留学大図鑑

Ayane GOTO

出身・在学高校:
福島県立安積高等学校
出身・在学校:
出身・在学学部学科:
在籍企業・組織:

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音楽の勉強については主にTwitterで発信しております。Instagramも更新しているのでぜひ。
私はヴァイオリン専攻なのですが、音楽留学を考えている方がいらっしゃいましたらDMで相談に乗ります。

音楽を通して見える世界

留学テーマ・分野:
専門留学(スポーツ、芸術、調理、技術等)
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • ニース夏期国際音楽アカデミー
  • フランス
  • ニース
留学期間:
15日間
総費用:
- 円 ・ 奨学金あり
  • トビタテ!留学JAPAN「日本代表プログラム」 450,000円

語学力:

言語 留学前 留学後
英語 生活に困らない程度の日常会話ができるレベル<GTEC 1012点> 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル<GTEC 1041点>

留学内容

「音楽を通して見える世界」をテーマとした私の留学。主な目的は1、クラシック音楽の本場ヨーロッパの雰囲気を肌で感じる 2、世界トップレベルの教授陣のレッスンを受けることで音楽性を高める 3、世界各国から集まる同世代の音楽家と交流して視野を広げる の3つです。留学中は週に4~5回のレッスンがあり限られた時間の中で前のレッスンや次のレッスンの曲をさらうのは想像以上に大変でしたが、いつも以上に丁寧にさらうことを心がけていたので毎回新しい発見がありました。また、専攻の楽器や練習している曲などをきっかけに世界各国の受講生と会話し、現地で共に生活した日本人の方に助けてもらいながら地元福島の魅力と東日本大震災について伝えることができました。この留学を通して改めて、音楽は国境や文化の違いを越えて人々をつなぐことのできる素晴らしいものなのだと感じました。

留学の動機

私は4歳からヴァイオリンを通じて音楽を学んできました。世界に目を向けるようになったのは小学5年生の時、先生の勧めで仙台国際音楽コンクールを見に行ったのがきっかけです。言語も文化も異なる様々な国からの出場者が音楽という共通言語のもとで個性豊かな演奏をしている姿に心を奪われました。それが私の中で世界と音楽が初めてつながった瞬間です。次第に海外で音楽を学ぶことに憧れるようになり、この留学を決断しました。

成果

1年をかけて憧れのメンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲に挑戦してきました。アカデミーでも、尊敬するシャルリエ先生に技術面からも音楽性の面からもアドバイスをいただき、私が思い描く音楽を表現できるようになった時の喜びは忘れられません。また門下の演奏会で弾いた時に、先生をはじめ多くの方に今までで1番良かったと言っていただき大きな自信となりました。緊張に負けず、自分の演奏ができたことも成果の1つです。

ついた力

実行力

アカデミーでは毎週、出演を希望する受講生のコンサートがありました。初めは周りのレベルの高さに圧倒されて出演を決めきれずにいたのですが、自信をもってステージに立てるようになりたいという思いから出演を決断し、本番で2週間の成果を発揮できた時は嬉しかったです。また、「今日は折り紙ワークショップを開こう」「今日は福島を発信しよう」という毎日の小さな目標をたて、達成できたことは大きな自信になりました。

今後の展望

高2の1年間、ヴァイオリン奏者として大きく成長できました。国際コンクールや一流奏者の演奏を聴きに行ったり、互いに切磋琢磨しながら音楽を学ぶ仲間ができたりと様々な要素が重なったことも要因の1つではありますが、留学をきっかけに変わりたいという意志が1番の原動力になりました。このように貴重な機会を頂けたことへの感謝の気持ちと音楽をすることの楽しさを忘れずに、夢に向かって邁進していきたいと思います。

留学スケジュール

2019年
7月?
2019年
7月

フランス(ニース)

南仏ニースで50年以上にわたり毎年開講されている伝統あるアカデミーに参加し、オリヴィエ・シャルリエ、ステファニー・マリー・ドゥガン各氏のマスタークラスを受講しました。シャルリエ先生からは主にどのように練習したら効率的にテクニックを身に付けられるか、ドゥガン先生からは曲の雰囲気にあった右手の使い方を教わりました。日本で師事している先生とは違った観点からアドバイスを頂き、多方面からの音楽づくりを学ぶことができたと思います。レッスンを聴講した際に、多くの人が音程やリズムの正確性よりもどんな風に演奏したいかを大切にしていることに気づき、曲のイメージや表現をより大切にするようになりました。これは2週間で最も大きな学びでした。
また世界各国の受講生と交流し、地元福島の魅力と東日本大震災について伝えられたこと、復興が進んでいることがまだ世界に知られていないのが分かったことは良い経験になったと思います。

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

-student concert-
ロビーでの折り鶴ワークショップ
ニースのビーチ
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

スペシャルエピソード

感謝してもしきれない、お世話になった・大好きな人

渡仏1か月前に開催された仙台国際音楽コンクールを見に行ったことで留学への期待が高まっていたのですが、出国直前に不安に押しつぶされそうになって空港で泣いてしまいました。そんなとき、電話で何度も大丈夫と言って励まし、いってらっしゃいと背中を押してくれた人の存在はとても大きかったし、SNSで応援のメッセージをくれた人もたくさんいて心強かったです。また、日本人の受講生の皆さんは音楽学校で専門的に音楽を学ばれている方ばかりで多くの学びを得たと同時に、私が日本人最年少だったこともありみなさん何かと気にかけてくださいました。ビーチや旧市街、ご飯に連れていってくださったり、各国の受講生とコミュニケーションを取る手助けをしてくださったりと親切にしていただき、本当に充実した時間を過ごすことができました。帰国後も連絡をとっていて、また会えるように、そしてその時に成長した姿を見てもらえるように頑張ろうと思わせてくれるみなさんは、わたしにとって憧れの存在で、感謝の気持ちでいっぱいです。

お世話になったみなさん

留学2か月前に入院し、家族から留学の断念を勧められた私が出した答え

  • 生活 : 病院

合格通知をいただいてから約2週間後、息苦しさと胸痛のため病院で診察を受けたところ、縦隔気腫と診断されて4日間入院しました。幸いなことに重い病気ではなくすぐに症状は治まったのですが、退院時に念のためしばらくは運動を控えたほうがいいことと再発の可能性があることを伝えられ、留学を断念することも視野に入れなければなりませんでした。せっかく掴み取ったチャンスを手放したくない気持ちが強かった一方で、再発を心配する家族が言う通り諦めるべきなのかと何度も悩んだのですが、退院後の診察で担当医に相談したところ「再発の可能性はなきにしもあらずだけど、怯えていては何もできないから挑戦してみてもいいと思う」という前向きな言葉をいただき、留学することを改めて決断しました。

留学前にやっておけばよかったこと

アカデミーでは週に5回ほどレッスンがあるため3~4曲を仕上げていかなければなりませんでした。マスタークラスの受講も、一度に3~4曲練習するのも初めてだったので丁寧にさらっていったのですが、楽語の意味などをせめて英語でわかるようにしておけばよかったと思いました。実際にレッスンでは通訳をお願いしていたため語学面で困ることはありませんでしたが、もう少し直接先生とコミュニケーションを取りたかったです。

留学を勧める・勧めない理由

もちろん留学には不安がつきまといますが、それを乗り越えることで見えてくる景色や得られるものがあるはずです。とはいえ、そこでどんな景色を見て何を得たかよりも、どのように乗り越えたかという過程のほうが大切だと思います。私自身、ニースで経験した楽しかったことや悔しかったことすべてが大切な宝物です。きっかけは些細なことでいいのかもしれません。少しでも興味があるのなら、行ってみたらいいのではないでしょうか。

これから留学へ行く人へのメッセージ

私がニースで過ごした2週間、それは音楽学校に通っていない私にとって濃密で音楽漬けの2週間でした。アカデミーに参加しなければ出会わなかった人がたくさんいました。知りえなかったことも数え切れないほどありました。美しい景色や街並み、世界トップレベルの演奏から感性を磨くこともできたと思います。現地で見たもの、経験したことすべてが新鮮でした。新しい世界に飛び込んでいく楽しさを味わってみませんか?