留学大図鑑

出身・在学高校:
埼玉県立川越高等学校
出身・在学校:
東北大学
出身・在学学部学科:
工学部機械知能・航空工学科
在籍企業・組織:

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スウェーデンから宇宙を目指して

留学テーマ・分野:
大学生:交換・認定留学(日本の大学に在籍しながら現地単位取得を伴う留学)
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • KTH Royal Institute of Technology
  • スウェーデン
  • ストックホルム
留学期間:
10ヶ月
総費用:
- 円 ・ 奨学金あり
  • トビタテ!留学JAPAN「日本代表プログラム」 1,850,000円

語学力:

言語 留学前 留学後
英語 挨拶など基本的な会話ができるレベル 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル

留学内容

私の留学全体のテーマは、「宇宙を目指してスウェーデンでスイングバイ」です。スイングバイとは天体の引力を使って宇宙探査機などの進路や速度を変える航行技術のことで、知識と経験に乏しい自分が宇宙開発の輝く未来へ大きく近づけるようなスウェーデン留学にしたいという願いがテーマには込められています。そのテーマを実現するために、私は留学で交換留学と研究プロジェクトの二つを中心に取り組みました。具体的には、KTH Royal Institute of Technology(KTH)での約1年間の交換留学と同大学の研究機関であるLinné FLOW Centre(LFC)に所属してスペースプレーン(再使用型宇宙往還機)実現を目指した衝撃波に関する研究のプロジェクトを実践活動として試みました。その結果、履修した全科目において単位を取得し、一部は日本の大学と単位互換しました。また研究プロジェクトにおいてはKTHの圧縮性流体等の授業で行われている衝撃波管実験の内容をアップデートする方法を提案しました。また、トビタテ!留学JAPAN日本代表プログラムの一部である日本発信プロジェクトとしてはKTHの学生に向けて日本への留学を促す「Japan Study Abroad Fair」の開催等を行いました。

留学の動機

大学に入学してから幸運にも一ヶ月間イギリスで語学留学をする機会を得ることができ、その短期留学をきっかけに英語を勉強するのではなく、英語を使って何かを勉強したいという思いを強く持つようになりました。さらに前々から将来は航空宇宙分野の研究者として国際的に活躍したいと考えていました。以上のことから、英語を使って航空宇宙工学を学べるスウェーデンのKTHでの交換留学をすることに決めました。

成果

・KTHで取得した単位を日本の大学と互換し留年することなく自分の航空宇宙分野の専門性を高めることができた
・衝撃波に関する研究プロジェクトを試みたことによって日本での研究につながるテーマを見つけられた
・KTHで留学フェアを開催したことで実際に日本へ留学予定のKTHの学生が生まれた

ついた力

なんとかなる力

自分の留学では何もかもが予想外のハプニングの連続でした。例えばシラバスを読む限り単位互換できる授業と思ったら実際にはできなかったり、実践活動の受け入れ先の連絡が突然途絶えてしまったりと、そんな予想外の問題を常に抱えていました。もちろん想像力が足りなかったことは反省しなければなりませんが、そんな状況に陥ったときでもパニックにならずなんとかなると信じて自分の最善を尽くす、なんとかなる力が付きました。

今後の展望

・留学で見つけた研究テーマで卒業研究に取り組み学士号の取得
・大学院で修士号、そして博士号の取得
・航空宇宙分野の研究者として国際的に活躍

留学スケジュール

2017年
8月?
2018年
6月

スウェーデン(ストックホルム)

KTH Royal Institute of Technologyでの約1年間の交換留学を行いました。航空宇宙分野を中心に授業を履修し、全63.5単位を取得しました。KTHの授業はグループワーク・課題の多さやテストが口頭試験だったりと難しかったので、教授やTA、友人等に自分の疑問をよく質問する習慣が身につきました。さらにÆSIRというストックホルムのアマチュアロケット団体でモデルロケットの制作とOsqstämmanという合唱団に所属し合唱コンサートをしました。また、日本発信プロジェクトとしてはJapan Study Abroad Fairを開催しました。その中身はKTHの学生に向けた東北大・東工大・慶應大・九州大からのトビタテ生等によるKTHから日本の各大学へ留学できるプログラムの紹介です。生活面に関しては、大学から電車で1時間ほど離れた海と森の自然豊かな大学寮で一人暮らしをしていました。

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

80,000 円

生活費:月額

50,000 円

項目:定期代

40,000 円

ÆSIRで作成したモデルロケット
合唱コンサートで日本の伝統曲「さくら」を演奏している様子
Japan Study Abroad Fairの集合写真
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

80,000 円

生活費:月額

50,000 円

項目:定期代

40,000 円

2017年
12月?
2018年
6月

スウェーデン(ストックホルム)

KTHの研究機関であるLinné FLOW Centre(LFC)に所属してスペースプレーン(再使用型宇宙往還機)実現を目指した衝撃波に関する研究のプロジェクトを実践活動として試みました。当初は自分で新しい研究を計画・実行する予定でしたが、受け入れ開始時期の遅れ、想像以上に授業が忙しいことによる時間不足、専門知識の乏しさから断念することになりました。その代わりにKTHの圧縮性流体等の授業で行われている衝撃波管実験の内容をアップデートせよというプロジェクトに取り組み、衝撃波について勉強や実験をして理解を深め、衝撃波管実験の内容をアップデートする方法をレポートにまとめて提案しました。このプロジェクトを通じて帰国後の日本での研究につながるテーマを見つけられたので、帰国後はそのテーマで学士の卒業研究に取り組んでいます。

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

80,000 円

生活費:月額

50,000 円

項目:定期代

40,000 円

衝撃波管実験で撮影した衝撃波のシャドウグラフ
教授のメッセージ付きの衝撃波管実験で使われた記念ダイアフラム
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

80,000 円

生活費:月額

50,000 円

項目:定期代

40,000 円

スペシャルエピソード

留学中に、自分を勇気づけてくれたモノ・コト

それは、自然。
特に海と森と、ときどき花。
スウェーデンの自然はとても美しく、いつも眺めているだけで穏やかな気持ちになりました。長く厳しい冬は雪の白さがとても眩しく、冬が明けた後の春には町中に美しい花が咲き乱れ、どちらもとても綺麗でした。

大学寮の近所のカフェから見える海
ストックホルムでよく見かけた綺麗な花
友達が教えてくれたお気に入りの場所

たとえ経験等がなくても自分の情熱に共感してもらえれば道は開ける

  • 留学先探し : 大学

実践活動のために海外の受け入れ先を探す際、当時研究室にも配属されていない学部2年生だった私は研究経験等がなく何をしたら良いかわからない状態でした。そんな中でも自分の大学の興味のある研究室の教授に自分から積極的に連絡を取って自分の留学に対する情熱を伝えてみたところ、親切なことに受け入れ先を見つけるための方法を一緒に考えてくれて色々と提案してくれました。実際にそれらの方法をいくつか試したところ、運良く多くの人の協力を得て、受け入れ先であるLinné FLOW Centreを見つけることができました。このようにたとえ経験やスキルがなくても、勇気を出して自分の情熱を伝えてみると他者が共感し、協力してくれたおかげで、なんとか道が開けることができました。

これから留学へ行く人へのメッセージ

留学へ行くと初めは予想外のことばかりで苦しかったり辛いことばかりかもしれません。しかし、そんな時でもなんとかなると信じて自分のやるべきことを淡々とやっていれば後からきっと結果はついてきます。Just do it!