留学大図鑑 留学大図鑑

上埜楓歩

出身・在学高校:
福井県立藤島高等学校
出身・在学校:
出身・在学学部学科:
在籍企業・組織:


最終更新日:2023年12月25日 初回執筆日:2023年12月25日

ボランティア留学という選択肢

留学テーマ・分野:
短期留学(3か月以内、語学・ボランティアなど各種研修含む)・海外ボランティア
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • projects abroad
  • カンボジア
  • プノンペン
留学期間:
3週間
総費用:
600,000円 ・ 奨学金あり
  • トビタテ!留学JAPAN「日本代表/新・日本代表プログラム」 270,000円

語学力:

言語 留学前 留学後
英語 生活に困らない程度の日常会話ができるレベル 生活に困らない程度の日常会話ができるレベル

留学内容

1,2週間目はチャイルドケア、3週間目は公衆衛生のボランティアプログラムに参加しました。
チャイルドケアでは午前中は現地の学校に行って授業を行い、午後からは修繕活動(壁の塗装、壁画を描く、セメント作り、ゴミ拾い、など)を行いました。公衆衛生では現地の村や学校に行ってヘルスチェックや公衆衛生についての授業などを行いました。
私の留学のテーマは「寄付品を追う!〜本当に喜んでもらうために、楽しんでもらうために〜」というものです。私が発展途上国に寄付をした経験に基づいています。皆さんは寄付についてどんなイメージがありますか?寄付品について検索してみると「寄付品 迷惑」などという候補が出てくることがあります。私はそういったものに疑問をもちました。なのでどのような寄付品が喜んでもらえるのか、楽しんでもらえるのかを現地に行って現地の人たちの暮らしを直接見て考えたいと思いました。このような理由から私は留学テーマを設定しました。
結果として私は「自分から学びをつかめるような寄付品」を寄付しました。例えば縄跳び、植物の種、折り紙などです。これらは何通りもの使い方があったり、今後継続して使えたり、使うことで発見があるものなど工夫して楽しめるものです。私がこれを選んだ理由は現地の小学校の子供達と一緒に毎日を過ごしている間に子どもたちの好奇心と想像力を掻き立てるものが一番彼らに良いと感じたからです。

留学の動機

私の留学の動機は主に2個あります。
一つ目はもともと従姉妹が留学をしていたり、外国語の文化に興味があったので漠然と留学をしてみたいという思いがあったことです。
2つ目は、留学内容にも記載しましたが、私の探究活動のテーマである寄付品についての疑問を持ったことです。これを機により異文化や発展途上国の暮らしの現状を体験したいと思うようになりました。

成果

留学を通しての一番の学びは色々な価値観にふれられたということです。自分の中に無意識に生まれていた固定概念を壊せたと感じています。異なる国の人と話して、異なる年代の人と話して、自分の国と全く違う環境に何日も滞在すると当たり前がどんどん変わっていきます。
それはとても面白い体験ですし、日本にいるだけでは絶対に味わえないものだと思います。

ついた力

自己肯定力

留学から帰ってきてから心なしか写真写りが良くなりました。類推ですが写真写りが良くなったのは自信がついたからだと思います。約3週間、異国の地で暮らしていけたこと、英語を使ってコミュニケーションをとれたこと、毎日のたくさんのタスクをこなせたことが私の自信に繋がったのだと思います。自信を得られたことはこの留学での一番の収穫だと思っています。

今後の展望

留学を経て、国際関係の仕事に従事したいという気持ちがより増しました。具体的にどのような仕事はまだ明確に決まっていませんが、国際関係の職業の中でも発展途上国関連の仕事に付きたいと考えています。そのためにも今は英語の知識と自分だけの武器を身に着けられるように日々頑張っています。

留学スケジュール

2023年
8月~
2023年
8月

カンボジア(プノンペン)

世界中から集ってきた高校生ボランティアとともに2週間、現地の小学校で授業や奉仕活動をしました。チャイルドケアでは毎日、約2限くらい授業があったので同じチームのボランティアたちと授業の内容を考えていました。実際には折り紙や切り紙、立体図形、クロスワードなどの授業を行いました。子ども達の興味はどんどん移り変わるのでたくさんのネタを用意しなくてはなりません。そのため準備時間がたくさんかかり、夜の12時まで準備していることもありました。ですが子ども達が喜んでくれたときはとても嬉しかったです。また、奉仕活動では私はルームメイトとともに壁画を描いていました。構想から2人で行って、ときには子ども達と一緒に描いたりしました。
住居は現地のホテルで、イングランド出身のルームメイトとルームシェアでした。浄水、エアコン、朝食がついており、発展途上国での生活に不安がありましたが安心して暮らせました。外出するときはスタッフさんが必ずついてきてくれましたし、食事をするレストランも現地に詳しいスタッフさんが決めてくださっていました。

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

頑張って描いた壁画
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

2023年
8月~
2023年
8月

カンボジア(プノンペン)

一週間、年齢も出身地も活動期間も選択したボランティア活動も異なる仲間たちと一緒に寮で暮らしながら、公衆衛生分野のボランテイア活動を行っていました。具体的な活動内容としては村や学校へ行ってヘルスチェック(体温、血圧、血糖値、血中酸素濃度などの測定)を行いました。また週に2回ほど小学校へ行って熱中症やデング熱などの公衆衛生分野の授業を行いました。このプログラムでは住宅街に赴いて現地の人のくらしを間近で感じられたことで色んな事を発見できたと思います。
寮では4人とルームシェアをしていました。食事は家政婦さんが作ってくださり、それとは別に自分たちで外食をすることも可能でした。ですがスタッフさんはついてきませんし、自分で安全なレストランを選びトゥクトゥクも手配する必要がありました。少し怖いなとも感じていましたが、それはそれで現地の人と同じように暮らせて理解を深められたのではないかと思います。

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

ヘルスチェックの様子
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

スペシャルエピソード

日本のことが、とても好きになった瞬間

カンボジアに行って、自分の普通が打ち壊されて日本の素晴らしいところをたくさん発見できたと思います。
カンボジアはまだまだ発展途上国であり、留学中にもそれを実感させられうことがありました。特にチャイルドケアのボランティアに参加していたこともあり「子ども達の生活」については考えさせられることが多かったです。路上パフォーマンスをしてチップを求めている子、ブレスレットを売りに来る子、信号待ちのときにトゥクトゥクの車窓から「お金をください」と言われたこと、マーケットで母と一緒に働いている子、夜になっても聞こえる子供の声。そのような状況に遭遇すると私はいつもなすすべがなく黙っていることしかできませんでした。
もちろん日本もまだまだ問題点があると言われていますが、カンボジアの現状を見て、日本の制度の充実ぶりと自分が日本で暮らしていることの有難みを感じました。また、そのような現状を見て世界の制度を変えていきたいなという思いが強くなりました。

プノンペンの様子

英語ができなくても

  • 語学力 : 英語

私は留学をしましたが、決して英語が得意なわけではありませんでした。それでもなんとか3週間外国で暮らしていけたことが今の私の自信に繋がっているので、これを見た人のより良い留学につながったら良いなと思います。
私が留学をした当時は英検準2級程度の英語力しかなく留学に行く前に空港で号泣してしまうほどに不安を抱えていました。その不安はおおかた的中して、スタッフの英語はなまりがあってほとんど理解できなかったし、イングランド出身のルームメイトの英語は早すぎて聞き取れませんでした。私が喋る英語は発音が正しくないようで伝わらないことが多々ありました。それに、現地で会ったボランティアほとんどが英語を達者に話しているのです。現地に行った当初、私はすごく焦っていました。それでも3週間を楽しく過ごせたのは諦めなかったからだと思います。「私はできないんだ」といってすぐ壁を作ってしまうと本当にそれ以上は進歩しません。私の場合、理解できないとき、聞き取れないときは、意味はわからなくてもとりあえず話を最後まで聞いてみたり、もっとゆっくり喋ってもらったり、より簡単な英語で説明してもらったり、日本のボランティアに説明してもらったりしました。そのかいもあって2週間目からはカンボジア特有のなまりを聞き取れるようになりましたし、ある程度の会話ができるようになりました。

これから留学へ行く人へのメッセージ

留学に行く目的や場所は異なると思いますが、どのような留学でもきっといいものにできます!留学の内容はもちろん個人の能力によっても決まりますが、私はそれだけではなく自分がどれだけ諦めずにできたかで決まると思います。留学するから良い経験になるのではなく、頑張るから良い経験になるのです。自分は海外初めてだから、とか英語ができないから、などと思わずにぜひチャレンジしてみてください!