留学大図鑑

テツ

出身・在学高校:
神奈川県立生田高等学校
出身・在学校:
明治大学
出身・在学学部学科:
理工学研究科
在籍企業・組織:

地球温暖化防止をフィルムにより解決する

留学テーマ・分野:
大学院生:交換・研究留学(日本の大学院に在籍しながら現地大学院内で学ぶ留学)
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • テキサス大学オースティン校
  • アメリカ合衆国
  • オースティン
留学期間:
12ヶ月
総費用:
190,000円 ・ 奨学金あり
  • トビタテ!留学JAPAN「日本代表プログラム」 1,960,000円

語学力:

言語 留学前 留学後
英語 生活に困らない程度の日常会話ができるレベル<TOEIC 750> 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル

留学内容

 現在注目される環境問題の一つとして、地球温暖化があります。京都議定書で取り決めを行ったように、これに対する影響が大きい二酸化炭素(CO2)を削減しようと多くの研究がなされています。私が行ったのは、CO2の削減に貢献するであろうプラスチックフィルムの開発でした。留学先はUniversity of Texas at AustinのProf.Freemanの研究室です。留学先では新たに開発したフィルムを、日本で行うことの困難な実環境下に近い高圧での測定を行うことで、フィルムの性能への影響を研究していました。新規手法によるフィルムの開発や研究室内におけるディスカッションへの週に1度の参加と約1時間のプレゼンテーションとオリジナル装置を用いた測定を向こうでは行ってきました。目に見える成果としては、現在得られたデータをまとめて、Prof.Freemanとのやり取りを行い、国際ジャーナルへの投稿を行う段階です。

留学の動機

人間の経済活動の結果、CO2の排出量が増えていますが、それに対して完全に先達の積み上げてきた技術を否定して、原始時代の生活に戻れというのは解決策にならないと思っていました。そうすると私が研究者として貢献できるのは、今ある技術の中で、どれほど効率よくエネルギーを使うことを出来るようにするかということかと留学前に重いました。そのために留学でグローバルに戦える研究者になることを目指していました。

成果

研究留学であったため、留学先の期間のオリジナル装置の原理や操作方法を学べました。
また、アメリカにおける研究者の研究活動や国際的に活躍する研究者というものの、アウトプットへの意識を学んできました。

ついた力

行動力

なんにでもまずは飛び込んでみる度胸と行動力を身につけることが出来たと感じています。
留学先ではまず自分が動かないことにはなにも始まらないため、ある意味必要に駆られての行動力ではありましたが、結果として留学後の今では、行動する前に感じる面倒くささや恐れはほとんどなく、熟慮することはあってもすぐに行動に移せるようになったと思います。

今後の展望

留学後はこの経験と人脈を生かして、地球温暖化への防止に新たな技術をもたらせるような研究を行いたいと思います。また、アメリカではいろんな国からの留学生と友達になれたので、英語だけではなく、韓国語やイタリア語も学んで、世界中に交流の輪を広げたいと思います。
現在の課程を残すところ一年半ほどなので、その間に成果を挙げ、企業での研究職を目指して日々精進したいと思います。

留学スケジュール

2016年
8月?
2017年
7月

アメリカ合衆国(オースティン)

Prof. Freemanの研究室の学生に教えられ、研究室のオリジナル装置の組み立てから測定方法まで学びました。それと同時並行して、新しいフィルムの開発のために、3人の研究者と共同で実験を行い、3ヶ月ほどで新しい手法によるフィルムの開発に成功しました。得られた研究成果はラボの中でプレゼンを行いました。今は論文にするためのやり取りを行っている段階です。
また、異文化交流を図るために週に一度の聖書に関する意見交換会、週に二度のテニスでの交流を通年で行っていました。
こういった活動から、研究活動にしても、異文化交流にしても、自ら行動しなければ何も得られず、また、行動する前に感じていた壁というものは想像の中で勝手に膨らんだものであると、身に染みて感じました。
今後は、その得られた人脈を利用して、国際的に活躍したいと思っています。

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

120,000 円

生活費:月額

40,000 円

ラボのメンバーが歓迎会を開いてくれたときの写真です
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

120,000 円

生活費:月額

40,000 円

スペシャルエピソード

この国のことが、とても好きになった瞬間

アメリカは本当に多種多様な国籍の人がいろいろな理由でいます。
そのため、英語が第一言語ではない人は、ESLという英会話の授業を無料で受けたりも出来ます。
そのなかで、多くの異なる価値観を持つ人と友人になれる環境がすぐ近くにあることに感動しました。
お互いにつたない英語でコミュニケーションをとり、徐々にお互いの文化を交換できるアメリカ、もちろん
僕が留学していたテキサス、オースティンにおける話なので、別の州にいった人は、全く別のアメリカを見ているかと思います。そういった多様性を受け入れているアメリカという国に留学にいけて本当によかったなと思っています。

ESLで仲良くなった友人とのホームパーティーを行っています

基本的に英会話で使う文型の把握

  • 語学力 : 英語

語学力はいろいろ能力が細分化されているので、一概には言えないのですが、会話をしたりする力については使用頻度の高い文の形を意識して覚えるだけで、だいぶ会話を行いやすくなります。
「Can I ~?」であったり、「I would like to ~」のような中学生レベルの構文を常に意識してコミュニケーションをとるとはじめの一歩が本当に踏み出しやすくなります。
加えて、誰でもはじめは初心者なので、恐れずにボディーランゲージを使ってでもいいので、意思を伝える努力や機会を増やすといいと思います。
せっかくの留学なのに日本人同士で固まるよりは、新しいコミュニティーに飛び込んでみることをお勧めします。とは言っても、日本人だからつるまないみたいな思考はすこしさびしいのでほどほどにしてみるといいのではないでしょうか?

留学前にやっておけばよかったこと

研究留学をするにあたって、留学先の研究室の論文すべてと、関連分野の論文をすべて読んでからいくべきでした。
また、研究内容の煮詰めも足りていなかったと思っています。

留学を勧める・勧めない理由

留学では本当に未知の世界に触れたり、体験できたりします。それを若いうちから経験することは、今しか出来ません。いろいろな不安要素をつぶしていく経験も、必ず力になるはずです。
なので、留学はしたほうがいいと思います。

これから留学へ行く人へのメッセージ

特に理系の人向けへのメッセージとなりますが、皆さんは基本的に仮説と検証というアプローチで研究していることと思います。たぶん、日本だけから予想できる留学先での経験は、実際と全く違います。ぜひ実体験されてみてください。