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Comet

出身・在学高校:
群馬工業高等専門学校
出身・在学校:
長岡技術科学大学 大学院
出身・在学学部学科:
工学研究科 博士後期課程 情報・制御工学専攻
在籍企業・組織:
大学教員

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最終更新日:2024年03月01日 初回執筆日:2024年03月01日

サンタバーバラで学術研究とインターン

留学テーマ・分野:
大学院生:交換・研究留学(日本の大学院に在籍しながら現地大学院内で学ぶ留学)
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • University of California, Santa Barbara, Electrical and Computer Engineering および Inovati
  • アメリカ合衆国
  • サンタバーバラ
留学期間:
6か月
総費用:
1,199,960円 ・ 奨学金あり
  • トビタテ!留学JAPAN「日本代表/新・日本代表プログラム」 1,210,000円

語学力:

言語 留学前 留学後
英語 挨拶など基本的な会話ができるレベル<TOEIC 580 点> 生活に困らない程度の日常会話ができるレベル

留学内容

アメリカ合衆国の University of California, Santa Barbara での研究に加えて、Inovati 社にてインターンシップをしていました。大学では,ドローンの位置推定のために提案された手法を、電力系統の状態推定へ応用し、シミュレーション検証を主に実施していました。企業では、表面加工システム用の計算機の設定とソフトウェア開発を主に取り組みました。加工に必要となる機器との通信、各種データを取得、リアルタイムでのデータ表示とデータベース保存などの機能を備えたソフトを開発していました。また社長からの「表面加工システムの数学的モデリングをおこないたい」との希望から、大学との共同研究を開始するために橋渡し役として活動しました。

留学の動機

学部在籍時に国内メーカーで長期インターンシップを経験し、学術研究と産業研究の間にギャップを感じたことと、理論および実用の両面を見ることが可能なエンジニアが少ないことを実感しました。海外での場合、特に制御工学の本場であるアメリカ合衆国では、学術と産業の間にギャップがあるのかどうか、どのようなギャップがあるのかを体感し、理論・実用の両刀で国際的に活躍できる技術者への成長を目指すため留学しました。

成果

大学の研究では、電力系統の状態を推定するための定式化をおこない、問題の特徴から一般的な分散計算では推定が終了しないことが判明したため、その対策をおこないました。会社のインターンシップでは、表面加工システムに使用するソフトウェアの基盤を構築しました。また顧客からの要望であるデータログ比較機能の実装もおこないました。実際の製品に実装されているとのことです。

ついた力

行動力

日常生活を含め、今までやったことのない事柄に取り組める機会を得られました。
具体的には、大学では英語でのディスカッションやプレゼン、企業では自身の専門分野でないソフトウェア開発や、視察に来た顧客への開発段階のソフトウェアの機能説明、日常生活では元オリンピック選手との長距離サイクリングなどに取り組みました。
とりあえず、食わず嫌いせず”取り組む気持ち”を持てるようになりました。

今後の展望

短期目標:留学経験の紹介をおこなうこと、研究の課題を解決すること
中期目標:就職し、留学の経験がどのように活きたか紹介すること
(海外で仕事をすることに興味が沸いている)
長期目標:トビタテ生に限らず社会への貢献

留学スケジュール

2018年
7月~
2018年
9月

アメリカ合衆国(サンタバーバラ)

University of California, Santa Barbara にて、ドローンなどの位置推定のために提案された手法を、電力系統の状態推定へ応用し、シミュレーションによる検証をおこないまひた。シミュレーションの結果から、一般的な分散計算では推定値(計算結果)が収束しないことがわかりました。現在は、計算結果が収束しない数学的な理由の解明に取り組んでいます。

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

130,000 円

生活費:月額

50,000 円

Hespanha 教授とディスカッション後に撮影
状態推定問題に共に取り組んだラボメイト
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

130,000 円

生活費:月額

50,000 円

2018年
10月~
2018年
12月

アメリカ合衆国(サンタバーバラ)

Inovati 社にて表面加工システム用のソフトウェア開発をおこないました。初めて触れるプログラミングツールを駆使して、センサー類との通信、データ保存、複数データログの比較機能をもたせたソフトウェアを作成しました、また,次世代機で使用するパソコン(特別仕様)のセットアップもおこないました。基盤技術としては十分の成果を残せたようで、このテスト版をもとに製品版のための改良を施し、実装したそうです。

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

130,000 円

生活費:月額

50,000 円

項目:渡航費

130,000 円

Inovati 社員との集合写真
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

130,000 円

生活費:月額

50,000 円

項目:渡航費

130,000 円

スペシャルエピソード

感謝してもしきれない、お世話になった・大好きな人

Inovati 社の社長 Howard Gabel 氏との出会い。英語が流暢でなくても、受け入れてくれた、というよりも「英語が話せるかどうかは無関係。Google翻訳もあるからとにかくインターンをしにこい!」とオファーをくれたのはこの人。そのスタンスは滞在中も変わらず、拙い英語であるもののこちらの意見をしっかりと聞いて、反論・同意・提案をしてくれる。また某大手航空機メーカーの視察(資金をもらうための重要なもの)があった際、製作中のソフトウェアを披露する機会も与えてくれた。昼食を共にすることが多く、社長自身の経験や考え方をたくさん話してくれた。特に、日本に数年住んでいた時の経験も話してくださり、「アメリカ人から見たリアルな日本」について知ることができた。就職についても難航中。

Howard Gabel 社長とのツーショット

意思はしっかり,動きはゆっくり

  • 語学力 : 英語

留学でもっとも苦労することは、英語によるコミュニーケーションだと思います。僕の場合,到着当初は耳が慣れておらず、簡単な単語ですら聞き取れなかったため、「何を話しているかわからない... 生きていけるのだろうか...」という状態でした。しかし、いざ生活が始まると英語の流暢さは関係なく、コミュニケーションを取ろうとする姿勢の方が大事だと感じました。お昼は研究室のメンバーで食べることが多く、その誘いにまず乗ること。とりあえず、話して聞くこと。わからない単語は調べること。些細なことから始めました。気づいたときには、それなりに話せると感じるようになり、ラボメイトからも改善してきてると言ってもらえるようになっていました。無理をすることなく、できることから少しずつやっていけば、きっといつの間にか乗り越えています。

これから留学へ行く人へのメッセージ

チャンスがあれば、葛藤しながらも留学してください。
スキルはあとから付いてきます。
しかしチャンスはその時だけしかやってこないです。