留学大図鑑 留学大図鑑

あやさん

出身・在学高校:
京都教育大学附属高等学校
出身・在学校:
滋賀医科大学
出身・在学学部学科:
医学部医学科
在籍企業・組織:


最終更新日:2019年08月27日 初回執筆日:2019年08月27日

癌治療分野の橋渡し研究について米国で学ぶ

留学テーマ・分野:
専門留学(スポーツ、芸術、調理、技術等)
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • ミネソタ大学 外科 基礎トランスレーショナル研究室
  • アメリカ合衆国
  • ミネアポリス
留学期間:
6週間
総費用:
700,000円 ・ 奨学金あり
  • トビタテ!留学JAPAN「日本代表/新・日本代表プログラム」 410,000円

語学力:

言語 留学前 留学後
英語 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル

留学内容

膵癌治療分野における、臨床応用を目指したウイルスベクター治療研究について勉強しに米国ミネソタ大学基礎トランスレーショナル研究室という所に留学しました。私は臨床医が医学研究をする意義を感じており、その医学研究の目標の最たるは日常の診療から得る問題点を研究につなげ、さらに医学研究を実際に治療に結び付けることだと考えています。実際に治療法に応用する部分トランスレーショナル研究まだまだ日本で進んでいないため今回の留学は米国の状況を勉強しに行くためのものでした。現地では実際にウイルスベクターに関する実験研究活動に携わらせて頂き、臨床応用を見据えた研究マインドや方法論を肌で感じることができました。

留学の動機

私は医学生ですが将来臨床も経験した上で治療につながる研究ができたらいいと思い、基礎研究の臨床応用が日本よりも進んでいると言われる米国で研究留学がしたいと考えておりました。自大学に今回の留学先の教授が講演に来られ、臨床応用を見据えた研究の取り組みについてお話下さり非常に感銘を受け、その先生の下で勉強させていただくことにしました。

成果

留学先では膵癌細胞のプロジェクトの一端に携わらせて頂き、その方法論や考え方を学んできました。ミーティングやセミナーなどの参加によって知識・語学ともに学習することができました。また、本留学では基礎研究だけでなく臨床の場を医師の後について米国の医療を見学することもでき非常に貴重な経験でした。

ついた力

自分で切り開く力

自分でチャンスをつかむ力。留学中は日本の大学での勉強と違って自由度が高いため、自分でお願いしたりアポイントを取ったりして活動の幅を広げる必要がありました。

今後の展望

今後は医師になり、臨床に携わって患者さんと関わりながらも研究・教育を続け、クリエイティブかつ情熱的に社会に貢献出来たらいいなと思います。

留学スケジュール

2019年
4月~
2019年
6月

アメリカ合衆国(ミネアポリス)

ミネソタ大学基礎トランスレーショナル研究室において、ウイルスベクターを用いた癌治療研究に従事した。研究室にデスクをもらって拠点としながら、培養細胞、実験動物(マウス)、ウイルスなどを用いて分子生物学的手法に基づいて実験研究を行った。ラボの先生や研究職の方々と実験したり、自分で任されたことを行って後で結果を共有したりという自由度の高い研究生活だった。研究室内のカンファレンスで情報交換を行ったり、毎週行われる大学内のセミナーや招待講演などに参加して自身の研究内容にこだわらず様々に知見を広める機会を持った。学生アパートでルームシェアしながら基本的には自炊で、たまに友人と外食に行くなどして生活していた。

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

70,000 円

生活費:月額

40,000 円

ミシシッピをまたいでミネソタ大学があります。
アメリカはお肉が安くておいしかったです。
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

70,000 円

生活費:月額

40,000 円

1970年
1月~
1970年
1月

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

1970年
1月~
1970年
1月

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

スペシャルエピソード

ココでしか得られなかった、貴重な学び

留学先でルームメートと生活習慣の違いが原因で言い合いになったことがあります。アメリカの人は自分をしっかり持っていて意見を言えるのはすごく尊重すべき&見習うべきポイントだと思いました。けんかした時はへこみましたが、今まで必要性に駆られて英語で主張したり説得した利した経験はなかったので後で思い返すと貴重な体験だったと思います。

喧嘩した後に部屋から見た月がとてもきれいで印象的でした。

選択して下さい

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住まい探しからルームメートとの関係性などあれこれ

  • 住まい探し : シェアハウス

今回の留学で地味に一番大変だったのが住まい探しでした。短期であるということもあり、ちょうどいい期間貸してくれるアパートはあまりなく、かといってホテル滞在は高すぎるということでなかなか見つけられませんでしたが、結局facebookのグループでシェアルームのアパート契約の引継ぎをさせてくれる学生さんを見つけることができました。ルームメートとは基本仲良くやっていましたが、生活習慣の違いから揉めることもあって、慣れない英語で交渉するのは骨が折れましたがとてもいい経験となりました。

留学前にやっておけばよかったこと

必要な予防接種の確認をすること。向こうから事前に要求されなくてもこちらから必ず確認し国内で準備することをおすすめします。あちらで受けると高額に請求されることもあります。

留学を勧める・勧めない理由

新しい環境に身を置くことで心機一転できるという側面や来てしまったら多少難しいことでもやるしかないと吹っ切れて力を発揮できる側面など、留学は自分のポテンシャルを引き出してくれる機会だと思うので留学することはお勧めします。

これから留学へ行く人へのメッセージ

留学は人生初めてのことを多く経験しますし、全てが初めからうまくいくということはまずないので、とにかく負けずにそして焦らず、うんうん押してみてください!そして、困ったら一人で悩まずに周囲やトビタテの先輩を頼ってみてください!自身で計画して目標をもって旅立つことできっと将来につながる貴重な経験ができると思います。