留学大図鑑 留学大図鑑

あいか

出身・在学高校:
愛知県立旭丘高等学校
出身・在学校:
名古屋大学
出身・在学学部学科:
医学部医学科
在籍企業・組織:


最終更新日:2017年10月23日 初回執筆日:2017年10月23日

アメリカとスウェーデンの病院で臨床実習

留学テーマ・分野:
大学生:交換・認定留学(日本の大学に在籍しながら現地単位取得を伴う留学)
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • デューク大学医学部、ルンド大学医学部
  • アメリカ合衆国・スウェーデン
  • ノースカロライナ州、ルンド市
留学期間:
2か月
総費用:
- 円 ・ 奨学金なし

語学力:

言語 留学前 留学後
英語 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル<TOEIC945点、TOEFLiBT101点> 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル

留学内容

4週間、デューク大学付属病院の循環器内科にて、他科からのコンサルタントを受けるチームに所属し臨床実習を行った。内容としては、他科で入院中、もしくは救急外来に来た中で、循環器内科の対応が必要と判断された患者さんの問診・身体診察を行い、アテンディング(上級医)に得られた情報をプレゼンテーションし、治療方針について意見を述べる。このときのフィードバックをもとにカルテを作成し、担当患者が退院するまで回診する。4週間で20余人の患者を担当させてもらった。疾患としては心房細動、心不全、心筋梗塞、弁膜症などがあった。症状から考えられる鑑別や必要な検査、薬の用量など日本での実習よりも求められるレベルが高く苦労した。
その後スウェーデンに移動し、4週間ルンド大学放射線科にて実習を行い、胸部、腹部、小児・筋骨格、神経の部門を1週間ずつ回った。他科との合同朝カンファレンスから始まり、終了後は上級医について読影のポイントを教わったり、検査・治療を見学したりしていた。腹部や神経の部門では、日本の実習では見ることのなかった脳血栓除去などの血管内治療も多数行われており興味深かった。

留学の動機

もともと英語が好きで海外旅行に頻繁に出かけていた。所属大学の提携校にて臨床実習できる機会は入学時から興味があり、ぜひ挑戦したいと考えた。

成果

アメリカでは、他国からの学生・レジデントに多く出会ったが、彼らの向上心・野心に圧倒された。私も自分なりに成長できるようにと思い、空き時間に論文検索をしたり、朝早く行ってカルテを読み込んだりしていた。
スウェーデンでは、カルテやカンファレンスがスウェーデン語で難しかったが、英語に似ている医学用語を頼りに意味を推測したり、カンファレンスの前後に症例についての説明をお願いしたりしてなんとか乗り切った。

ついた力

恥を捨てる力

自分に必要だと感じた力を挙げた。
わからないことはその場で聞かないと、どんどん遅れをとってしまう。恥をすてて知識を吸収しテイクことの重要性を痛感した。

今後の展望

女性医師の活躍する様子を見て、ライフワークバランスをうまく取る上では、本人の努力や周囲の協力に加えて行政の支援が非常に大きいと感じた。行政レベルへの働きかけは難しいが、できる範囲で後輩のロールモデルとなれるように努力したい。

留学スケジュール

2017年
4月~
2017年
4月

アメリカ合衆国(ノースカロライナ州)

デューク大学付属病院の循環器内科にて臨床実習を行った。必ず患者さんに保険に入っているかどうか聞くこと、患者さんの意思を尊重するということ、根拠となる論文や数値を重視していること、看護師や技師など、他の医療従事者の権限が非常に強く業務の分担がはっきりしていることなど、アメリカらしいと感じた。一緒に実習していたレバノンの学生が非常に優秀だったため、私も自分なりに成長できるようにと思い、空き時間に論文検索をしたり、朝早く行ってカルテを読み込んだりしていた。
実習の最終週には、脳神経外科医の福島孝則先生の手術見学に伺った。印象的だったのは福島先生の人柄で、どの言語でもどんどん相手に話しかけ主張をしていく姿勢や、さまざまな国の医学教育や医療体制に関する知識に感銘を受けた。私も広い視野で世界を見られるようになりたいと感じた。

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

デューク大学附属病院
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

2017年
5月~
2017年
6月

スウェーデン(ルンド市)

ルンド大学放射線科にて実習を行い、胸部、腹部、小児・筋骨格、神経の部門を1週間ずつ回った。医学の話題だけでなく日本の文化や名所について、日本について興味を持ってくれる先生方と話すことができた。日本とかなり違うと感じたのは、仕事はもちろんしっかりこなすが休暇を取る人が多いこと、医師の半数以上を女性が占めていることだった。保育サービスが充実している、主夫が多い、育児休暇は夫婦どちらも必ず取得しなければならないなど、意識ももちろんだが根本的なシステムの違いを実感した。
実習中は留学生用の寮に滞在しており、共用のキッチンで晩御飯の準備をしながら情報交換をしたり、ご飯を持ち寄ってパーティーをしたりした。

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

ルンド大学附属病院
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

スペシャルエピソード

あなたにとって留学とは?

留学とは、自分が何者でもない環境に身をおくこと、だと感じた。日本にいれば学部や部活、友達同士など様々なコミュニティーに属し、ある程度人間関係が確立していて快適に過ごせる。留学はそれを全て取り払い、自分の居場所を自分で作っていく機会の1つである。周りの人に自分がどういう人間か知ってもらう、アピールするには、教養やコミュニケーション力、そして専門分野の知識、能力が必要である。当たり前のことではありが、自分にはそれらが全く足りていないことを留学中痛感した。今後新しい環境に飛び込む際にはこの経験を活かしたい。

病院前にて

早めの準備を

  • 事前準備 : 渡航手配(VISA、保険、持ち物など)

ビザ申請、ワクチン接種、書類準備、資格取得など準備は本当に煩雑で面倒です。私のように大学側がある程度やってくれる場合ならまだしも、すべて自身で手配していく場合は一層大変だろうと思います。必要なことをリストアップして、早めにこなしていくことが大切です。わからないことは詳しい先輩や友人、大学等の仲介機関、先方にすぐに聞いてしまいましょう。

これから留学へ行く人へのメッセージ

期待と不安の入り混じった心境かと思いますが、絶対に今後の人生において糧となる経験ができるはずです。準備をできるだけしたら、あとは現地で何とかする!と気楽に考えてみてください。