留学大図鑑 留学大図鑑

りほ

出身・在学高校:
川島学園れいめい高等学校
出身・在学校:
熊本大学
出身・在学学部学科:
薬学部・薬学科
在籍企業・組織:


最終更新日:2018年10月29日 初回執筆日:2018年10月29日

”子供と私と薬局と”ベビーシッター×薬局

留学テーマ・分野:
フィールドワーク
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • ドイツ人一般家庭、株式会社 World AuPair Japan、IIK(ドイツ語、語学学校)
  • ドイツ
  • デュッセルドルフ
留学期間:
1年間
総費用:
2,000,000円 ・ 奨学金あり
  • トビタテ!留学JAPAN「日本代表/新・日本代表プログラム」 2,170,000円

語学力:

言語 留学前 留学後
ドイツ語 挨拶など基本的な会話ができるレベル 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル<ドイツ語 B1-2 合格>

留学内容

目的:家庭に参入し生活を共にすることで、子育てと仕事を両立させている女性生活から薬局へのニーズを探ること。
1年間オペア(住み込みベビーシッター)としてドイツ人一般家庭にホームステイ。オペア開始時はそれぞれ2才と6か月だった男の子達の子育てに密着!慣れない子育てに四苦八苦しつつも子供たちに癒されながら、午前中は語学学校・午後からベビーシッターのサイクルをこなす。後半は午前中の語学学校が現地薬局(Apotheke)での実習に代わり日独の薬局の制度や患者の違いを学んだ。子供たちへの接し方に悩んだり、目標が達成できていないことへの焦りから落ち込んだり、借りていた高級自転車を盗まれてしまったり...いろんなことがあったけれど子供たちの笑顔や成長、ホストファミリー優しさに支えられ、気になった薬局に飛込でインタビューや視察の約束を取り付けたり、念願の実習をさせてもらったり。とても濃い、貴重な1年だった。

留学の動機

自分の世界を広げたかったから!大学卒業後の事を考えると、自分のやりたいことが分からなかった。少なくとも悔いのない学生生活を過ごそうと考えた時、昔いつか留学してみたいと思っていたことを思い出した。これだ!と思いやりたいことを見つける、自分探しの意味も込め留学することを決意した。絶対留学する!という想いを胸に準備を進めるうちに漠然と”将来やりたいこと”や留学を通して学びたいこと”が見つかった。

成果

縁の大切さを学んだこと。留学中、自分の無力さやいかに自分が先入観・偏見を持っていたか思い知らされ落ち込むことが多々あった。そのたびにホストファミリーに励まされ、なんとか目標達成に向け行動を起こすことができた。目標を見据え行動し続けることで、いろいろな人と出会い、その縁がさらに新しい人へと結び付けてくれる縁の連鎖があった。その結果目標の一つだった日独の薬局制度・患者の違いについても多くの学びを得た。

ついた力

一歩踏み出す力

留学中は「まだ語学に自信がないから」、「最近はベビーシッター業が忙しいから」、「急に視察のお願いしても不審がられるだけ」などいろいろな言い訳をして行動を起こさない自分がいた。しかし周りの支えもあり、とりあえず気になった薬局に入ってみる、薬剤師さんに声をかけてみるなど少しずつでも何かしら行動を起こすことを心がけた。その一歩踏み出すこと積み重ねにより当初の目標を超える学びを得た。 

今後の展望

今後は目標である「薬局の開設」に向け経験を積む予定だ。留学前は働くお母さんを支援できるような薬局を作りたいと考えていたが、留学を通してお母さんが働くためには周りの協力が不可欠であることを痛感し、お母さんにターゲットを絞るのは違うと感じた。まだ私の中での理想の薬局像は漠然としているがこれから薬剤師として働きながらその答えを得たい。

留学スケジュール

2017年
3月~
2018年
2月

ドイツ(デュッセルドルフ)

1年間オペア(住み込みベビーシッター)としてホームステイ。オペアとしての基本的な仕事内容は①15時に幼稚園へのお迎え②その後両親が帰ってくるまでお世話③夕食を作ること。オペアとしての仕事は基本的に午後からであり、基本的な1日のサイクルは午前中:語学学校、午後:ベビーシッター留学後期では午前中が現地薬局(Apotheke)での実習になった。その他現地で薬局を開設している薬剤師さんを訪ね2泊3日で薬局視察をさせてもらったり。その他にも日本人薬剤師さんと知り合いお話を伺った。ドイツ人薬剤剤さんに対してもインタビュー等をさせて頂いた。子育てと仕事を両立させているお母さん達への調査に関しては、ホストファミリーのみではなく現地の赤ちゃん教室や幼稚園のイベント、音楽教室に参加することで知見を深めることができた。 

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

寝る前の絵本の読み聞かせ。ここまでくるのに半年かかりました。
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

スペシャルエピソード

感謝してもしきれない、お世話になった・大好きな人

留学中感謝してもしきれないお世話になった・大好きな人はとても多い。今回はその中でも大好きな「Derksen family」(ホストファミリー)についてお話しする。
私は完全フィールドワーク型の「オペア留学」をした。オペアは住み込みベビーシッターを意味する。つまり留学期間の1年間私はオペアとしてホームステイしていた。留学中は様々なことがあり、中でもやっとベビーシッター業に慣れてきたころ当初目的としていた現地薬局の視察や実習に関連する活動を何もできていないことに気が付き自己嫌悪に陥っていた時は非常に辛かった。しかし子供たちの笑顔や成長に癒されたり、少しでもいつもと違う様子を見せると敏感にそれを察知し話を聞いてくれ、励ましやアドバイスをくれたり協力してくれた。そのおかげで、困難にぶつかっても乗り越えていくことができた。当時を振り返ってみると、Derksen family以外の家族のもとでは私の留学は成功しなかったと思う。今でもアニーの「りほは私の子供だと思ってる」という言葉は私に元気を与えてくれている。とても素敵な「Derksen family」に出会えたことは私の留学中一番の収穫だった。

大好きなDerksen familyと私@広島2018/8

オペア留学・ホストファミリー探しが超難航!Web/SNSのフル活用。トビタテコミュニティの活用。

  • 住まい探し : ホームステイ

ホストファミリー探しは渡航予定日の約2年前から開始、しかし実際に見つかったのは渡航の約3か月前だった。
<成功した方法>
「AuPair World」(Web):私が実際にお世話になるホストファミリーと巡り合えたサイトはここだった。また実際に一番多くオペアを募集しているファミリー達とコンタクトをとれたwebサイトでもある。自分の希望する国以外の国に在住するファミリーからメールが来ることもあった。
「GreatAuPair」(Web):次におすすめするのがこちらのサイト。登録しているファミリー数がとても多く様々な国の様々なファミリーのプロフィールを見ることができる。またオペア達のプロフィールも見ることができるので自分のプロフィール作成の参考にできる。※一部有料
その他:他の専用webサイト・掲示板への登録、Facebook/mixi グループ、個人ブログの管理人に直接メッセージ、トビタテコミュニティで関係してそうな人を紹介してもらう等々手当たり次第に探した。
<難航した理由>
1)そもそも探し始めるのが早すぎた。→大体3か月ほど前から探し始めるファミリー&オペアが多いらしい。実際私のホストファミリーは探し始めるのが早い方だったが、次のオペア探しは開始希望日の4~5か月前からだった。
2)日本人オペアの需要が低い→オペアを募集するファミリーは欧米に多い。多くのファミリーは同じ母国語を持つ女の子、少なくとも同じ欧米圏出身の女の子を求める傾向が強い。
3)私の希望する留学先におけるオペアの需要が低かった。初めスウェーデンでの留学を希望していたが。結局スウェーデンのホストファミリーは見つからなかった。一番オペアの需要が高いのはアメリカで次にイギリスやオーストラリア等だった気がする。ヨーロッパではアジアよりは需要があったが高くはなかった。在留日本人が多い国がねらい目。

留学前にやっておけばよかったこと

<勉強>
語学習得、経験者の話やネットなどで留学を十二分に満喫する方法を調べまくる、日本の歴史や政治について語れるようになる
<持っていくもの>
日本語のテキストやガイドブック、ばらまき用に箸や日持ちするお菓子、日本の観光スポットを写真で紹介できる本
<できれば>
現地にいる人と日本にいるうちから繋がっておく、現地の在留日本人が集まるスポットを調べておく

留学を勧める・勧めない理由

私は留学経験により自分の世界が広がったと感じた。また、大学では研究や授業に追われ余裕がなかったが、留学中は時間的に非常に余裕ができ、自分自身や周りについて考えることができた。よって、日々に追われ留学する暇などないと思っている人にこそ、1年ほど留学してほしいと思う。しかし、自分の目標が明確で、それに向けての道筋も定まっている人なら無理に留学する必要もないのかもしれない。

これから留学へ行く人へのメッセージ

楽しめ!飛び込め!