留学大図鑑 留学大図鑑

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出身・在学高校:
球陽高等学校
出身・在学校:
琉球大学
出身・在学学部学科:
観光産業科学部
在籍企業・組織:


最終更新日:2020年06月10日 初回執筆日:2020年06月10日

マーケティングで観光産業を元気にする!

留学テーマ・分野:
大学生:交換・認定留学(日本の大学に在籍しながら現地単位取得を伴う留学)
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • ネバダ大学リノ校
  • アメリカ合衆国
  • リノ
留学期間:
9か月
総費用:
- 円 ・ 奨学金あり
  • トビタテ!留学JAPAN「日本代表/新・日本代表プログラム」 1,440,000円

語学力:

言語 留学前 留学後
英語 挨拶など基本的な会話ができるレベル 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル

留学内容

「アメリカの大学での交換留学」
ネバダ大学リノ校でマーケティングを中心に、経済学やカジノマネジメントについても学ぶ。交換留学を行い、現地の学生とともに、学部3年~4年の講義を英語で受講しました。前期は語学力が足りず、交換留学生用の英語の授業を受けていたため、正規のマーケティングの基礎授業1つのみ、元々取りたかった授業も取れず、希望のインターンシップ先に行けなかったなど、留学はかなり計画通りにはいきませんでした。
インターンシップは現地のNPO団体に近いところで、Google Adwordsを使ったマーケティング業務内容で採用させていただきましたが、事情が変わりイベントのフライヤー配りや、寄付金支援者候補のメーリングリスト等、マーケティングとはあまり関係の無い内容になってしまいこちらも計画通りとはいきませんでした。ですが、ミーティングやイベントに参加をしてお手伝いでき、友人もできたのでとても良い経験をさせて頂けたと思っています。

留学の動機

沖縄は「観光」が主な産業にも関わらずそれを担う人々の雇用環境は低賃金・重労働、失業率とも全国ワーストなど劣悪な環境が現状にあります。そこで沖縄を元気にするためにはマーケティング学んで、利益を上げ、経済的に自立していくことが必要だと考えました。そしてこれからグローバル化が進む沖縄・日本の観光産業に貢献できる人材になるためには留学が必要だと感じ、アメリカへの交換留学を決意しました。

成果

1つ目に語学力の向上です。正直自身が求めていたレベルには至りませんでしたが、日常であまり困らず、授業をほぼ理解し先生とコミュニケーションが取れるようになった。2つ目に自身を客観的に見つめることで、常に弱さと向き合い成長するために色んな事に挑戦をした。3つ目に様々な人種・国籍の人々と出会い国際的な価値観やネットワークを広げることが出来た。

ついた力

あきらめない、なんとかする、行動力

インターンシップ受け入れを見つけるため、インターンシップ講義をしている全教授にメール、学校のキャリア担当の方にアポを取り何か紹介してもらえないか交渉、キャリアセンターに通い受け入れ先探し、レジュメ添削等、以前の自分からじゃ考えられないほど慣れない英語で必死に駈けずりまわり、無事に見つけたことは結果的に3つの力を強めたきっかけになりました。

今後の展望

今後は観光分野のあり、グローバル化を本格的に進めている企業から内定を頂くことが出来たので、将来的に沖縄と日本の観光産業に貢献できるよう成長していく。

留学スケジュール

2017年
8月~
2018年
5月

アメリカ合衆国(リノ)

前期は3つの語学講義、正規のマーケティング基礎講義を1つ受講。
後期は行動マーケティング、カジノマネジメント、基礎経済学、インターンシップ(地元団体)、エアロビクスの5つの講義を受講。
9月には所属していた日本クラブで大規模な日本イベントを開催し、浴衣ブースを担当。
その他にも、マーケティングクラブに参加、大学のプログラムに応募しStarbucks工場・役員の仕事を見学、日本語クラスのアシスタントなど。インターンシップをした地域団体「On Common Ground」ではイベントのミーティング参加、ボランティア活動、イベントに向けた広報活動、イベント支援者候補の メーリングリスト作成など3カ月ほど行っていた。

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

Japanese Festivalの様子
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

スペシャルエピソード

留学前後での、自分の変化

留学をする前は、早く沖縄を出て自立したいなーとぼんやり思っていた。しかし、留学を通して海外の観光・サービス、教育の質の高さの面など日本とは違う良さ・悪さといった新しい発見もあったが、それ以上に沖縄・日本の良さ、家族の大切さを感じ、早く一人前になって沖縄に貢献したい思いがさらに強くなった。留学が自身を客観的に見つめることや、これからどうしていって、何をしたいのかを考えるきっかけになり、人生で大事にしたいもの、軸、具体的な将来設計などがおのずと決まっていった。

バルーンフェスティバルの様子

海外での就職活動

  • 帰国後の進路 : 就職(企業)

大学4年次での交換留学、帰国は5月末頃になり就職活動にかなり遅れをとることになるため留学中に就職活動を進めていこうと考えました。その際に、海外にいながら面接をして内定も頂けるチャンスのあるボストンキャリアフォーラムに参加を決意。同じ大学の日本人交換留学生も参加するメンバーがかなりいたので、授業の休み時間などにレジュメ添削やWebテスト、面接の対策、情報交換など一緒に対策を行っていきました。フォーラムの時期が大学のテスト期間と重なっていたので、準備はとても大変だったのですが、帰国前に様々な企業を見学し、面接も受けれて、帰国後に特別フローもあるなど参加をしてかなり良かったです。私は運よく自分が将来的にやりたいことを叶えるため成長ができると思える企業に出会い、内定も頂くことが出来たので、就活に不安のある方は参加されることをお勧めします。

留学前にやっておけばよかったこと

語学です。私は語学に対してそこまでできなくはないと思っていたのですが、いざ現地に来てみたらネイティブのスピードは本当に早く、日常会話だけでなく授業の中で専門用語がたくさん出てきてついていけない等、最初は意思疎通が出来ずかなり落ち込みました。留学前にネイティブのスピードに慣れ、スピーキングを上げること、専門用語の英語は覚えておくともっと留学生活を楽しめたのになと後悔です。

留学を勧める・勧めない理由

行くことを強く勧めます。行かなければよかったという人は聞いたことがありませんし、留学を通すことでたくさん日本ではできない経験ができるので、これは一生に一度しかない特別な機会だと思います。

これから留学へ行く人へのメッセージ

留学前は知らない土地に行く人がほとんどで、楽しみな部分もある一方、ちゃんとできるだろうか、大丈夫だろうか…など不安に思われるかもしれません。ですが、自身のやりたいことをできる留学ですので、本当に悔いのない留学を叶えられるよう、事前準備をしっかりとし、トビタって欲しいと思います。何か留学中に落ち込むことがあれば、全世界にトビタテの仲間でいるので、安全と体調面には気を付けて楽しんでください。