留学大図鑑 留学大図鑑

emi

出身・在学高校:
都立立川国際中等教育学校
出身・在学校:
早稲田大学
出身・在学学部学科:
文化構想学部文化構想学部
在籍企業・組織:


最終更新日:2019年11月19日 初回執筆日:2019年11月19日

北京大学で学ぶ国際関係学

留学テーマ・分野:
大学生:交換・認定留学(日本の大学に在籍しながら現地単位取得を伴う留学)
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • 北京大学国際関係学院
  • 中国
  • 北京
留学期間:
1年
総費用:
1,400,000円 ・ 奨学金あり
  • トビタテ!留学JAPAN「日本代表/新・日本代表プログラム」 1,350,000円

語学力:

言語 留学前 留学後
中国語 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル<HSK6級237> 専門的な研究や会議において、議論や調整ができるレベル<HSK6級258>

留学内容

北京大学の国际关系学院にダブルディグリープログラムで留学し、現地の学生とともに中国語で講義と期末試験を受け、同じ成績評価を受けることで北京大学の指定する条件を満たし、最終的に法学学士の学位を取得することを目指した。
学校生活の面では文化交流を通して相互理解を深めることを目標に様々な交流活動に参加した。日中学生交流サークルや国際文化祭に参加し、文化交流に携わった。後期は孤児院を訪問するボランティアや日中学生手話交流事業に参加し、南京に行って現地の聾唖学校の生徒と交流したり、虐殺記念館の訪問や、老人ホームの方々と交流した。
北京大学での授業終了後、国際交流基金におけるインターンシップを通して中国における文化交流の現状について学んだ。

留学の動機

私は自身のルーツでもある中国に以前から興味があり、実際に中国で生活し学ぶことで、もっと中国の社会、文化について知りたいと思っていた。また北京大学で中国の視点から国際政治について学ぶことができることは非常に魅力的であった。さらに私は将来は日本と将来をつなぐ仕事をしたいと考えているため留学を通して中国について理解を深めると同時に日中間の文化交流の現状を学びたいと思っていたから。

成果

二学期に渡る授業を通して北京大学における必要な単位を取得することができた。中国最高峰である北京大学の授業や優秀な学生との交流を通して中国の価値観や文化的背景について学ぶことができ、国際関係における中国の立場について理解が深まった。また様々な交流事業に参加することで日中文化交流に貢献できただけでなく、身を以て日中関係の変化を実感することができた。

ついた力

情報収集、行動、ポジティブシンキング力

課題やレポートを書いたりプレゼンをする際に中国語、英語、日本語の様々な資料や検索サイトを用いて考察していく機会がたくさんあり、様々な情報を集め、まとめる力がついた。またやりたいと思ったことはやるようにしたので前向きな気持ちで行動することができるようになったと思う。

今後の展望

就職活動をしていくにあたり、特に中国について理解のある中国人材として活躍したいと考えるとともに、留学で得た経験をもとに世界でも活躍できるような人材になれるよう、勉強を続けて行きたい。

留学スケジュール

2018年
8月~
2019年
6月

中国(北京大学)

北京大学の国际关系学院にダブルディグリープログラムで留学し、現地の学生とともに中国語で講義と期末試験を受け、同じ成績評価を受けることで北京大学の指定する条件を満たし、最終的に法学学士の学位を取得することを目指した。
学校生活の面では文化交流を通して相互理解を深めることを目標に様々な交流活動に参加した。日中学生交流サークルに参加し、互いの国の文化について話し合ったり、一緒に花見や中秋節を祝ったりした。また10月に北京大学で留学生によって開催される国際文化祭にて、日本ブースで着物の着付けなどを手伝った。後期は孤児院を訪問するボランティアや日中学生手話交流事業に参加し、南京に行って現地の聾唖学校の生徒と交流したり、虐殺記念館の訪問や、老人ホームの方々と交流した。

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

53,000 円

生活費:月額

55,000 円

中国政治概論の発表
凍ってスケートリンクになった北京大学の湖
お気に入りの桂林漓江
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

53,000 円

生活費:月額

55,000 円

1970年
1月~
1970年
1月

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

スペシャルエピソード

留学中にやってしまった、私の失敗談

友人と旅行で深センから香港に地下鉄に乗って入境した時に、中国の大陸で使われている決済アプリが香港では外国籍の人は使えないことを知らずに行ってしまったこと。一国二制度をとっている香港では通信も通過も大陸とは異なっており、香港の入り口で携帯もつながらず、お金も使えないという状況に陥ってしまった。幸いにして友人の一人がクレジットカードを持っており、香港市街まで行く交通費を賄うことができた。日本からは想像できないような中国特有の制度を身を以て体験することができ、面白かった。

深センから1時間程かけて見に行った香港のヴィクトリアハーバー

この国のことが、とても好きになった瞬間

選択して下さい

日本人というアイデンティティで現地の友人を作ろう!

  • 周囲の説得 : 恋人・友人

留学先では想像とは裏腹になかなか現地の学生と仲良くなることができなかった。そもそも普通に授業を受けているだけでは仲良くなるきっかけが少なく、また相手が日本に興味がなければ仲良くなることが難しいと思った。そのため私は日中学生交流サークルやランゲージパートナー制度などを利用して日本に興味のある中国人と積極的に交流することで留学から帰った後でも連絡を取り合える友達を作ることができた。また留学先で行われる様々な懇親会やサークル活動、ボランティア活動、文化祭など各種イベントに参加することで留学していなければ出会えなかったような人に出会うことができるので積極的に参加するべきである。

留学前にやっておけばよかったこと

留学先大学で学ぶ予定である学問分野について日本語の本を読むなど予習しておけばよかったと思う。私は日本の大学での専攻と留学先大学での専攻が全く関係がなかったため、現地で授業が始まった後だと忙しくて日本語でじっくり読む時間が取れず、理解するのに時間がかかった。

留学を勧める・勧めない理由

私は留学はするべきであると思う。留学を通して様々な人と出会い、世の中には様々な活動があり、様々な活動をしている人がいることを目の当たりにして自分の中の世界が広がった。また新しいことに挑戦することへの躊躇がなくなり、やりたいと思ったことを行動に移す力がついた。留学を通してでしか出会うことのできないコミュニティや仲間達と出会えたことも留学の価値であると思う。

これから留学へ行く人へのメッセージ

留学は毎日が新しいことの連続で充実していながらもあっという間に過ぎて行きます。特に長期留学の場合、後半は生活にもなれ色々なことに挑戦する余裕が出てくると思います。この時自分から貪欲に前倒しで情報収集をしに行くことで限られた留学期間を無駄にすることなくたくさんの特別な経験をすることができると思うので、ぜひ恐れずに様々なことに挑戦して見てください!!