留学大図鑑

ゆってぃー

出身・在学高校:
栄光学園高等学校
出身・在学校:
東京工業大学
出身・在学学部学科:
生命理工学院
在籍企業・組織:

最終更新日:2018年11月20日

分子シミュレーションを極める!

留学テーマ・分野:
大学院生:交換・研究留学(日本の大学院に在籍しながら現地大学院内で学ぶ留学)
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • スウェーデン王立工科大学/KTH Royal Institute of Technology/School of Biotechnology
  • スウェーデン
  • ストックホルム
留学期間:
10ヶ月
総費用:
- 円 ・ 奨学金あり
  • トビタテ!留学JAPAN「日本代表プログラム」 1,690,000円

語学力:

言語 留学前 留学後
英語 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル<TOEIC800点> 専門的な研究や会議において、議論や調整ができるレベル<TOEIC880点>

留学内容

スウェーデン王立工科大学に約10ヶ月間、研究留学に行き、専門である計算生物化学の中で、分子シミュレーションという技術を深く学んできました。分子シミュレーションはタンパク質の動きをコンピュータ上で再現できる技術で、創薬の分野に応用されています。この分子シミュレーションのスペシャリストになるために、留学先での研究活動を通して、分子シミュレーションの知見を高めることを留学の目的としました。
所属した留学先の研究室では、この分子シミュレーションを用いて、放射性リガンドの結合状態を解明するという研究を行っていました。具体的な研究活動としては、教授や他の研究者とディスカッションを積極的に行い、定期的に研究の進捗についてプレゼン発表を行いました。
本留学を通して、分子シミュレーションの知見を高め、特に創薬の分野でグローバルに活躍できる研究者に近づけたと実感しています。

留学の動機

長期留学の大きなきっかけになったのは、大学のプログラムで二週間スウェーデンに滞在したことでした。このプログラムを通して、国際交流の面白さと難しさを感じました。さらに、スウェーデンの研究室に訪問した際に、スウェーデンで研究することに魅力を感じました。また、日本の研究室の先輩方のスウェーデン留学のお話をお聞きして、スウェーデン留学の志望度が上がりました。

成果

留学の成果は、帰国直前に、30分間ほど研究成果をプレゼンし、研究室の方々から高評価をいただいたことです。さらに研究成果を修士論文にまとめて、研究プロジェクトの単位を取得しました。帰国後も、論文投稿に向けて、留学先の教授と連絡をとっています。

ついた力

主体的な行動力

留学を通して、主体的な行動力が高まりました。留学前は、人の意見に流されやすく、受動的に行動することが多かったです。留学中は、自分から積極的に他の研究者とディスカッションを依頼し、研究活動を進めました。さらに、修士論文を作成する際には、英語の先生にもアポをとり、積極的にアドバイスをいただきました。その他交流イベントも企画したりするなどして、留学前に比べて主体的に行動できるようになりました。

今後の展望

まずは、日本の研究室で、残りの修士課程の研究に力を注ぎたいです。将来のキャリアは、研究を継続して行っていく、または研究者をサポートできる活動をしていきたいと考えています。

留学スケジュール

2017年
8月~
2018年
7月

スウェーデン(ストックホルム)

分子シミュレーションを扱っている研究室に所属して研究活動していました。私が所属した研究室は、規模が大きく、教授・準教授の方々を含めて50人以上の研究者がいました。また、中国、ロシア、ブラジル、フランスなどさまざまな国籍の研究者がいるグローバルな研究室でした。留学先では、指導教授からテーマをいただくことができ、定期的に教授や同じグループの研究者とディスカッションを行いながら研究を進めました。また、毎週開かれる研究室のセミナーに参加し、他の研究者の研究発表を聞き、勉強していました。
さらに、修士論文作成や研究の口頭発表に関して、英語の先生からマンツーマンでアドバイスを頂けるサービスがあったので、積極的に活用しました。
大学に用意していただいた寮から通学していました。通学時間は一時間と少し遠かったです。寮の近くのスポーツ施設で、友達とテニスをしたり、アイススケートをしたりしました。

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

80,000 円

生活費:月額

50,000 円

スウェーデン王立工科大学
研究室のメンバー
プレゼン、論文執筆に関してアドバイスをくださった英語の先生
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

80,000 円

生活費:月額

50,000 円

スペシャルエピソード

留学中にやってしまった、私の失敗談

留学が始まってから、研究成果を論文にまとめることを目標に研究活動に励んでいました。しかし、留学の中盤に、研究の重大な欠陥に気づき、始めから研究を再開することになりました。留学に来てから、研究を頑張ってきた自負があったため、ショックを強く受けました。
今までの自分では諦めていたと思います。しかし、留学先の研究室の教授や研究者から励ましの言葉をいただいたことで、気持ちが切り替わりました。ここから切り替えて研究の成果を出すことに集中しました。この欠陥に気が付いたのは、研究を文章にまとめようとしている最中でした。そのため、定期的に文章にまとめたり、他の研究者とディスカッションをすることで、今までの進捗を見直すことの重要性を学びました。最終的には、帰国までになんとか研究成果を挙げることができました。
また、そんな失敗をした自分を励まし、最後までサポートしてくださった研究室の教授や研究者の方々には感謝してもしきれないです。

留学中、サポートしてくださった教授方

ミスを恐れず、どんどんコミュニケーションをとる!

  • 語学力 : 英語

留学初期は、相手の話す英語が上手く聞き取れなかったです。さらに自分の話す英語も、相手になかなか聞き取ってもらえなかったため、英語でのコミュニケーションを上手く取れないという課題がありました。そして、失敗を恐れて、英語で話しかけるのが少し怖くなった時期がありました。そんなある時に、自分の発した英語を、他の人たちが聞き間違え、笑いが起こり、みんなが笑顔になったことがありました。この時に、英語でミスしてもそれが笑いにつながることがもあり、逆に仲良くなれることもあるんだと気づきました。そこから、少し英語でのミスに対する恐怖心が減り、積極的にコミュニケーションをとるようにしました。積極的なコミュニケーションを心がけた結果、英語力、コミュニケーション能力が向上したと実感しました。

これから留学へ行く人へのメッセージ

“留学したことを後悔している人に会ったことがない”という言葉に、勇気づけられて、留学を決断しました。僕自身、留学に行って本当に良かったと思っています。少しでも興味があったら、様々な留学経験者の方々の体験談を聞いたり、いろんな人に相談したりして、後悔のない決断をしてほしいと思います!!