留学大図鑑 留学大図鑑

今泉 陽向

出身・在学高校:
角川ドワンゴ学園N高等学校
出身・在学校:
College of New Caledonia
出身・在学学部学科:
English Language
在籍企業・組織:

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最終更新日:2023年09月01日 初回執筆日:2023年09月01日

夢への道 エピソード1!

留学テーマ・分野:
専門留学(スポーツ、芸術、調理、技術等)
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • Emily Carr University Art+Design
  • カナダ
  • バンクーバー
留学期間:
40日間
総費用:
- 円 ・ 奨学金あり
  • トビタテ!留学JAPAN「日本代表/新・日本代表プログラム」 400,000円

語学力:

言語 留学前 留学後
英語 生活に困らない程度の日常会話ができるレベル 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル

留学内容

私は2022年の夏にカナダ・バンクーバーへ40日間のアート留学に行ってきました。現地では7月4日〜同月29日までの4週間に渡って開催されたEmily Carr UniversityのSummer Institute for Teens(SIT)に参加し、Digital filmmaking のクラスで映像制作を学びました。プログラム全体の参加人数が200名近くいたのにも関わらず、Filmmakingのクラスは私を入れてわずか7人。ですが小規模だったことから1人1人と仲良くなることができ、毎日賑やかで本当に楽しく過ごしながら、自主制作を3本、共同制作を3本作ることができました。自主制作の方は最終的に1つの作品にして最終日のエキシビジョンのシアタールームで上映されクラスメイトだけでなく、見てくれた方からも好評をいただきました。また、学校が休みの日やプログラム終了から帰国までの期間に現地の美術館や大学を見学し、自分の進路や将来につながるヒントを得ることができました。

留学の動機

子供の頃から大好きなディズニーのアニメーターになる夢があり、そのためにアメリカの美術大学でアニメーターになるために学ぶために、高校生のうちから留学したいと小学生の頃から考えていました。パンデミックや円安ドル高により当初の予定していたアメリカへの美術留学をやむなく断念し、ノースハリウッドと呼ばれる映画産業の街バンクーバーで自分の将来の進路や仕事のヒントを得ることが今回のトビタテ留学の目的でした。

成果

たくさんの経験の中で得た最大の成果は、人脈と価値観を広げられたことだと思います。SITや他の場所で出会った人たちと繋がることができたことは私の将来に必ず有益なものになると思っています。また他民族地域だからこそ、たくさんの価値観がありそれぞれを尊重し合うことの素晴らしさを日本にいる時より強く実感しました。みんな違ってみんないい、当たり前かもしれませんがその大切さに改めて気づくことができました。

ついた力

自分自身でいる力

滞在中、PrideParadeを見る機会がありました。そこで見た景色には、全ての人が自分のありのままを表現し自由に生きる姿が映りました。私は今まで自分のアイデンティティについて悩んだり辛くなることが多かったのですが、あの場所で自分自身でいることの重要性に気づき、"普通”じゃなくていいと思うことができたのです。そして、私にとってカナダは自分自身でいられる場所だと知ることができました。

今後の展望

当初の予定ではなかったバンクーバーへの留学は、予想以上に自分の進路に影響を与えています。2023年9月からは別の地域ですがカナダの語学学校へ通うことになっており、今後の自分の拠点をカナダにしようと考えています。いつかバンクーバーでディズニー映画の仕事に携わり、世界中の人々を笑顔にする作品を生み出せるようこれからも頑張っていきます。

留学スケジュール

2022年
7月~
2022年
7月

カナダ(バンクーバー)

2022年7月4日から29日まで、Emily Carr Universityで行われたSummer Institute for Teens 2022(SIT)に参加し、Digital Filmmakingのクラスで映像制作を学びました。インストラクターが1人とクラスメートが7人の少人数クラスだったので、共同制作の作品を作ったり、お互いの作品に出演したりするなど一人一人の距離の近さが特徴でした。特に、自分の作品への出演交渉のためのプレゼンは複雑な構成だったので伝えるのに苦労したのですが、みんなが協力的だったおかげで、作品を最高のものに仕上げることができました。ランチタイムの時でも、みんなでカフェテリアに集まって過ごしたりするぐらい仲が良くて、プログラム中はずっとこの7人で過ごすことが多かったです。学校がある日以外でも、ある1人の子とは放課後にKitsilanoに行ったり、また別の子とは帰国する直前に一緒にmallに行ったりしました。SITでの1ヶ月間は言葉にできないぐらいあっという間でしたが、この時間は私にとって忘れられない大切な経験になりました。

またいつかみんなに会う日のために、もっと英語が話せるよう、そしてもっと魅力的な作品が作れるように頑張りたいと思います。

費用詳細

学費:納入総額

250,000 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

動画回してた時のワンシーン。実は唯一のクラス写真でした。
作業風景(?) 手より口の方がよく動いてる。
最終日のエキシビジョン。私の作品が上映中の時の!
費用詳細

学費:納入総額

250,000 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

2022年
7月~
2022年
8月

カナダ(バンクーバー)

Emily Carr Universityでの活動がない日やプログラム終了後は、バンクーバーにある興味のある学校や美術館を見学してきました。特に印象に残っているのはVanArtsというメディアアートの専門学校。日本で例えればどちらかというと職業訓練校に近い学校で、1年間のクラスが揃っています。私が興味を持っているアニメーターの仕事を学ぶ3D Character Animationと2D Character Animationのクラスを見学したり、卒業生の作品を鑑賞したりしました。現役の日本人の学生の方に会うことができ、その人に自分の目指す道を話すとまさかの同じディズニーやピクサーのアニメーターを目指していることが判明!意外な場所で同じ夢を志す人に出会えたことで、自分に自信がつきました。また、帰国までの時間を利用しUniversity of British Colombia(UBC) のキャンパスツアーに参加したり、Vancouver Art Gallery(VAG) でEmily・Carrの作品を鑑賞したり、充実した日々を過ごすことができました。

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

VanArtsのキャンパス内!(教室内での撮影は控えました)
UBCのネームステッカー。見学の予約をしているともらえます。
VAGの中央。プリンセスになれそう!!
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

スペシャルエピソード

感謝してもしきれない、お世話になった・大好きな人

留学中で言語の違いはどうしても避けることができませんでした。元から海外大学進学を目指していたので英語の勉強は人以上に頑張っていたつもりでしたが、それでも全く足りない状況に打ちのめされました。
クラスでの授業についてくことに必死だったのに、更に自分の中でとても精神的不安定になってしまった日がありました。ちょうどその日に、放課後遊びに誘ってくれた1人のクラスメートがいました。同年代の日系メキシコ人の女の子で、私が日本人だったからか、学校の初日から声をかけてくれていたのです。その日の放課後に、彼女のエージェントと3人でKitsilanoへ出かけました。相手からしたら日本人ということで気になって声をかけてくれただけかもしれませんが、あの時彼女が誘ってくれていなかったらどうなっていたか分からないほど、感謝してもしきれません。彼女の方が先に帰国してしまったのでプログラム終了後は会うことができなかったのですが、またいつか再会できたらいいなと心から思っています。

最終日に彼女のエージェントに撮ってもらいました

留学中に、自分を勇気づけてくれたモノ・コト

留学期間中、バンクーバーのダウンタウンで行われたPride Paradeを見る機会がありました。以前からPrideイベントについて興味があり、今回初めて触れることができました。ご存知の通り、Prideとは自分自身のアイデンティティーやセクシャリティについて表すワードであり、近年は様々な場面でよく聞かれると思います。このPrideParadeはみんなそれぞれ持っているジェンダーやアイデンティティーを自由に表現し、個人から企業まで参加していたバンクーバー全土で盛り上がるイベントです。大人から子供まで、幅広い世代が一つの虹のように輝いてみえるような素敵な時間でした。
この日を境に、私の中で変わったことがあります。それは自分がノンバイナリティであることを受け入れることでした。今まで自分の心の性別を周りから否定されたり、おかしいと言われることが沢山あり、それに悩みながらも自分自身について分からないことが更に悩みに拍車をかけていました。ですが、このイベントを通じてそれらの悩みはほとんど無くなりました。自分自身に正直に生きることがどれだけ重要で素晴らしいものか知ることができたからです。日本に居続けたら、自分自身のことすらも気づけなかったかもしれません。この経験で知ることができ本当によかったです。

自分自身でいられるために自由を掲げています

シェアハウス生活に必要なのは思いやり!

  • 住まい探し : シェアハウス

私がバンクーバーに留学中の時は、中心より少し離れた場所にあるシェアハウスに滞在していました。2階と3階で部屋があり、2階には共用のリビング、キッチン、バスルームがあり、個室が2部屋、3階には個室が2部屋ある家で、私は3階に住んでいました。シェアハウスの醍醐味は、そこに住んでいる様々な人たちと出会うことができる点です。私自身もそこに住んでいた他の3人には入居した当日からお世話になり、最終日までに仲良くすることができました。
一方、シェアハウスの特徴として共用物をどう扱うかがポイントです。リビングなど共同の部屋を使ったら綺麗に片付けをする、食器を使ったら洗い物をする、外出する時は家の鍵をしっかりかけるという基本的なことは当たり前にできなければなりません。私もその点には非常に気を遣っていました。ですが、私の場合初日と2日目はまともに同居人と会話をすることができず、後から挨拶をすることになったのですが、その時に部屋の使い方を教えてくれたり、日本について興味を持ってくれたり、3人ともすごく優しくしてくれました。
ところが、時には他の人が家でパーティが行いリビングにゴミが散乱したまま外出してしまい、キッチンが汚れていたり、虫が飛んでいたり、バスタブが撮影で使われた血のりで真っ赤になっていたりなど、私が今まで過ごしてきた環境からは考えられないようなことにも遭遇しました。同じ屋根の下のシェアハウス生活には、自分のことに責任を持って行うことに加え、他の同居人のことを考えて行動することが大事だと思います。そして、同時に他の人が過ごしやすい環境づくりに貢献することも重要です。例えば、トイレットペーパーが足りなくなったら買ってきてたりしました(安いものです)。みんなで使うものはみんなで管理していくことが大切ですね。ちょっとした思いやりがあれば、生活も楽しくなるはずです。

何かあった時のために

  • 生活 : 治安・安全

幸いなことに、私は事故や事件に巻き込まれることなく無事に留学生活を終えることができました。ですが、万が一そういったことに巻き込まれた時のために対策していたことがあります。
・どこへいくにも必ずパスポートを肌身離さず持って出歩いていました。これがあればもし自分が意識不明の状況になっても自分が留学生であることをわかってもらえます。
・タバコや葉っぱを勧められてもNo Thank youをいうことです。私にあったのは、ビーチでお祭りがあった時にタバコを勧められたことがありました。現地では合法であっても、それを介して何か危険に巻き込まれることがある可能性があります。英語に不安な時期は特に、Noと言うだけでも十分です。自分の身は自分で守らなければならないのです。
この2点はどこへ行くにしても共通の自衛対策だと思います。ぜひ、参考にしてみてください。

留学を勧める・勧めない理由

私は短期・長期問わず、高校生のうちに海外留学へ行くことを強くお勧めします。その理由は将来の選択肢が格段に増えるからです。高校卒業後の進路選びもそうですし、それ以降の人生にも影響すると思っています。私はこの留学をするまで、ずっとアメリカの大学に行きたい一心で英語を勉強したりトビタテを受けたりしてきました。でも帰国した今は、進路先にカナダを選び自分にとって居やすい環境を見つけることができました。

これから留学へ行く人へのメッセージ

留学中は想像以上にあっという間で、気づいたら帰国日になってしまいます。ぜひ、1日1時間1秒を大切に過ごしてください。そこで出会った人とは一生の友達になるかもしれないし、その場所はあなたにとってかけがえのない場所になるかもしれません。私はこの留学を機に、いつかバンクーバーで働きたいと思うようになりました。みなさんの留学が、とっておきのものになることを願っています!