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ゆめ

出身・在学高校:
愛媛県立松山南高等学校
出身・在学校:
出身・在学学部学科:
在籍企業・組織:

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最終更新日:2020年03月06日 初回執筆日:2020年03月06日

世界で活躍する理系女になる!!

留学テーマ・分野:
短期留学(3か月以内、語学・ボランティアなど各種研修含む)・語学留学
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • コネチカット大学(サマースクール&物理化学の研究室体験)
  • アメリカ合衆国
  • コネチカット
留学期間:
6週間
総費用:
1,800,000円 ・ 奨学金あり
  • トビタテ!留学JAPAN「日本代表/新・日本代表プログラム」 740,000円

語学力:

言語 留学前 留学後
英語 生活に困らない程度の日常会話ができるレベル<英検2級、TOEFL Junior790> 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル<GTEC1118、TOEFL Junior810>

留学内容

 「世界で活躍する理系女になる!」というテーマで高校の先輩がアシスタントプロフェッサーとして勤務している大学へ約6週間留学しました。前半4週間は大学のサマースクールに参加して、4つの分野を詳しく学びました。後半2週間は先輩の物理化学の研究室を訪問し、体験をさせて頂きました。
 今回の留学の1番の目標は、世界最先端の技術を学び、大学で専攻したい科目を1つに絞ることでした。過去に海外で学んだ、「チャレンジ精神が重要」ということを生かし、積極的に行動するよう心掛けました。
 理系の技術が最先端であるアメリカで自分が興味のある分野を深く学ぶことができ、コネチカット大学に勤務している高校の卒業生に、どうしてアメリカの大学を選んだのか、日本の大学とアメリカの大学の違いは何か、アメリカの大学でしか学べないことは何かなど、たくさんお話を聞くことができました。今回の経験を通して、宇宙に関することを詳しく学び、世界で活躍する理系女になるという決心をすることができました。

留学の動機

私がアメリカに留学しようと思ったきっかけは、学校の海外研修などでアメリカの大学・研究室を訪問したときに、規模の大きさや実験器具に圧倒され、私もアメリカの大学で学びたいと思ったからです。専攻科目を1つに絞ることができなかったので、大学のサマースクールに参加して1つに絞ろうと思いました。また、同世代との交流を通して、文化・習慣の違いを学んだり、英語のコミュニケーション力を向上させたいと思いました。

成果

今回の経験から将来アメリカの大学に進学して宇宙に関することを学び、世界で活躍する理系女になるという決心をすることができました。
また、過去に海外で学んだ「チャレンジ精神が重要」ということを生かし積極的に話しかけることで、新しいことをたくさん学ぶことができました。

ついた力

行動力

空港で飛行機が欠航になってしまい、自分で何とかするしかないという状況になったり、友達との数人での会話でわからなかったときに聞き返すと優しく教えてくれ、さらに仲を深めることができたりしました。これらの経験から、誰かに話しかけてもらうのを待つのではなく、自分から話しかけ、わからないことがあれば聞き返すことが大切ということを学びました。

今後の展望

世界最先端の技術があるアメリカの大学に進学して宇宙に関することを詳しく学び、世界で活躍する人材になります。

留学スケジュール

2019年
7月~
2019年
8月

アメリカ合衆国(コネチカット)

アメリカのコネチカット大学でサマースクールに参加し、4分野を詳しく学びました。週ごとに科目・ルームメイト・クラスメイトが変わるというシステムで、同世代の人たちと寮に滞在しました。食事は大学内の施設でバイキング形式でした。選んだ科目の授業に加えて、ワークショップやアクティビティなどもありました。空いている時間は友達にアンバサダー活動として茶道や折り紙などを体験してもらったりしました。
 日本人は自分だけで周りはほとんど現地の人でした。最初は困ることもたくさんありました。しかし、自信を持って自分の意見を述べることでさらに仲が深まり、とてもいい経験になりました。

費用詳細

学費:納入総額

800,000 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

20,000 円

アンバサダー活動で茶道をしている様子
第1セッション全員の集合写真
大学内の景色
費用詳細

学費:納入総額

800,000 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

20,000 円

2019年
8月~
2019年
8月

アメリカ合衆国(コネチカット)

 コネチカット大学化学科の研究室で光化学の研究をさせて頂きました。約2週間で分子をつくるところから発光や吸収をすることまで一通りの実験をすることができました。作りたいものが本当に作れているのか確認するのにNMR(nuclear magnetic resonance)を用いました。学生さんにもご指導を頂きながら TLC(薄層クロマトグラフィー)やColumn chromatography(カラムクロマトグラフィー)をしました。新しい実験器具も使わせて頂きました。その器具はスパチュラよりもとても効率が良かったです。
 滞在方法はホテルでした。施設などが充実していて過ごしやすかったです。

費用詳細

学費:納入総額

350,000 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

30,000 円

実験の説明を聞いている様子
研究室の学生と
ホテルの部屋
費用詳細

学費:納入総額

350,000 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

30,000 円

スペシャルエピソード

感謝してもしきれない、お世話になった・大好きな人

私は今回の留学でたくさんの人にお世話になりました。特に約2週間研究室体験をさせて頂いた萬井アシスタントプロフェッサーにはとても感謝しています。彼のおかげで、私も世界で活躍する立派な理系女になると改めて決心しました。アメリカでの生活や大学のことなどたくさんの話を聞くことができ、感謝してもしきれません。

アシスタントプロフェッサーの先輩と
ご指導を頂いている様子

笑いあり、涙あり!留学中にあった、すごいエピソード

帰国時に大トラブルが発生しました。私はアメリカの国内乗り継ぎがありました。帰国日朝早く空港に送ってもらい、無事に飛行機に乗りました。しかし…飛行機はいつになっても離陸せず、遅延するという機内アナウンスが流れました。そのまま飛行機で1時間以上待ち、機内アナウンスが流れて、到着地の天気の回復がみられないので欠航になりました。お昼過ぎて天気が回復してきたらしく、1便だけ飛ぶことになりました。私はチケットを見せたけどその飛行機には乗せてもらうことができず、飛行機が出発した後に、「あなたの荷物はあの飛行機と一緒に行ってしまったよ」と言われ、私はどうしていいか分かりませんでした。その日は家に泊まらせて頂き、翌朝、空港で荷物を見つけることができるか、無事に帰国できるのかという不安を感じながら出発しました。シカゴの空港に着くと日本の航空会社の方に手配していただき、無事に帰国することができました。今思うとなかなかない経験だなと思います。

シカゴの空港
アメリカ国内線でもらったお菓子
飛行機が欠航になった日に食べたラーメン

チャレンジ精神・積極性を持つことの大切さ

  • 語学力 : 英語

今回の留学でチャレンジ精神・積極性を持つことの大切さを改めて深く感じました。最初、数人での会話や授業で聞き取れないことがありました。授業は段々と進んでいくのでこのままではいけないなと思い、私もクラスメイト達を見習って分からないことを質問しました。するとクラスメイト達も教えてくれました。日本語のキーボードではバックスラッシュが打てず困ったときも、教授がパソコンを使わせてくれてみんなと一緒に発表もできました。この経験を通して自分の意見をしっかりと述べるということの大切さを改めて感じました。

第1セッションデータサイエンスの授業
夜のアクティビティの様子
避難訓練後、ルームメイト達とミーティングをしている様子

留学前にやっておけばよかったこと

 私がやっておけばよかったと思うことは2つあります。
 1つ目は英語のリスニング力を鍛えておくことです。最初の1週間は特に、グループでの会話で聞き取れないことがたくさんありました。だから、もっと聞いておけばよかったと思いました。
 2つ目は専攻する予定であった科目の予習です。研究室体験で、高校ではまだ習っていない化学ばかりで、実験をする前に研究の内容を理解するのに時間がかかったからです。

留学を勧める・勧めない理由

私が留学を進める大きな理由は「世界が広がる」からです。他国の人たちとの交流を通して文化・習慣を学んだり、今までに見たことがないものを見たりすることがたくさんできるので、自分の知っている世界はほんのごく一部であるということを感じると思います。

これから留学へ行く人へのメッセージ

留学は楽しいことだけではありません。困難もたくさんあります。
勇気を持った行動が留学を成功へと導いてくれるので、どんなに大変なことがあっても勇気を持って頑張ってください。
You Can Do It !!