学学校)でボランティアとして実践活動を積んだ。
○ミネソタ大学を拠点に,日本美術,書道,日本食などの日本文化をひろめるためのイベントを企画・運営した。

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

美術教育団体でのボランティアの様子
ソマリア人に英語を教えている様子
大学内でアルバイトしているところ
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

スペシャルエピソード

留学中に手に入れた、今でも大事にしているもの

留学で得た宝物は数え切れないが,最も大きなもののひとつは出会いである。日本で出会える人々と,留学したからこそ出会える人々がいる。留学でさまざまな人とめぐり合い交流することができたことで,自分でも気づいていなかった自分の考え方や日本人としての自分を知ることが出来た。留学での出会いを通して,日本で出会った人々との出会いのありがたさに気付くきっかけとなった。留学するということは,自分のいる場所,所属,常識を一度リセットし,新しいページを描くことができる機会がある、ということである。日本は世界の中でもユニークな文化を持っている国だと感じる。一度そこから「トビタツ」ことはものすごく大事だったと強く感じる。自分とは違う文化や常識を持った人とかかわり,別の文化の中で生活する、ということを若いうちに経験できたことを感謝している。また,そう思わせてくれた一つひとつの出会いに感謝する。

初めて学んだ絵画授業にて
「日本」をつたえるプロジェクトで手巻き寿司をふるまった

留学で確信した、“私はこれを目指す!”

自分が教育に関心を持っていることはわかっていたが,具体的にどのような分野で,どのような働き方をしたいのかわからない,というのが留学前の状況であった。だからこそ,約1年の留学期間中,より多くの「教育の形」に触れ,出来るだけ多くのことに飛び込んで行こう,と決意して留学に臨んだ。留学中にできた友達の中に,幼いころ日本ではないところで育ったが,親の意思と本人の努力で日本語補習校などに通い,日本語や日本文化について懸命に学ぼうとしている人とであった。一方で,日本人と中国人とのハーフだが,幼いころに日本語を学ぶ機会に恵まれなかったために,家族の事情で日本に移ってから言葉の面で苦労している友達とであった。これらの友達と親しくなり状況を知るうちに,何らかの事情で海外にいて日本語教育や日本の教育を受けたいと願う子どもたちをそばで支え,サポートすることができる仕事に関わってみたいという気持ちが生まれた。日本人学校で働き,子どもたちに日本について教えるのはもちろん,子どもたちと共にその国のよさも学ぶことのできる教師になりたい。

ミネソタに住む日本人や日本が好きな人
初等教育の授業

日本人学校の教師になるには

  • 帰国後の進路 : 就職(企業)

 留学前は地元で小学校教師になることを目指していたが,留学を終え,いまの自分に一番合っているのは外国の日本人学校で働くことなのではないかと気づいた。バックグラウンドを複数の国に持つ友人と出会ったことや,アメリカに住む移民の人々と関わったことがきっかけだった。縁あってある日本人学校に4月から赴任することになったので,どのようなことを意識してアピールしたか,メモしたい。
 まず,応募は「JOES 海外子女教育振興財団」の募集に申し込みをした。財団のホームページを通じて世界(主にアジア中心)にある日本人学校の教員募集をしている。なお,日本人学校は国外に住む日本人子女に日本国内と同等の教育を行う機関なので,日本の教員免許を取得していることが応募の前提条件である。
 書類・面接試験で意識したのは,異国の地でもくらいついてなんとかやっていけるというタフさをアピールすることと,自分が日本人学校で働きたい熱いパッションを伝えることだ。(留学の経験もピッタリの話題である!)面接試験では実際に日本人学校で働いておられる校長先生が日本に一時帰国されて面接してくださる。その国ならではのリアルなお話を聞くことができ,貴重な体験ができる。
 日本人学校で働きたいと思っている人は,もしまわりにいるのなら,紹介してもらってでも日本人学校で働いた経験がある人や日本人学校に通っていた人に話を聞くことをお勧めする。日本人学校の雰囲気を知ることが試験の参考になることももちろんだが,海外であることならではの困難や,工夫など知ることは自分の引き出しになる。また人とのつながりは実際に働きはじめて困ったときにも自分を助けてくれるものだと信じている。

きっかけとなった友人たち

  • 語学力 : 英語

  • 留学先探し : ボランティア

これから留学へ行く人へのメッセージ

私が留学前に勇気づけられた友人の言葉を紹介します。
Don't be afraid to say "Yes", but don't force yourself to avoid "No".
数えきれない素晴らしい出会いがあるように祈っています!