留学大図鑑

Moomin

出身・在学高校:
仙台第二高等学校
出身・在学校:
東北大学大学院
出身・在学学部学科:
農学研究科
在籍企業・組織:

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環境後進国の日本を環境先進国へ!

留学テーマ・分野:
大学院生:交換・研究留学(日本の大学院に在籍しながら現地大学院内で学ぶ留学)
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • チャルマース工科大学、地球・宇宙科学専攻
  • スウェーデン
  • イェーテボリ
留学期間:
5ヵ月
総費用:
750,000円 ・ 奨学金あり
  • トビタテ!留学JAPAN「日本代表プログラム」 1,050,000円

語学力:

言語 留学前 留学後
英語 生活に困らない程度の日常会話ができるレベル<TOEIC790点> 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル

留学内容

環境後進国と言われている日本が、世界をリードする環境先進国になるための課題、産学連携に関するヒントを見つけることをテーマに、環境先進国であるスウェーデンの西部にあるチャルマース工科大学に留学した。
大学では研究グループに所属し、共同研究における画像解析を担当した。衛星画像を解析し、環境指標を推定するモデルを構築する研究だったが、私は推定モデルに影響を与える因子を解明する研究に携わった。日本での研究スタイルとは異なり、スウェーデンでは頻繁にディスカッションが行われるほか、分からないことがあれば、ドクターやPh.Dの皆さんが快く質問に応じてくれた。私自身、これだけ恵まれた環境で質問をしないことは損だと思い、分からないことは積極的に質問をしに行った。
研究以外の時間は、持続可能な社会実現に向けて活動を行う学生コミュニティに参加したり、Veganについて調理を通して学ぶイベントに参加したり、ランニングサークルで汗を流すなどして充実した時間を過ごした。

留学の動機

学部3年生の時に大学のプログラムでインドネシアを訪れ、生活環境の悪さを目の当たりにしてから環境問題に対する意識が高まった。加えて、日本の閉鎖的な研究環境から少し離れて、海外での研究生活を経験してみたい思いもあった。そこで、環境問題対策が先進的であり、かつ共同研究や産学連携も盛んな欧州に留学することを決めた。

成果

研究活動を通して、自分の考えを的確に相手に伝える力、主体的に研究を進めていく能力、異なるバックグラウンドを持つ人々とのディスカッション能力が向上した。5カ月の研究成果を国際学会でポスター発表することもできた。また、学生コミュニティでの活動を通して「持続可能な社会」に対する多角的な見方・考え方を修得、大学外でも国際的なネットワークを構築することができた。

ついた力

自己肯定力

留学前は自分の語学力に対する不安、研究における知識不足など、不安がたくさんあった。そのことが災いして留学当初は自分に自信がなく、自己嫌悪に陥っていた。しかし、日々の友達との交流や、指導教官が常に私のできることに目を向けて接してくれたことで、少しずつ自分に自信を取り戻すことができた。また、周りの研究者に助けられながら研究を進めたことで、自分一人ですべてをできる必要がないことにも気が付くことができた。

今後の展望

日々の生活や産業活動における二酸化炭素排出量削減に繋がる仕事に従事したいと考えている。同時に、自身の仕事を通して世界における日本のプレゼンス向上に貢献したい。将来的には、日本も環境先進国の一国として国際的に認識されうるに足る基盤構築に携わることを目指している。

留学スケジュール

2018年
8月?
2019年
1月

スウェーデン(イェーテボリ)

Chalmers University of Technology / Radar Remote Sensing Research Groupに所属し、共同研究プロジェクトに携わる。5か月間、レーダ衛星画像から土壌水分量を推定する研究に従事。衛星画像から得られる物理情報が土壌水分量変化に影響を受けていることを明らかにし、留学後の同年7月末に開催された国際学会にて研究成果を発表。短期間で成果を出せたこと、プロジェクトに対してわずかでも貢献できたことに非常にやりがいを感じた。
研究に行き詰った時は、自炊やルームメイトとの談笑などで上手くストレスを発散していた。滞在先は4人で同居していたが、全員同じ大学に通う留学生で出身国も違ったため、毎日互いの国に関するいろいろな話をすることができて楽しかった。留学で滞在場所に悩んでいる方は、複数人でのルームシェアをお勧めしたい。


費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

36,000 円

生活費:月額

60,000 円

研究グループで研究設備の点検・見学に行った時の写真
お互いの友達を読んでパーティー開催!
フィンランド人のルームメイトから。お口直しにはいいかも。
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

36,000 円

生活費:月額

60,000 円

スペシャルエピソード

留学前後での、自分の変化

イベントを通してこの3人に出会えたことで、自分の生き方に自信を持てるようになりました。
彼女たちとの日常会話を通して、自己実現をするために自分で環境を整えることの大切さを学びました。
私も彼女たちのように、自分が納得できる生き方を自分でつくることができる強さを身に付けたいと思います。

イベントで一緒になったグループメイトと
最後の晩餐。アボカドパスタは絶品!
タイ発祥の豆が原料のパスタ。大好き!

留学中に手に入れた、今でも大事にしているもの

留学生向けの英語の授業で仲良くなったフランス人の女の子と月に1度ほどお出掛け。彼女に出会っていなかったら、私の留学生活はここまで楽しいものにならなかったと思います。セメスター中はお互い忙しかったため、いつも近場を散策していましたが、テスト終わりなどに一緒にオスロ旅行にも行きました。
大晦日の夜から元旦にかけて彼女のお姉さんと、もう一人別の友達と4人で出かけ、朝まで語り尽くしたのはいい思い出です。今でも時々連絡を取っており、来春に彼女の元を訪れる予定です。

特大シナモンロールと。スウェーデンの定番スイーツです。

自信をもって話す!

  • 語学力 : 英語

学生同士でディスカッションをしていると、私の発言ばかり聞き返されることが多かった。その度に「英語下手くそでごめん」と謝っていたら、「使う言葉が違うだけ。言いたいことは分かるし、下手じゃないから大丈夫」と何回も言われた。私も相手に気を遣わせたくないと思うようになり、謝ることをやめて間違いを気にせずに自信をもって話すように努めた。次第に、”間違った英語を話す恐怖”が気にならなくなり、自分が思った通りに発言することができるようになった。この経験を通して、無理やりにでも自分に自信を持つことの大切さを学んだ。

会話する時間を大切に!

  • 住まい探し : シェアハウス

自分にとって初めての一人暮らし、初めてのシェアハウス。海外でのシェアハウスは上手くいかないことが当たり前だと思っていたので、留学前はルームメイトと極力関わらないようにして、お互いの時間を尊重して過ごすように気を付けようと考えていた。しかし、いざ部屋に入るとルームメイトは全員留学生で同じ大学に通う学生。初日から意気投合し、みんな自炊派だったため毎日の夕食の時間が団欒の時間に。生活スタイルの違いから衝突することも時々あったけれど、最高のルームメイトに出会えたと思います。そのおかげで、留学中のアパートは大学以外での私の居場所の一つでした。テストが終わる度に開催するパーティーや、友人同士を呼んだ誕生日パーティーなど、いい思い出です。彼らには本当に感謝しています。

私が帰国する2日前に新旧ルームメイトと外食。

留学前にやっておけばよかったこと

日本の歴史、文化、社会問題に関する時事ニュースを読み、情報収集、英語で説明できるようにしておく。同時に、国際的な社会問題、ヨーロッパ(渡航先)の歴史、文化、隣国関係などに関する知見も深めておく。

留学を勧める・勧めない理由

理系学生の場合、留学へ行くなら学部生のうちに一度行ってみることをお薦めします!私自身、渡航後すぐに海外大学院進学という道を選べばよかった、と後悔しました。留学は、自分の可能性を広げるための一つの手段であるとともに、自分の至らない点に気が付いたり、日本を客観的に捉えたりすることのできる絶好の機会でもあります。目の前にチャンスがあるのであれば、掴まない手はありません。さあ、一歩踏み出しましょう!

これから留学へ行く人へのメッセージ

学生時代の留学は非常に貴重で素晴らしいものだと思います。学生だからこそ、知り合える人、挑戦できることがあります。チャンスは挑戦した人にしか訪れません。そして、チャンスの神様は前髪しかないので、いつでも常に高いアンテナを張り、ぜひ留学中にふと現れるチャンスの神様の前髪をしっかり掴んでほしいと思います。皆さんの留学生活が素晴らしいものになるよう、応援しております!