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バール

出身・在学高校:
リンデンホールスクール中高学部
出身・在学校:
九州大学
出身・在学学部学科:
21世紀プログラム
在籍企業・組織:


最終更新日:2019年02月04日 初回執筆日:2019年02月04日

シアトルの地で国際バカロレアを学ぶ

留学テーマ・分野:
大学生:交換・認定留学(日本の大学に在籍しながら現地単位取得を伴う留学)
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • ワシントン大学
  • アメリカ合衆国
留学期間:
1年
総費用:
2,300,000円 ・ 奨学金あり
  • トビタテ!留学JAPAN「日本代表/新・日本代表プログラム」 2,170,000円

語学力:

言語 留学前 留学後
英語 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル<TOEIC 905点> 専門的な研究や会議において、議論や調整ができるレベル<受験していない>

留学内容

言語学や第二言語習得研究で世界をリードする大学の1つであるワシントン大学で実践的な授業を取得することで専門的な知識とスキルを身に着ける。また海外の大学院進学に向けてアカデミックなスキルを身に着けるという準備の意味を込めた留学だった。実践活動としてはシアトルのインターナショナルスクールで国際バカロレアの授業にティーチングアシスタントとして加わり、国際バカロレアの理念や形式についての理解を深めることを目指した。ワシントン大学で学んだ教授法と国際バカロレア認定校での経験は完全に切り離して当初は考えていたが、徐々にその中間点を見つけることが出来たことは大きな収穫だった。またワシントン大学ではAnnual Dean's Listを取得し、海外の大学院進学の夢が近づいたと感じ、自分にも自信を持てるようになった。

留学の動機

海外の大学院に進学したいという思いがあり、学部生のうちに1度留学を経験して大学院への留学に備えたいという思いから留学を決めた。また将来的には研究者になりたいと考えていたので、大学で最先端の第二言語習得論の研究、実践活動として将来的に社会連携活動として行おうと考えていた国際バカロレア推進活動のヒントになるような活動を組み込んだ。

成果

ワシントン大学ではAnnual Dean's Listを取得することが出来たのは自分の大きな自信に繋がったと感じる。大学では実践的な授業を受けることでアカデミックなスキルが身につき、さらに今後の研究の方向性も決まった。実践活動では生徒として見ていた国際バカロレアとは違う視点で見ることができ、今後の国際バカロレアに関する活動のヒントになったと感じる。

ついた力

行動、創造力

新しい環境で一定期間過ごすということは新しい発見も多く刺激的な体験が出来るのと同時に自分からさまざまなことに挑戦したり行動したりしないともったいとない気がした。最初は何もかも新鮮で自然と行動力はついていくと感じる。また日本にないものや逆に日本にあって現地にないものなどがたくさん見つけられ、新たなアイデアは生まれやすい環境だと思う。

今後の展望

留学の動機でも述べたがそもそもは海外の大学院の準備という意味合いもあった留学だったため、ひとまずは大学院進学を目指したいと考えている。今回の留学で得られた自信とコネクションを力に変えていきたいと思う。また将来的には第二言語習得研究の分野の研究者となりたいと考えており、社会連携活動として国際バカロレアの活動も継続したい。

留学スケジュール

2017年
9月~
2018年
8月

アメリカ合衆国(シアトル)

ワシントン大学では1年間言語学と第二言語習得研究の授業を中心に、文学、コミュニケーション、教育などさまざまな分野の授業を履修した。特にお世話になった先生が研究を行っていた教授法を知り、日本にはまだ無い教授法だったためこの指導法を今後の研究の方向性することを決めた。ワシントン大学では成績優秀者に贈られるAnnual Dean's Listを取得することが出来たのは自分の大きな自信に繋がったと感じる。またお世話になった先生から「アメリカの大学院を目指すことがあったら私に連絡しなさい」と言われ、コネクションが出来たことも海外の大学院進学を目指すうえで大きな収穫だと感じた。実践活動として半年間シアトルにあるインターナショナルスクールで国際バカロレアのティーチングアシスタントとして勤務し、国際バカロレアの理念や教育手法について知識を深めた。

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

ワシントン大学の景色
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

スペシャルエピソード

笑いあり、涙あり!留学中にあった、すごいエピソード

自分自身『BECK』という漫画のファンで、主人公の所属するバンドがアメリカ50州をまわるライブでシアトルを訪れていたことを思い出し、聖地巡礼を行うことを決めた。ギタリストのジミ・ヘンドリックスの銅像や墓、カート・コバーンの生家など漫画のなかに登場した場所を数日間かけてまわった。車が無いとなかなかまわれないような場所だったので一緒の授業を履修していた友人に連れて行ってもらったのだが、その友人が「この近くに面白い場所があるから行ってみる?」と言われたのでついていった。そこはビーチで、良い景色を見たかったんだな~と思ったとき、裸のおじさんが奥から現れた。「やっぱりどこの国にも変な人はいるもんだな~」と思って案内されるがままについていくとそこはヌーディストビーチで自分たち以外は全員裸だった。架空のものじゃなくて本当にあったんだ、と改めて感じた。

Jimi Hendrix Memorial

学生寮vsホームステイ 実際どっちが良い?

  • 住まい探し : ホームステイ

留学を考えている人のなかには学生寮とホームステイどちらにしようか迷っている人もいると思います。自分自身、9か月間学生寮で過ごし、残りの3か月間ホームステイを経験しましたが、どちらにもメリット・デメリットがあるとは思います。ただどっちが良いか質問をされたらときに言う自分なりの解答があります。それは最初は学生寮でその後「知り合いに」ホームステイ先を紹介してもらう、というものです。最初はどうしても新しい環境に慣れることが重要なので大学から距離が近く友人も出来やすい学生寮を選ぶことをお勧めします。ただ学生寮(特に自分の場合はアメリカだったので,,,)は寮費がとても高いので、大学や実践活動先で出会った人にホストファミリーを紹介してもらうことで、友人サービスでとても安く部屋を貸してもらったり、またホストファミリーもすごく良い方という保証があったり、良いことずくめでした!どっちが一つに絞らず、まずは学生寮、そして知り合いにホストファミリーを紹介してもらうことを強くお勧めしします。

これから留学へ行く人へのメッセージ

留学期間は決まっています。そしてその期間に恥をかいても日本・地元という帰る場所があります。だから新しい環境、限られた時間で恥をかいてもいいっていうくらいアクティブに活動して留学先に爪痕残してきてください!