留学大図鑑 留学大図鑑

やっくん

出身・在学高校:
高田高校
出身・在学校:
名古屋大学
出身・在学学部学科:
医学部医学科2年(2017年現在)
在籍企業・組織:


最終更新日:2018年01月22日 初回執筆日:2018年01月22日

レスター大学での実践活動とがん研究室配属

留学テーマ・分野:
専門留学(スポーツ、芸術、調理、技術等)
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • University of Leicester Medical department
  • イギリス
  • レスター
留学期間:
2か月
総費用:
- 円 ・ 奨学金あり
  • トビタテ!留学JAPAN「日本代表/新・日本代表プログラム」 870,000円

語学力:

言語 留学前 留学後
英語 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル<英検準1級> 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル

留学内容

⓵Leicester大学でのメディカルサマースクール参加
②Leicester大学でのがん研究室配属

①について、英国国立レスター大学のELTU(English Language Teaching Unit)が主催する2017English for Medics International Summer Programmeに(2017年8月5日~8月25日)に参加しました。地元の医療機関やホスピスの訪問、医療関係者のレクチャー、英国赤十字の応急処置体験やレッスンを通して、実際に英国の医療現場について学びました。また、イギリスの医療制度NHSやがんや糖尿病などの主要な疾病、ベッドサイドマナーや英語での医療問診の授業もあり、医学英語に特化して学びました。

②について、がんの先端研究を行っている同大学の研究室に約1か月(2017年8月26~9月21日)所属し、がんの腫瘍微少環境を担うマクロファージについて研究しました。PCR法やジェノタイピング(遺伝子型決定)、マウスの解剖見学や、免疫染色などを行いました。マクロファージとがん細胞の関わりについて、メンターの方と共に実験を行い、研究室が出版した論文の内容に沿って実験を進めました。

留学の動機

大学1,2年次の基礎医学を学ぶ段階で海外の研究室に留学することは、将来のキャリア選択に必ず活きると思い、留学を決意しました。
また、英国の医療制度を現地で学んで、医学英語のスキルを身につけたかったからです。

成果

英国独自の医療制度を学び、日本の医療を客観視することができ、医師として必要な異文化理解に対する柔軟性と実践力を養うことができました。

ついた力

努力して何事も自分で乗り越える力

国外で学ぶメリットは、苦労しながら学んで逆境に打ち勝つ経験、日本では出来ない出会い、海外での生活を経験し、異なる視点から日本を客観的に見れることに尽きると思います。

今後の展望

今後の大学生活も勉学や課外活動に励み、様々な学びを通してステップアップし、将来のキャリアにつなげていきたいです。

留学スケジュール

2017年
8月~
2017年
8月

イギリス(レスター)

Leicester大学でのメディカルサマースクール参加
このコースには中国、イタリア、ロシア、エジプトなど多国籍の医学生が集まって来ます。授業中にディスカッションをする機会が各テーマ毎に設けられており、他国と自国の医療制度なども学ぶことができ、大変有意義でした。同時に今まで当たり前に考えていた自国について見つめ直す機会にもなり、貴重な経験となりました。モチベーションの高い海外医学生との出会いは、自分の成長に大きく寄与すると確信しています。

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

サマーコースのメンバーとロンドン観光
サマーコースのメンバーとFish&Chips
サッカー日本代表岡崎選手が所属しているレスタースタジアムにて
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

2017年
8月~
2017年
9月

イギリス(レスター)

Leicester大学でのがん研究室配属
医学研究に関しては、がんの腫瘍微少環境を担うマクロファージとがん細胞の関わりについて、実験を進め、短期間でしたので新たな成果は出せませんでしたが、日本から一人で海外の研究室に赴き、実際に実験を行った経験は将来に必ず活きてくると確信しています。

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

ラボにて
土日にリフレッシュ(セブン・シスターズにて)
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

スペシャルエピソード

ココでしか得られなかった、貴重な学び

サマープログラムの最後には、ポスター発表する機会があり、約2週間かけて、3人のメンバー(エジプト人、中国人、私)で主要な疾病について、グループでのポスター発表を行いました。論文や文献などを探してまとめ、自国との比較を行いながら英語で作成しました。私たちは、白血病について自国と英国との比較を含めたポスタープレゼンテーションを行いました。お互い母国語でない英語を使いながらの意思疎通はとても難しかったですが、力を合わせ協力する事ができました。お互いが相手の意見を尊重し聞く姿勢が出来たのがよかったと思います。ポスターセッションでは、説明や質疑応答など、何もかもが初めてのことを英語で行うことに最初は戸惑いを感じていましたが、仲間と協力し頑張った甲斐もあり、グループ優秀賞を頂き、大変嬉しかったです。

ポスター発表

とにかく喋る!

  • 語学力 : 英語

どれだけ事前に勉強しても、すんなりと喋れるようにはならないので、恥を捨ててとにかく喋ってみる事が大事だと思います。

クレジットカード

  • 生活 : お金

イギリスは、クレジットカード社会なので、必須アイテムです。2枚程持っておくと、なにかあったときに焦らなくて済むと思います。スーパーでの買い物や食事、鉄道な全てカード払いでした。海外旅行傷害保険も付帯するカードもあります。

これから留学へ行く人へのメッセージ

若い時の留学は、かけがえのない経験になるはずです。
慣れない海外での生活は、困難なことが待ち受けているかもしれませんが、やりたい事にチャレンジし、全力で楽しんできて下さい!