留学大図鑑 留学大図鑑

はるるるる

出身・在学高校:
福岡高等学校
出身・在学校:
横浜国立大学大学院
出身・在学学部学科:
環境情報学府人工環境専攻
在籍企業・組織:


最終更新日:2020年01月31日 初回執筆日:2020年01月31日

機械学習の応用方法を学ぶ研究留学

留学テーマ・分野:
大学院生:交換・研究留学(日本の大学院に在籍しながら現地大学院内で学ぶ留学)
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • メリーランド大学 CALCE
  • アメリカ合衆国
  • メリーランド
留学期間:
3か月
総費用:
750,000円 ・ 奨学金あり
  • トビタテ!留学JAPAN「日本代表/新・日本代表プログラム」 730,000円

語学力:

言語 留学前 留学後
英語 挨拶など基本的な会話ができるレベル 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル

留学内容

留学全体のテーマとしては、自身の研究に必要な知識を身に付けるだけでなく、多国籍の研究員と交流することから多くの学びを得ることでした。主に平日は朝は進捗報告会に参加し、その後各々自室に戻り個人作業の時間でした。そのため、コミュニケーションを取るためには想像以上に自分から交流の機会を生み出さなければならない状況でした。そこで、一日一人以上は新しい友達を作ると決めて行動しました。まずは自分を知ってもらうこと相手を知ることを念頭に話しかけるようにしました。また、極力ランチタイムは友人と食べるようにして交流の機会を自ら作り出すことに励みました。研究について、アメリカでの友人は日本の友人以上に尋ねてくれたので、活発な議論をできたと感じました。時には批判的な意見ももらい落ち込みましたが、有難い意見だったなと今では思います。

留学の動機

私は、無線電波通信を活用してセンシング機能へと応用する研究を国内の所属大学院で取り組んでいました。その中で、データ分析を行うためには機械学習を有効に使う必要があると気づきました。さらに先進的な応用方法の事例が多数存在する研究室で学びたいと考えたからです。だから、アメリカのメリーランド大学で機械学習を活用し故障予知を得意分野とする研究室で3か月間学ぶことにしました。

成果

自身の研究に適合する手法を決定できたと感じて、実行して、想像通りにフィットしなくての繰り返しでした。しかし、周囲の協力も借りながら、なんと小さな成果を発見できプレゼンで発表することができました。また、多くの友人ができたことも大きな成果です。今でも、月に1度ほど連絡を取り合っています。

ついた力

他人を許容する力

アメリカという国柄上、必然的に多様な国籍の方と接する機会が毎日ありました。その中で過ごし、5人のインド人とシェアハウスしたことから、ほとんどの時間を誰かと共有していました。そのため、どんなときでも他人を許容する力が身についたと感じます。

今後の展望

今後は、海外の方と交流した経験を生かして、グローバルなフィールドをもつ会社に勤めて活躍したいです。

留学スケジュール

2019年
8月~
2019年
11月

アメリカ合衆国(メリーランド)

全期間を通して、同じ研究室にて活動をしていました。
8月~9月前半
 自己紹介・友人作り
 機械学習手法の学習・データ整理
 基本的に、新しく入ったメンバーとして暖かく接してもらえることが多かった。また、その裏で研究にぬかりなく実施している姿を見て鼓舞された。
9月後半~10月前半
 機械学習実装するために奮闘
 プレゼン準備及びプレゼン実施
 拙い英語を喋る私を気遣って、友人がプレゼンの準備を手伝ってくれました。予想以上に親身に相談に乗ってくれる姿に人の温かみを感じました。
10月後半
 コンソーシアム参加
 帰国準備
 楽しみにしていた米企業出席のコンソーシアムは、意外にも活発な議論がされることなく、少し残念な気持ちでした。

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

学内の日本アメリカ文化振興部でのおにぎりファンド活動
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

スペシャルエピソード

この国のことが、とても好きになった瞬間

クラブ活動の資金集めのために、大学スタジアムでフットボールが行われる際に売店で軽食販売を行いました。日本でのアルバイトと異なり、繁忙時以外は好きな音楽をかけてダンスをしたりして終始楽しく働いていました。繁忙時でも、絶えず声を掛け合ったりして楽しく働くことができたのが印象的でした。働く際も、楽しく人を気遣える文化に触れて、アメリカのことがとても好きになりました。

売店のバックヤードにて

準備しすぎても足りた気がしない治安対策

  • 生活 : 治安・安全

アメリカというと治安が悪いイメージで、私の渡航先州も治安が悪い州のひとつだったので渡航前はとても不安でした。その不安から、準備したものは
・少量の現金とカード
・パスポートの写し、
・日本大使館、大学、宿泊先周辺の地図
これらを各カバンに忍ばせました。
また、防犯ブザー、スマートフォンとカバンをひもでつなぐことも行いました。

幸いこれらの準備は杞憂に終わりましたが、備えあれば憂いなしであることは間違いありません。
楽しく過ごすためにも、治安対策は必ず行っていただきたいです。

これから留学へ行く人へのメッセージ

楽しく、安全に過ごしてください!そして、できるだけ写真や日記をつけて形として思い出に残すようにすれば記憶が風化しないと思います。