留学大図鑑

Thigerida

出身・在学高校:
都立豊多摩高校
出身・在学校:
亜細亜大学
出身・在学学部学科:
国際関係学部多文化コミュニケーション学科
在籍企業・組織:

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私が実際に留学をしたのはエチオピアですが、アフリカ留学に対する不安や疑問があればfacebookのメッセージに気軽に相談ください。できる限りですがお答えします。留学までは考えられないが、エチオピアに興味がある方もお気軽に連絡ください。

最終更新日:2017年11月02日

エチオピアシープレザーとファッション

留学テーマ・分野:
海外インターンシップ
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • Leather Industry Development Institute
  • エチオピア
  • アディスアベバ
留学期間:
6ヶ月
総費用:
850,000円 ・ 奨学金あり
  • トビタテ!留学JAPAN「日本代表プログラム」 920,000円

語学力:

言語 留学前 留学後
アムハラ語(エチオピアのことば) 挨拶など基本的な会話ができるレベル<「こんにちは」しか知らなかった> 生活に困らない程度の日常会話ができるレベル

留学内容

私はエチオピアで3つことに挑戦しました。
1つ目は国が管理しているレザー機関でのインターンシップ
2つ目は南部諸民族州でのフィールドワーク
3つ目はファッションショーの開催です。
エチオピアのシープレザーは最高品質と言われていますが、その事実を知っているのはごく少数の人たちです。私はどのような環境の人々がこのレザー産業に関わっているのかをインターンシップを通して調べました。実際に屠殺場へ行き、鞣し工場を見て、生産工場で働く人々と関わり、デザイナーたちと会ってきました。この経験から今エチオピアのおかれているファッション業界が見えてきました。
そして行ったのがファッションショーです。現地の服飾学生を卒業した未来のエチオピア人デザイナーと、レザーデザイナーと共に、エチオピア人にも世界の人にも楽しんでもらえるファッションショーを企画しました。結果現地の人々にも喜んでもらえるショーを行う事ができました。
更に、エチオピアは80以上の民族からなる国で、それぞれの民族がそれぞれの文化を持っています。その為、南部諸民族州という少数民族の方々が多くいる土地へ行き、彼らの伝統的衣装や、レザーのあり方を調べるためフィールドワークを行ってきました。
この留学を通して今後のエチオピア産業の可能性や、今後どのようにエチオピアと寄り添って活動ができるか考えさせられる経験となりました。

留学の動機

 エチオピアへ行くというのは、私が小学生の頃からの夢でした。しかし何を目的に行けば良いのかわからず、いつまでも行く決心がつきませんでした。何よりもアフリカという未知なる土地に不安を抱いていた事が大きかったかもしれません。しかし実際にエチオピアへ訪れずに就職をすることは、納得がいかないと思っていました。そのときに見つけたのがトビタテ!でした。このチャンスを逃すまいと、応募することを即座に決めました。

成果

私はずっと現地の人々と生活を共にしていました。その為半年とうい短い時間でしたが、彼らの生活や考え方、日常がよく見えてきました。そして現地のことばも学ぶことでより深いコミュニケーションをとることができました。
そこから得た繋がりに何度も助けられ、フィールドワークやファッションショーを実行することができました。エチオピアでは人との繋がりがとにかく大切なことを学びました。

ついた力

忍耐力

ビザを取るのも、更新するのも、家を探すのも、ファッションショーを企画すのも全て人との交渉でした。どの交渉も中々上手くいかず、何度も心が折れそうになりました。悔しく道端で泣く事も、怒る事もありました。しかし、どのような状況でも違う視点からの別ルートで何度も交渉を続ける事により、全て乗り越えることができました。できない時はすぐに別ルートを探す力を身につける事により、諦めない力へと繋がりました。

今後の展望

エチオピアについてもっと知りたいと思っています。更に、多くの人たちにエチオピアのことを知ってもらいたいとも思っています。まずはもう一度フィールドワーカーとしてエチオピアへ行きたいということ。そして、映像やイベントといった媒体で世界とエチオピアを繋げることができたらと思います。

留学スケジュール

2016年
10月~
2017年
3月

エチオピア(アディスアベバ)

インターンシップ中、JICAの人たちと協力をしAll African Leather Fairというイベントにハイランドシープレザーのブースを設置し、様々の国の大使やバイヤーにアピールすることができました。
更にファッションショーでは現地の服飾学校の校長と共に、ショーを成功させました。その時エチオピアは非常事態宣言のため、警察や軍からの開催許可証が必要でした。その為何度も交渉を試みました。またスポンサーを集める為に何十もの企業をまわり、その結果ショーを開催することができました。
私生活の話では、私の住んでいた家は借り家でした。小さな部屋でしたが、一人で暮らには十分な広さで、室内にトイレと温水シャワーがついていたので満足でした。ただ、エチオピアでは頻繁に停電と断水が起きます。停電による水シャワーや、断水により入りたい時にシャワーを浴びられないときも多くありました。

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

120,000 円

生活費:月額

300,000 円

項目:ワクチン(黄熱)、マラリア予防薬

16,000 円

テフという穀物を発酵させクレープ上に焼いたインジェラが主食
私たちのブースに各国の大使が来ている様子
エチオピア正教の十字架が刺繍されている伝統衣装
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

120,000 円

生活費:月額

300,000 円

項目:ワクチン(黄熱)、マラリア予防薬

16,000 円

スペシャルエピソード

笑いあり、涙あり!留学中にあった、すごいエピソード

 私はエチオピアへ学生ビザで行きました。これは日本にあるエチオピア大使館の人たちからの指示で学生ビザになりました。学生ビザは日本では1ヶ月分しか発行ができないため、現地で更新する必要がありました。現地に到着して2日後には入国管理所へ行き更新をお願いしました。その際、大学からの推薦書とインターンシップ先からの推薦書を持って行きました。しかし大学の推薦書に、書いてい頂いた先生の印鑑がないため、という理由で受入れてもらえませんでした。その為印鑑つきの推薦書を至急送ってもらうよう、連絡をしました。
 しかしこの時期、非常事態宣言がはじまったばかりで、インターンネットは止められており、Wi-Fiを使ってもとても不安定でした。そのような中、日本とやりとりをし、受け取った新しい推薦書と共に何度も入国管理国へ行きましたが、毎回違うことを言われ中々取れませんでした。(悔しくて路上で涙)ビザが切れてしまう2日前になんとか、現地の友人の力を借りて3ヶ月分更新することができました。
 因にこの三ヶ月後に私はまた更新しなければならなかったのですが、また交渉をし続ける日々が始まりました。そしてもう一度3ヶ月分のビザを更新でき、なんとか滞在することができました。エチオピアでのビザの取得は非常に大変で、粘り強い交渉力が必要ということです。

時にはお酒を飲んで気分転換。エチオピア産の種類も豊富。
エチオピアのフルーツジュースを飲んで栄養補給。
そしてコーヒーを飲んで一息。エチオピアはコーヒーの原産国。

無茶はしない

  • 生活 : 治安・安全

アフリカと聞くと、治安や安全面を不安に思う人は多いかと思います。私も出発前はそうでした。私の場合は周りにエチオピアへ行った事のある人や、現地の知り合いもいない状況で、一人で飛び込んだ身でした。そのため情報も限られており、不安は募る一方でした。実際に行って帰ってくると、エチオピアは比較的安全な国であったのではないかと思います。もちろろん盗難や、殺傷事件などが無い訳ではありません。しかしそれは、日本でも起きていることです。危ないという理由だけでアフリカ行きを諦めてしまうことはもったいなと思います。
そこで私は心がけていた事は、無茶はしない。そして自分の身は自分で守る。ということです。もちろん何が起るかは、どの国にいてもわからないとことだと思います。その為自分で考えて行動すということです。
私は滞在中に怖い思いをすることは一度もありませんでした。現地のことは現地の人たちが知っています。彼らと生活を共にすることで、その国の危ない事、場所が見えてくると思えました。

現地のちびっ子たちと。
どの洋服屋も個性的なウィンドウ方法な街中。
車はほとんどがトヨタ車。トラックはISUZU。

留学前にやっておけばよかったこと

現地のことばをもう少しやっていれば良かったなと思います。私は「こんにちは」もあやふやなまま、現地入りしました。現地に入ってから、一生懸命勉強をしある程度は話せるようになって帰ってきました。しかし、初めからもう少しでもできていたら、より多くの人とコミュニケーションをとれたのかなと思います。

留学を勧める・勧めない理由

行かないと分からない現実がそこにあるという事です。留学を勧めるのは、その現実を知れるという事。勧めないのはその現実を知ってしまうということです。
実際に現実を見て、人と関わり、考え始めると、現地が求めている事と、わたしのできること、そしてすべきことへのギャップを感じ悩むこともあります。そのときに悩み次への一歩が見えたとき、留学へ来た意味を見いだせるのではないかと思います。

これから留学へ行く人へのメッセージ

現地にどっぷり浸かって来てほしいと思います。何事にもチャレンジし、そして沢山の人と出会って交流をもってきてください。応援してます!