留学大図鑑 留学大図鑑

池尻謙太

出身・在学高校:
石川工業高等専門学校
出身・在学校:
石川工業高等専門学校専攻科
出身・在学学部学科:
環境建設工学専攻
在籍企業・組織:


最終更新日:2017年04月14日 初回執筆日:2017年04月14日

最先端の竹建築をベトナムで学ぶ

留学テーマ・分野:
専門留学(スポーツ、芸術、調理、技術等)
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • 石川工業高等専門学校 環境建設工学専攻
  • ベトナム
  • ハノイ
留学期間:
3ヶ月
総費用:
420,000円 ・ 奨学金あり
  • トビタテ!留学JAPAN「日本代表/新・日本代表プログラム」 520,000円

語学力:

言語 留学前 留学後
英語 挨拶など基本的な会話ができるレベル 生活に困らない程度の日常会話ができるレベル

留学内容

留学のテーマ:自然素材を用いた建築(主に竹建築)の実際を学ぶ
考え方:日本にはまだ普及していない、竹を構造部材に用いた建築を学び、日本で実現したい
留学計画:竹建築で国際的に評価の高いVo Trong Nghia Architectsでの海外インターンシップと並行して、竹建築成立の背景を学ぶためNational University of Civil Engineeringでの交換留学を行う
成果:竹建築の具体的な構法や加工方法を学ぶことができた

留学の動機

学内の先生からお誘いを受けたから。また自分自身、以前から海外留学に興味があり、海外にコネクションを持ちたいと思ったから。
その他、学内のインターンシップ期間に合わせて留学を行うことができたため、休学などが必要なかったのも大きな要因。

成果

留学を通して、①建築模型の制作、②竹建築の見学、③設計業務への参加、④英語でのレポート作成などを行うことができた。
海外留学は初めての経験だったので、食や住環境、交通など異なる文化を体感できた。

ついた力

周りの人に感謝する力

自分が今ある状況が当たり前ではなく、「生かされている」と実感できる力。
語学力が乏しい状態で留学したため、現地では自然と感謝の言葉が口から出るようになった。

今後の展望

留学先への進学(大学院)をして、さらに現地でのコネクションを深めたい。
将来は自然素材を用いた建築を普及させ、地球や人々に優しい建築家になりたい。

留学スケジュール

2016年
9月~
2016年
12月

ベトナム(ハノイ)

9/23-27 フォーラムへの参加:展示用のパネルなどの組み立てを行い、またVo Trong Nghia氏の講演を聴講した。
9/28-10/07 コンピレーションへの参加:展示用のパネルなどの組み立てを現地の大学生と共同で行い、イベントを成功させた。共同作業では語学面で良い刺激を受けた。
10/06-11/15 エキシビションへの参加:展示用の模型を2つ作り、イベントを成功させた。
11/07-12/10 住宅設計プロジェクトへの参加:検討用模型を20個ほど制作し、施主との打ち合わせを成功させた。アイデアを形にする能力が認められ、成長を実感した。

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

設計プロジェクトのメンバーと、制作した模型
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

スペシャルエピソード

感謝してもしきれない、お世話になった・大好きな人

留学/インターンシップを通して、日本では絶対に会うことのできないロールモデルにたくさん出会うことができました。特にお世話になったのはインターンシップ先の代表の方で、今でも自分の研究に協力してくださっています。
その他、現地の人々はとにかく勤勉で楽しそうに仕事をしているのが印象的でしたし、海外に積極的に出て学ぼうとするインターンシップの仲間からも多くの刺激を受けました。そこで得たコネクションは一生大切にしたく思い、いずれは良き仕事仲間になりたいです。

集合写真

図や絵を交えて表現する

  • 語学力 : 英語

語学力には劣るものの幸いスケッチが好きであった私は、現地の人々との会話や打ち合わせの際に前もって図や絵を用意することで、自分の言いたいことをダイレクトに伝えられるよう努力しました。結果は成功で、自分の意見をうまく伝えられると同時に、誤認などのトラブルを防ぐことができました。

これから留学へ行く人へのメッセージ

留学すると、自分が属しているコミュニティ(地域・学内)がいかに小さいかを実感することができると思います。また、2回3回と留学することでさらに多くのつながりが生まれ、自分の立場や役割を客観的に見られるようになるはずです。ぜひ、最初の一歩を踏み出してください。