留学大図鑑 留学大図鑑

水野佐紀

出身・在学高校:
愛知県立千種高等学校
出身・在学校:
出身・在学学部学科:
在籍企業・組織:


最終更新日:2018年11月20日 初回執筆日:2018年11月20日

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留学テーマ・分野:
短期留学(3か月以内、語学・ボランティアなど各種研修含む)・語学留学
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • The Language Gallery Vancouver
  • カナダ
  • バンクーバー
留学期間:
3週間
総費用:
- 円 ・ 奨学金なし

語学力:

言語 留学前 留学後
英語 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル<TOEIC875> 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル<英検準一級>

留学内容

・英語力の向上 語学学校に通い、平日は毎日アドバンスクラスで世界のニュースについてディスカッションしたり、テキストに沿って4技能を鍛えていきました。オールイングリッシュの環境で授業を通して、英語だけでなく、様々な分野の幅広い知識を得ることができました。
・多民族国家、多文化主義を学ぶ 移民についての展示を見に行ったり、日系移民博物館を訪れ自分の目で見て身をもって多民族主義について理解を深め、また、アンケートを自作して街中や語学学校、ホストファミリーに協力してもらい彼らの言葉を通して、カナダの真の多文化主義の姿を目の当たりにし、なぜそれが成り立つのかの理由を自分で見つけることができました。「一人一人の個性を尊重し、皆一人一人“違う”ということを当たり前だと捉えて互いを認め合うことで、異なる文化、価値観、民族に対しても寛容になり受け入れることができる。」私の最大の学びです。
・異文化交流を通して国際感覚を養う ホストファミリーや語学学校の世界中から集まったクラスメイトに日本文化の紹介をしたり、彼らの言語や文化を教えてもらい、互いのアイデンティティーを共有することで良い関係を築くことができました。グローバルな人間になるには国際情勢や他国の言語、文化に関心を持ち、世界だけに視野を向けるのではなく自国の文化や伝統にも理解を深め、日本人としての誇りを大切にすることが重要だと感じました。

留学の動機

・多民族国家について学び、日本の未来を考えること 学校で日本の移民受け入れについて討論したことがきっかけで多文化主義に興味を持ちました。人々がどのようにして相互理解を通じて共存しているのか、多民族国家の成功例と言われているカナダで自分の目で見て、身を以て学び、日本の未来につなげたいと思ったからです。

成果

・個性の大切さ 多民族国家についての学習を通して、「互いの個性を尊重し、違いを認め合うことで、他者を受け入れることができる。」という自分なりの結論を導きました。いざ海外に出ると求められるのは“個性”です。自分がどんな人間なのか、自分の意見や考えを主張することができなければ、他人に認めてもらうことはできないでしょう。

ついた力

人間力

・自分の人間力の向上 コンフォートゾーンを出て、誰一人頼れる人がいない中で一人で生活することで、自分の弱さや未熟な点を再認識するとともに、それらを克服するために自分の行動に責任を持ち、メリハリをつけることで、自分の精神力、忍耐力、自己解決能力など人生において大切な人間力が更にレベルアップしたことを実感しました。

今後の展望

私の夢は、グローバルな人材になって、日本に貢献することです。今回の留学を経て、自分の中で大きな自信がついたと同時に、様々な人との交流や異文化理解を通して、語学力、コミュニケーション能力を磨き、自分の目標だった”国際感覚を養う“ことができたので、自分の夢に繋がる大きな収穫になったと感じています。

留学スケジュール

2018年
7月~
2018年
8月

カナダ(バンクーバー)

カナダのバンクーバーで3週間、英語力の向上、多民族国家についての研究、異文化交流を通して国際感覚を養うという3つの目標をもとにして、チャウナタウンでのフィールドワーク、語学学校での異文化交流会、日本文化紹介など様々な自主活動を行いました。世界各地から集まった仲間たちと文化、言語、価値観の違いを乗り越えて意志疎通し、互いについて学び合うことの楽しさ、嬉しさを身をもって実感すると共に、私は世界でも通用する人間なんだ!と自分に自信を持つことができました。

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

語学学校で日本文化紹介!浴衣の着付けをしました。
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

スペシャルエピソード

ココでしか得られなかった、貴重な学び

カナダの多民族国家についてのアンケート調査やフィールドワークなどの自主学習を通して、「互いの個性を尊重し、違いを認め合うことで、他者を受け入れることができる。」という自分なりの結論を導きました。今の日本は、他人と“違う”というのを恐れる傾向があると思います。自分の意見を主張せずに他人に同調したり、個性を大切になどと言っておきながら、いざ個性を発揮すると、周りに合わせて行動しなさいと言われたり、と個性がなかなか認められない社会なのではないかと考えています。自分と異なる人を見ると、相手を“違う人間”として捉えることが、偏見や先入観、差別を生み、人々にとって住みにくい社会を作り出してしまう原因なのでは。しかし、いざ海外に出ると求められるのは“個性”です。自分がどんな人間なのか、自分の意見や考えを主張することができなければ、他人に認めてもらうことはできないでしょう。「個性を尊重し、違いを認め合うことが、他人を寛容に受け入れ、世界と調和することに繋がる。」私にとっての最大の学びです。

街灯インタビューで仲良くなった香港系移民のウィルソンさん!

最高な留学にするためのTIPS

  • 事前準備 : 渡航手配(VISA、保険、持ち物など)

・個性を磨く 自分がどんな人間なのか、自分の特徴が何なのかを見つめなおし、自信をもって”私はこういう人間です。“と言えるような自分の信念を持ち、自分の芯がぶれないようにする。海外に出て、自分を主張できない人は相手にされないと思っておいたほうがいいかもしれない。留学生活を充実したものにするためにも自分の強みが何なのか、自分の個性が何なのかを一度深く考えて、自分を見つめなおす時間を作り、考えをまとめるのがいいと思う。
・準備に手を抜かない 留学計画や事前研修はもちろんのこと、語学やマインドセットなど留学に必要だと考えられることは日本にいるときからコツコツと準備していくことで、自分の自信にもなるし、留学をより充実したものにでき、多くの成果が得られること間違いなし!いくら準備していっても損することは絶対にないから、念には念を。向こうに行ってからもっと英語勉強すればよかった、などと後悔したくなければ、留学前の入念な準備は必須!他のトビタテ生と互いの状況を報告し合ったりして、互いを高め合いながら準備を進めていくのもいい方法だと思う。

これから留学へ行く人へのメッセージ

・感謝の気持ちを忘れない 留学をするには、家族、学校の先生、トビタテに関係者の方、留学エージェントの方などたくさんの人々のサポートがあるからこそできることであるというのを心に刻んで、感謝の気持ちを忘れることなく、彼らの期待に応えられるよう努力することで恩返しをする。一期一会!出会いに感謝しその気持ちを積極的に言葉で表現して、相手に自分の気持ちを伝えることは本当に大切なスキル!