留学大図鑑 留学大図鑑

なかみ

出身・在学高校:
沖縄県立開邦高等学校
出身・在学校:
東北大学
出身・在学学部学科:
農学研究科
在籍企業・組織:


最終更新日:2018年04月04日 初回執筆日:2018年04月04日

ウシの胃の中の微生物についての研究

留学テーマ・分野:
大学院生:交換・研究留学(日本の大学院に在籍しながら現地大学院内で学ぶ留学)
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • オーストラリア連邦科学産業研究機構
  • オーストラリア
  • ブリスベン
留学期間:
9か月
総費用:
1,500,000円 ・ 奨学金あり
  • トビタテ!留学JAPAN「日本代表/新・日本代表プログラム」 1,330,000円

語学力:

言語 留学前 留学後
英語 生活に困らない程度の日常会話ができるレベル<TOEIC750> 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル<TOEIC830>

留学内容

ウシの胃の中に生息する微生物の研究を行いました。フルオロ酢酸という毒がいくつかの植物中に含まれており、この植物をウシなど家畜が食べてしまうと死に至ってしまいます。そこで、ウシの胃の中に生息する微生物のひとつであり、フルオロ酢酸を分解して無毒にする微生物に着目して研究を行いました。具体的には、どの物質がその微生物を増殖に寄与するのか、そして次のステップとして、その物質が微生物を増殖させる分子的経路を調査しました。またこの一連の研究の中で、嫌気培養やDNA、RNA抽出、PCR等を習得し、日本の研究室との違いなども見ることができました。

留学の動機

私はもともと海外留学に興味があり、大学入学前から漠然と、留学したいなあと思っていました。しかし一歩踏み出すことができず大学を卒業、そして大学院に進学し、このままなんとなく学生生活を終えていいのだろうか、と焦りが生じてきました。そこで指導教官に留学したいと申し出たところ、派遣先を紹介してくれ、留学が決まりました。

成果

何の物質が微生物を増殖させるのか、そしてその分子的経路の一部を解明し、また研究のアプローチの仕方も学びました。大きな研究機関で研究に携わらせていただくことで、様々な知識や技術を習得することができました。留学前は、将来自分が何をしたいのか定まっていませんでした。この研究留学を通して自分のやりたいことが見えたということも、留学の大きな成果かなと思います。

ついた力

積極力

留学初めの頃は周りの人から話しかけてもらえる機会が多いのですが、慣れてくるとただ待っているだけでは周りとのコミュニケーションがどんどん少なくなります。英語上達のため、そして何より留学生活を楽しむためには自分から積極的にどんどん話しかけることが大切だと思いました。また限られた時間の中で多くのことを学ぶには、積極的に知らないことを聞いたり、興味関心を示すことが大切でした。

今後の展望

私は研究機関に留学したことで、私もこのような環境で最先端の研究に携わりたい、と考えるようになりました。そこで卒業後は国内にある研究機関で自分が今まで習得してきたことを活かして働きたいと考えています。

留学スケジュール

2017年
4月~
2017年
12月

オーストラリア(ブリスベン)

オーストラリアのブリスベンで9か月間研究留学を行いました。平日は9時から5時まで研究室に行き、その後シェアハウスに帰ってよくルームメイトと夕食、そして英語の勉強。休日は友達とよく遊びに出かけていました。私の所属する研究室にはオーストラリア人、スペイン人、中国人、バングラデシュ人、韓国人、などなど。またシェアハウスのルームメイトはマレーシア人、アメリカ人など、とオーストラリアは本当に様々な国籍の人がいました。従って英語の訛りも多種多様で最初は本当に英語に苦労しました。ですが様々な背景を持った人と関わることでその国の魅力を知ることができたり、自分が当たり前だと思っていたことがそうでなかったり。研究のことだけでなく様々なことを学ぶことができ、とても興味深かったです。

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

72,000 円

生活費:月額

60,000 円

研究室での実験様子
キャンパス内にある、ジャカランダという日本でいう桜のような木
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

72,000 円

生活費:月額

60,000 円

スペシャルエピソード

ココでしか得られなかった、貴重な学び

オーストラリアで生活していて感じたことは、みんな人生楽しんでいるな、ということでした。研究室での生活は、午前中にモーニングティータイムがあり和気あいあいとお喋り、お昼休憩時にたまにはビールを飲むことも。そして大体の人が定時には仕事を終えて家に帰り家族との時間を過ごす、という感じでした。また趣味でスポーツをしている人がとても多かったことも印象的です。このように、仕事もプライベートも両方楽しんでいてイキイキしているように感じられました。私も何事も楽しむことを心がけようと思いました。

研究所の人たちとオーストラリア式ボウリング

現地に行ってからシェアハウス探し

  • 住まい探し : シェアハウス

私が住んでいたブリスベンでは、学生は(社会人も)シェアハウスで生活するのが一般的です。学生寮もあるのですがシェアハウスより圧倒的に値段が高いです。シェアハウスを決めるのは、実際に留学先に赴いてからが絶対におすすめです。理由は二つあって、一つ目はやっぱり自分の目で確かめた方がいいから。ネットの写真と実物とで結構違うことがあります。そして二つ目は現地で友達や先生に聞いて回ると手ごろで良い物件が見つかりやすいからです。私はシェアハウスを決めるまでAirbnbを利用し、研究室の上司にいい物件を紹介していただきました。

シェアハウスの様子(キッチン)
シェアハウスの様子(自室)

留学前にやっておけばよかったこと

やっぱり英語の勉強はやればやるだけいい。そして研究留学なら、そのテーマの英語論文の"材料と方法”を読みまくって研究用語を習得しておけばよかったと思いました。

留学を勧める・勧めない理由

海外の人と関わるのはとても興味深いことです。異国の文化や考え方に関する発見、また美味しいものに出会ったり。さらに新たな日本がみえてきたりとみえてきたりと、留学をすると楽しい発見がいっぱいです。

これから留学へ行く人へのメッセージ

留学生活は本当にあっという間です。行く前は目標を再確認してできるだけ準備万端にし、やりたいこととか成し遂げたいこと、食べたいものを妄想しておくといいと思います。そして留学中は毎日を全力で色んなことを吸収して、多くのことを学んで、これでもかというくらい楽しんできてください。