留学内容

今の日本は、若者の孤独・孤立が深刻し、生きづらい状況となっていると考えています。そこで、ユースワークの発祥地であるイギリスに留学して、生きやすい社会に向けてできることを探究してきました。現地では、ユースセンターやプレーグラウンドなどに訪問。日本でまだやられていない取り組みや、施設の仕組みの違いなど、実際に多くの学びを得ました。

留学の動機

トビタテを学校を通して知り、留学に行けるチャンスはなかなかないと思い、すぐに応募を決めました。そこで、発達したユースサポートを見たいと強く思いました。応募あたり、この留学大図鑑などで膨大な量の留学体験談を見ました。見ていくうちに、留学をした方の生き生きとした姿や、留学でこんなこと学べるの？！とどんどん自分の知的好奇心が刺激されていきました。自分は絶対に留学するという確固たる思いが生まていきました。

成果

ユースサポートなどの若者の居場所を探究し、アンケートを実施し不安の解決法も調査しました。イギリスのユースセンターでは、セキュリティが整っていたことに驚きました。スタッフへインタビューをして、維持管理の難しさを実感しました。また、アンケートから、多くの人が不安を抱え、「将来への不安」は、世界共通の悩みであることが明らかになりました。悩んだ時の有幼な解決策をそれぞれ模索している実態が分かりました。

ついた力

生きる力

留学中には様々なトラブルがありました。カードやスマホが使えなかったり、急な環境の変化でまったく食べ物が食べれなくなったり、電車が止まり帰り方が分からなくなってしまったり、ぼったくられたり…留学後は、体重が落ちてウエストが細くなりました（笑）。その時々、自分で解決策を考えながら乗りこえ、なんでも意外と何とかなることを学びました。物怖じしなくなり、帰国後も一人で旅行をするなど、活発になったと思います。

今後の展望

私は、これから何か居場所づくりの活動ができたらいいと考えています。私は、小さいときから、不安を感じていました。何か理不尽に否定されたりすると、不信感がつのり、怖くてたまらなくなることがよくありました。今の社会は、不安感や生きづらさを感じて、一人で抱え込み、自分を追い込んで孤立してしまうことが非常に多いです。このようなことを少なくして、少しでも楽しく生きる人が増えて、幸せな世の中にしていきたいです。