留学大図鑑

三浦 耀平

出身・在学高校:
岩手県立花巻北高等学校
出身・在学校:
東北大学
出身・在学学部学科:
工学部 建築・社会環境工学科
在籍企業・組織:

先輩の近況をリアルタイムでチェック!

最終更新日:2021年02月02日

世界の水道事業を学ぶ

留学テーマ・分野:
大学生:交換・認定留学(日本の大学に在籍しながら現地単位取得を伴う留学)
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • グルノーブル・アルプ大学
  • フランス
  • グルノーブル・パリ
留学期間:
6ヶ月
総費用:
- 円 ・ 奨学金あり
  • トビタテ!留学JAPAN「日本代表プログラム」 1,210,000円

語学力:

言語 留学前 留学後
フランス語 生活に困らない程度の日常会話ができるレベル<TCF 322点> 生活に困らない程度の日常会話ができるレベル

留学内容

 世界の水道事業について学ぶことと、国際機関について知るためフランスへの交換留学とインターンシップをしてきました。5ヶ月間のグルノーブル・アルプ大学への交換留学と1ヶ月間のフランスの水企業であるSuez社でのインターンシップを通して、上下水道の管理について学んできました。グルノーブル・アルプ大学はフランス南東部のグルノーブルに位置しています。Suez社は世界5大陸すべてで活動を行なっている上下水道事業分野で世界第2位の企業です。また、スイスのジュネーブの国際連合欧州本部や国連高等難民弁務官事務所で開かれた勉強会に参加し、国際公務員として働く現場や雰囲気について自分の目で確かめてきました。
 成果としては、インターンシップ先のフランス企業と自分の研究室の共同研究のきっかけとなったことと、自分が将来どのようなところで働きたいかを明確化できたことです。フランス企業では4週間のインターンシップでしたが、帰国後、その研究所と自分の研究室で共同研究が始まりました。また、このインターンシップや国際機関での経験を通して海外の企業・国際機関で働くことのイメージが具体的になり、自分の将来の進路を決める手助けとなりました。

留学の動機

 水道の民営化が古くから進んでいるフランスで自分の専門分野について学びたいと思ったことが一番の理由です。また、自分の語学力(英語・フランス語)を向上させることと、国際機関の実際の雰囲気を体験したかったことも留学をした理由です。

成果

 成果としては以下の2つです。
・私のインターンシップがきっかけとなり、共同研究が始まったこと
・自分の将来の進路を決める上で重要な経験をすることができたこと

ついた力

異文化環境適応力

 留学前半の交換留学の授業では、自分以外はフランス人だけという環境であり、そのような状況に上手く順応することができませんでした。フランス企業のインターンシップでも同様に周りにはフランス人しかいませんでしたが、自分で満足のいく働きをすることができました。このような経験から、自分が少数派の状況でもそこに適応し、何かしら成果を残すことができる力を身につけました。

今後の展望

 今回の留学により、自分が将来やりたいことをするためには、専門的知識・コミュニケーション能力などが不足していることを実感しました。そのため、修士課程及び博士課程に進み、これらの能力を磨いた後、将来的には発展途上国及び先進国の上下水道事業の発展に関わっていきたいと考えています

留学スケジュール

2019年
9月~
2020年
1月

フランス(グルノーブル)

 フランスのグルノーブルという街で、2019年9月~2020年1月の5ヶ月間、グルノーブル・アルプ大学へ交換留学を行ないました。大学で自分の専門分野の授業を受けたり、大学付属の語学学校に通ったり、ジュネーブまで電車で行き、国際機関に関連するイベントや勉強会などに参加したりしていました。住居は大学近くの寮で、大学まで歩いて5分の所にありました。花見イベントでフランス人と仲良くなり、フランス人の友達と週一度、フランス語と日本語を教え合っていました。ストレスを感じることが多く、精神的に不安定な状態でしたが、フランス人の友達や日本人の友達・先輩のおかげで、なんとか乗り切ることができました。

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

大学内の景色
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

2020年
2月~
2020年
2月

フランス(パリ)

 フランスのパリ郊外で、2020年2月の1ヶ月間、世界的に上下水道事業及び廃棄物処理の分野で活動している会社であるSuez社の水及び環境に関する研究所(CIRSEE)でインターンシップ生として働いてきました。住居はAirbnbを使って見つけた近くの民家に泊まっていました。職場でも宿泊先でも常にフランス人に囲まれていて、このような経験はとても貴重なものだったと思います。上司や同じ部署のメンバーに恵まれ、自分の任された仕事を最後までやり遂げることができました。

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

インターンシップ先
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

スペシャルエピソード

感謝してもしきれない、お世話になった・大好きな人

 彼はフランス人の友達で、初めて会ったのは日仏交流の花見イベントでした。そこで初めて話したときから、自然と話が盛り上がったことを今でも覚えています。自分はフランス人の友達を作ることは難しいと思っていたが、彼とはなぜか仲良くなれました。週一度フランス語と日本語を教え合ったいましたが、最終的には彼とその彼女が住んでいる家に遊びに行くようになりました。年越しは一緒に「聲の形」を観賞して泊まらせてもらったり、「天気の子」を一緒に映画館で鑑賞したりしました。交換留学期間中は本当につらい時期だったので、すごく彼に助けてもらったなと思いました。彼らは将来的に日本へ遊びに来て、移住も考えているとのことでしたので、そのときは全力でおもてなしができればいいなと思っています。

友達とお家で一緒にご飯
語学を教え合っていたフランス人の友達と

感謝してもしきれない、お世話になった・大好きな人

 初めて日本人がいない職場で働くということに少し恐怖感を持っていました。そんな中でインターンシップ初日に、自分の担当となった上司に、「君には給料を支払っていないから、毎日職場に来るだけで十分だ」と声をかけていただきました。彼の人間性や気遣いのおかげで心に余裕をもって、精神的にも安定した状態で仕事に取り組むことができたと思います。企業の研究所は大学よりも、技術の流出についてとても厳しいと思われる中で、外国人である私を受け入れていただいたことに感謝しています。今でも共同研究という形で自分の研究室と交流があることにすごく不思議な感覚を覚えていますが、この縁を大切にしていければと思っています。

同じ部署のメンバーと(自分の左隣の男性が上司)

大学の先生に頼る

  • 留学先探し : インターンシップ

 理系で海外インターンシップ先がなかなか見つからないという方は大学の先生方にぜひ頼ってください。彼らは交友関係が広く、もしかしたら、あなたの希望するインターンシップ先を紹介していただけるかもしれないです。

留学前にやっておけばよかったこと

 今振り返ってみてもあまり思いつかないです。実際に体験してみて気がつくことが多くあると思うので、それを経験してから行動するのでもいいと思います。

留学を勧める・勧めない理由

 留学に少しでも興味があるのであれば、勧めます。実際にやってみると、何かしら感じることがあると思うので。

これから留学へ行く人へのメッセージ

 無事に帰ってくることを一番大切にしてください。その上で何か得られるものがあればいいですけど、なくてもいいと思います。心から応援しています。